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『ソウルメイト』

いつの時代も
僕らは出会っている
繰り返す'Hello!'
永久に続く'I miss you…'

浜田省吾『ソウルメイト』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は2020年に発売された浜田省吾34枚目のアルバム『In the Fairlife』より、『ソウルメイト』について。


僕は海の中
孤独な姿で
月夜に溺れる
魚だった

君は空を飛ぶ
紅の羽衣
星に涙する
鳥だった

いつの時代も
僕らは出会っている
繰り返す'Hello!'
永久に続く'I miss you…'

やっと出会えたネ
人と人として
甘い雨の中
手をつなぐ

僕らはうたかた
かりそめの手足
刹那に煌き
風に舞う

こころに灯る
たましいの色めざし
僕らは踊る
この暗闇の中

いつの時代も
僕らは出会っている
繰り返す'Hello!'
永久に続く'I miss you…'

もしも僕が この世界から消えても
そばにいるよ

僕らのたましい
寄り添って愛し合って 重なる

はるかな未来
また出会えるように
あの丘の上
目印を作ろうよ

いつか必ず
迎えに来るからね
UFOに乗って
君に手を振るかも…

いつの時代も
僕らは出会っている
繰り返す'Hello!'
永久に続く'I miss you…'

浜田省吾『ソウルメイト』

アルバム『In the Fairlife』最後に収録されている曲です。
初出は2007年にFairlife2枚目のアルバム『パンと羊とラブレター』です。
このアルバムでも最後の曲でした。

Fairlifeは浜田省吾(作曲)・春嵐(作詞)・水谷公生(編曲/サウンドプロデュース)によるユニットで、Fairlife名義で3枚のアルバムが出ています。
『In the Fairlife』は以前紹介した『みちくさ』を含めた、Fairlife名義で発表された3作のアルバムから、浜田自身がボーカルを担当している楽曲を集め2020年バージョンでリミックスした作品集です。

不思議なメロディと歌詞が特徴的なこの曲ですが、初めて聴いた時は「よくわからない」と感じました。
歌詞の世界観が不思議すぎて理解できなかったのです。

それでも聴き込む内にその魅力が分かり始めて、今では大好きな曲の1つとなりました。
『ソウルメイト』は魂で繋がる者同士の「再会の約束の歌」でした。
すごく素敵な歌です。

『パンと羊とラブレター』版はイントロからシタールの民族音楽的なメロディが印象的です。
ベースの音も響いてかなり素敵です。
一方『In the Fairlife』版ではイントロはシンセサイザーに変わり、より荘厳さが際立つアレンジとなっています。
オリジナルと同様に淡々と曲が進み、段々と盛り上がった後、最後の最後に原曲と同じシタールのメロディが流れます。
アレンジ版のアウトロと原曲のイントロが同じメロディなため、『In the Fairlife』版を聴くとそのまま『パンと羊とラブレター』版を聴きたくなる不思議な感覚に囚われますね。



以上、原曲とアレンジ版をひたすらループして聴きたくなる『ソウルメイト』の紹介でした。
不思議な世界観の不思議な曲です。

それでは、また。

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