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『木霊』

この体 この心 サヨナラを告げて
ここに 座ろう

浜田省吾『木霊』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は2020年に発売された浜田省吾34枚目のアルバム『In the Fairlife』より、『木霊』について。



木霊

あなたに 触れて いたいと 願い
一度も 触れられず 悲しく 泣いた

もしもまた この星に
降り立てるのなら
人間として生きるのは
辛すぎるから
この体 この心 サヨナラを告げて
空に なろう

あなたを 守る 梢に なろう

永遠に いつまでも
いつだって そばに
いられるなら
言葉さえ手放してもいい
この体 この心 サヨナラを告げて
ここに 座ろう

あなたの 好きな 梢に なろう
あなたに 触れられて いたいと夢見る

浜田省吾『木霊』

『木霊』はアルバム『In the Fairlife』の6曲目。
切ない歌詞が素敵な1曲となっています。
このFairlifeは浜田省吾(作曲)・春嵐(作詞)・水谷公生(編曲/サウンドプロデュース)による音楽制作ユニットで、Fairlife名義でこれまでに3枚のアルバムが出ています。
『In the Fairlife』は、そんなFairlife名義で発表された楽曲を再編集したミニアルバムとなっています。

原曲が収録されているのは2004年に発売された、Fairlifeの1枚目のアルバム『Have a nice life』です。
このアルバムには全12曲が収録されていますが、アルバム最後の曲として入っています。

『Have a nice life』の原曲でもピアノが印象的でしたが、『In the Fairlife』の方がよりアコースティックなアレンジとなっています。
元々素敵な曲でしたが、後者の方がより優しくて切なくて、より胸に染みるような演奏となっています。
個人的にはやっぱり『In the Fairlife』のアレンジの方が好きですね。

改めて歌詞を見ると、切ない別れの歌であることを感じます。
Fairlifeの曲全てに言えるのですが、作詞が浜田省吾ではないため普段の浜田省吾の楽曲とは違う印象を強く受けます。
浜田省吾の曲ではない感覚です。
それでも素敵に歌い上げる浜田省吾はやっぱり素晴らしいですね。
この『木霊』も浜田省吾にない世界観の曲ですが、これはこれでまたいいですね。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『木霊』の紹介でした。
非常に切ない曲で、アルバム『In the Fairlife』の中でも結構好きな曲となっています。
歌の世界観を色々と想像して涙ぐみそうになりますね。

それでは、また。

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