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Apple Watchの「リングの一時停止」を行なって感じたこと

改めて感じたスマートウォッチの必要性とは?

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

一昨日の8月7日、この夏で最大の予定が終わりました。

2019年、2023年に続いて3回目となるバレエの発表会への出演でした。
かつて妹が通っていたスタジオの発表会で、踊らずに芝居をするだけの役での出演でしたが、3時間近くある舞台のほとんどの時間出ていました。
と言っても舞台の端の方で座っているだけではありましたが、それでもたくさんの観客がいる中ずっと座っているのも非常に辛いものではありましたね。
それでも観客席の最前列よりももっと間近な舞台の上で、ダンサーたちの凄すぎる踊りを観れたのは素晴らしい経験でした。
舞台の終盤になって前回、前々回と一緒に出演した共演者の「こんなにも間近で舞台を観れるのだから、楽しまなきゃいけないよ」という言葉を思い出してからは少し疲れも吹き飛びましたね。
演目は『眠れる森の美女』で、主人公のオーロラ姫の父親である王様を演じたのですが、舞台の終盤の結婚式のシーンでは役に入りすぎて思わず泣きそうになってしまいました。
娘が結婚する時の父の気持ちを疑似体験できたのは、僕の短い人生経験の中ではかなり大きなものとなりましたね。

さて、そんな舞台の日にはタイトルにあるように、この秋搭載される予定のApple Watchの新機能を試してみました。
使い道がないと思っていた機能でしたが、舞台中は長時間Apple Watchを外さなくてはならないためぴったりのものでした。
結果的には、4年半も続けてきた連続記録を途切れさせずに済ませることができました。

助かりましたね

ということで、今回はそんなwatchOS 11の新機能「リングの一時停止」について。
実際に使ってみて感じたことをまとめてみようと思います。



「リングの一時停止」とは?

6月10日のWWDC 2024にて発表された、この秋リリース予定のwatchOS 11の新機能です。

Apple Watchの目玉機能であるアクティビティリングですが、毎日達成し続けていると特別なバッジが貰えました。
これが日々の運動のモチベーションに繋がるのですが、僕自身Apple Watchを4年半使ってきて形骸化してきていました。
一応途切れさせずにアクティビティリングは閉じてきましたが、運動は全然しなくなってしまいましたし、引きこもった休日の全然進まないリングを閉じるため、ズルをする日も多々あります。
そんなモチベーションの低い日の手助けとなるのが「リングの一時停止」です。

発表された当時は必要ないとは感じていました

7月半ばにはこの秋リリース予定のOSのパブリックベータが配信されました。
新しい物好きな僕は一応バックアップを取ってから、iPhone 15 Pro、Apple Watch Ultra、iPad mini 6、M4 iPad Pro、M3 MacBook Air、HomePod miniと一通りアップデートしてみました。
ちょっとした不具合こそあるものの、今の所文鎮化したりすることなく使えているのは一安心ですね。
Apple Watchに関しては今年も使用感が変わるアップデートだったため、気づいたことをまとめました。

この新しい機能である「リングの一時停止」ですが、何度か触れているように必要ない機能と感じていました。
今まで通り過ごしていれば一時停止する必要ないですからね。
ですが、タイミングのいいところで舞台への出演がありました。
昨年の出演の際は、ゴールを引き下げることでApple Watchを外していても大丈夫なようにしました。
ですが、今回はパブリックベータの新機能を使えます。
早速起きた時に「リングの一時停止」を行ったところ、確かにこの日は1日アクティビティリングは止まっていました。
日付が変わった8月8日からちゃんと動き始めましたし、この日には「ムーブゴール連続達成記録」のバッジも途切れずに獲得できました。
週ごとの概要では完全に途切れていますし、「完璧な1週間」のバッジを獲得できるかは怪しいのですが、なるほど便利な機能であると感じましたね。

今回は舞台に出るためApple Watchを外すからリングを止めましたが、今後は病気で倒れた時とかに活用できそうです。
年に1回あるかないかくらいですが、病気で伏せているのにスタンドを催促されるのはたまったものではないですからね。
せっかくの機能なので、今後は賢く利用させて頂きます。


問われたのはスマートウォッチの価値?

8月7日の舞台の日は半日近くApple Watchを外していました。
昨年はゲネプロと本番の間は再び着けてスタンドを進めていましたが、今年は時計焼けを隠すべく手首を塗ってもらったりもしました。
衣装と擦れてだんだん剥がれてはしまいましたが、リングも一時停止してるし空き時間もApple Watchを外したままでしたね。
そこで気がついたのですが、Apple Watchを使っていて1番気になっているのがこのアクティビティリングの進捗でした。
数値を見て客観的にどの程度活動しているかが分かりますし、足りなければちょっと立っておこうかなとか、動いておこうかなとか思ったりしますね。
リングが止まっているとこれすら考えなくなります。

となると、腕に着けるのはスマートウォッチである必要はありません。
時間以外の情報を表示できるとは言え、スマホの通知はスマホで見れば完結してしまいます。
アクティビティリングが進まないApple Watchを身に着けていても、この日は電車やバスに乗るのにSuicaを使っただけでした。
Apple Watchを着ける意味をちょっと考えてしまいましたね。

Apple Watchは非常に便利なものです。
様々な機能が搭載されていますし、バンドや文字盤を替えれば印象も大きく変わります。
ですが、ここ最近は同じバンド、同じ文字盤を使い回すようになってしまい、マンネリを感じていました。
毎日同じような日常を過ごしていると、使用するアプリや機能も同じものだけとなってしまいます。
ここ最近は特に運動もしていないですし、普通に過ごすだけで毎日アクティビティリングを閉じられているので運動の記録は意味を成していません。
唯一恩恵を感じているのはモバイルSuicaですが、これもiPhoneに移したっていい訳ですからね。
Apple Watchを手放してもいいのかもしれないと感じてしまいました。

たった半日くらいApple Watchを外しただけで色々と考えてしまいましたが、改めて思うのは、それくらいApple Watchのアクティビティリングの機能を重要視しているということでした。
これを止めると時計の必要性を疑問に感じてしまうくらいなのです。
「リングの一時停止」は便利な機能ですし、必要に応じて使えそうな気もしますが、やっぱり僕にとっては禁断の技でした。
これからはよく考えて使おうと思いましたし、Apple Watchである必要については今後も考えて行こうと感じました。



まとめ

こんな感じで、watchOS 11で搭載される「リングの一時停止」機能を使用してみて感じたことをまとめました。
確かに便利な機能ではありましたが、Apple Watchを使い続けることについて少し疑問を抱いてしまいました。
疑問に対する結論を出すこともできませんでしたし、これから先についても少し雲行きが怪しくなってきたようにも感じます。
追々考えて行くつもりではありますが、このApple Watchに対するマンネリを打破する何かが必要とも感じていますね。

それでは、また。

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