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『君が人生の時...(2015)』

Time of your life
抱きしめるがいい
ただ ひとつの 君が人生の時

浜田省吾『君が人生の時…』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は2015年に発売された、浜田省吾のミニアルバム『Dream Catcher』より『君が人生の時…(2015)』について。
初出は1979年の5枚目のアルバム『君が人生の時…』でした。


君が人生の時…

激しく寄せては 引いてゆく波よ
時は無口な旅人 夢は欠けてゆく
喜び悲しみ 今日も つづれ織りながら
明日へと心をつなぎ ひたすら生きてくだけ
たとえ それが思い通りに いかないとしても

Time of your life
抱きしめるがいい
ただ ひとつの 君が人生の時

夢から醒めても また 夢追いかけたい
人は寂しい旅人 いつも風の中
あふれでる愛を幾つも 誰かにそそいで
傷つき そして立ち直り
ひたすら愛するだけ
見果てぬ夢と満たされぬ愛 両手にかかえて

Time of your life
想いを馳せれば
心 高鳴る 君が人生の時

Time of your life
想いを馳せれば
心 高鳴る 君が人生の時

浜田省吾『君が人生の時…』

『君が人生の時…』は1979年に発売された同名のアルバム最後の曲でした。
静かなピアノのイントロから始まる、穏やかながらも壮大な曲でした。

ですが、やっぱり思い出に残っているのは2011年のライブです。
このライブの最後の曲が『君が人生の時…』で、ほとんど初めて聴いたにも関わらず素晴らしさのあまり涙が止まりませんでした。

ライブの最後を飾るにふさわしい演奏と演出が素晴らしくて、恐らく今後一生心に残るであろう名曲が『君が人生の時…』なのです。
2011年のライブツアーには6月の代々木競技場と、10月のさいたまスーパーアリーナのファイナル、翌2012年6月のさいたまスーパーアリーナでの復興支援公演の3回参加しました。
このファイナルの時にはアクシデントもあり、イレギュラーなアレンジとなりましたが、それを含めて強烈な印象に残っている曲です。

この2011年のライブは3時間半の長時間であったこと、震災という時世を受けて大きく意味合いの変わってしまったということもあり、特別な思い出が残るコンサートでした。
そんなライブの最後の曲というのもあって、『君が人生の時…』はやっぱり特別な曲な気がしています。
後に2018年に70年代の楽曲のみのライブを行った時も、アンコールで最後の方に歌ってくれました。
こちらでもイントロのピアノを聴いただけで涙が溢れてしまいましたね。

原曲は1979年に登場しましたが、2015年に映画『アゲイン 28年目の甲子園』の主題歌として使う予定でリメイクされました。
実際に最初の試写では使われたのですが、その後浜田省吾自身が新曲の提供を申し出たこともあって主題歌から外れました。
その新曲が以前に紹介した『夢のつづき』です。

この2015年のリメイクは、2011年のライブのスタジオ録音バージョンです。
最も印象に残っているライブのアレンジを、新たにスタジオで録り直したのがこのリメイクバージョンなのです。
しかもライブと同じミュージシャンを集めて録音したということもあり、ライブそのままの思い出が蘇るアレンジとなっているのです。

そんな経緯でこの2015年のリメイク版の『君が人生の時…』が大好きです。
あまりに好きすぎて、昨日紹介した曲のアウトロにこの曲のメロディが聴こえるくらいです。

実はスタジオ録音のリメイクバージョンも好きなのですが、当時のライブの雰囲気が感じられる2011年のライブバージョンの方が好きだったりします。
最後に浜田省吾の「ありがとう」という声、観客の拍手や歓声が聞こえるこちらの方は、当時から10年以上も経ちましたが聴くたびに胸が熱くなりますね。
いつか自分にとって特別な日に流したい1曲です。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『君が人生の時…』の紹介でした。
改めて僕にとっても特別な曲だというのを感じましたね。
ライブで聴けるだけで幸せになれますし、前を向いて生きていこうという元気ももらえます。
本当に素晴らしい曲で大好きです。

それでは、また。

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