シンスケ・ナカムラがSDLiveにハマらなかった問題

SNS等でシンスケ・ナカムラのWWEでの契約が切れ、新日本プロレスに復帰するのではという噂が流れている。そんな噂が流れる前から日々悶々としていたことを挙げていこうと思う。
※筆者はWWE Networkには加入していますが、RAWやSmackDown Liveはダイジェストでのチェックのみです。

スーパースターとして足りなかったもの

NXTでは新日本時代を越えた名勝負はなかったもののナカムラらしさを打ち出した闘いで同ブランドの顔になった。しかしメインロースターではショーの内容で良い結果を出せていない。

日本では気にならなかったのだが、明らかにデカい選手ならまだしも、主要なトップ選手と並んだ際に細身の体型が他の選手と並ぶと小さく映った。
コーナーに乗せた相手に決めるニー(あれは名前あるのだろうか)など、抱えあげる動きでパワーは圧倒的に不足しているように見えた。

さらに彼が実際アメリカンプロレス的な動きや試合形式にどれだけ対応できるのかという疑問がある。
この点に関してはテレ朝チャンネル2で放送された『オレの激闘!ベスト5~武藤敬司編~』の中邑真輔戦で、ロープ際から場外への落ち方や、グラウンドでの脚を取った際にモタつく姿を武藤に「下手くそ」と言われている辺りにも現れているのではないかと思う。

新日本の白いベルトを持っていた時代のように自分の世界観や持ち味を活かせる戦いでは素晴らしい内容を見せるものの、ストーリーのなかで様々な試合形式があるWWEでは足りないスキルがかなりあるのではないか。TLCで活躍する姿などは正直イメージが難しい。

WWEの白いベルトを保持していた(当時)セス・ロリンズ戦は良い内容だったし、抗争中のルセフとも相性が良いのでまだまだこれからだと思いたい。

「NAKAMERICA」でスベったまま古巣にカムバックだけはしないで欲しいのが正直な気持ちだ。

(ちなみに筆者は今話題のAEW行きは無いのではと思っている)

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