KENTAがようやくヒデオ・イタミになれるかと思っていたこの頃

先日、最近チェックを怠っていた『205Live』で対セドリック・アレクサンダー戦を観た時、ヒデオ・イタミについて思うところがあって書こうと思っていたのだが…

アカウント名変更からの

先日のWWEの『Royal Rumble 2019』のキックオフショーで、クルーザー級のタイトルを懸けた4WAYマッチに出場したヒデオ・イタミ。その後Twitterアカウント名がかつてのリングネームのKENTAに変わり、その後「THANK YOU」というツイートが投稿されたことが話題になっていた。

一部では本人の希望によりリリースされたという情報がネット上で出回っている。まだこのエントリーの時点では公式の情報は出ていないものの、ほぼ確実と見て良いだろう。

で、元々書きたかったことは以下である。

KENTAとイタミ

結局筆者の解釈は間違っていたのかもしれないが、当初は「ヒデオ・イタミ」はあくまでKENTAのWWEでのリングネームで、ファイトスタイルやキャラクターは日本のままだった。しかしケガや(もしかしたら)年齢、そしてWWEでのハードヒットなスタイルの難しさの影響で「KENTA」の動きが厳しくなってしまったのでは?と心配しながらNXT、205Liveを観ていた。

新しいファイトスタイルの完成

しかし常にリスペクトを求める“レジェンド”キャラになり、「Go 2 Sleep(以下GTS)」が禁止になったことや205Liveの収録会場が大きいことなどが影響したのか、間を持ってスピードを落とし、KENTAのムーブ少なめの試合運びをするようになってきた。もうGTSに頼らなくても良い。筆者は勝手に「ヒデオ・イタミ」が完成しつつあると喜んでいた。しかし……

それでも航海は続く

今後のKENTAの行き先は新興団体AEWか古巣のノアかはたまた違う舞台なのかはまだわからない。筆者は新日本プロレスだと面白そうだなあなどと想像を楽しんでいるが、どんな形であれ、せっかくのWWEでの経験を生かした新しいKENTAの戦いを見せて欲しいと切に願う。

最後に2018年10月24日放送の205Liveでの対ムスタファ・アリ戦で試合後にアリがイタミに向けて発した言葉で締めようと思う。

"I always respect you."

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