帰宅路に見つけたほくそ笑みポイント。
『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』
朝は我が家の前のバス停からバスに乗り職場に向かうモノの、仕事帰りは彦三の職場から長田の我が家までブラブラと歩いて帰るということに歓びを見いだし始めた2014年の8月。
それまでの人生では徒歩で移動するなんてことはあり得ないほど、公共交通機関に頼りできるだけ歩かない人生を歩んできたのだが、金沢で生活するようになっていきなり『散歩』というモノに興味を持つようになった。
ただ単純にそれまで暮らしてきた東京の街並みと違う、金沢の街並みに歩く面倒くささ以上に好奇心が上回ったからだと思われる。
この頃はまだ彦三からの帰宅ルートが確立しておらず、気の向くままに歩いていたため、偶然目に飛び込んで来たこの看板に思わず歩が止まってしまったことを思い出した。
『脊椎ハウス』
思わず誰もいない路の真ん中でほくそ笑んでしまい、スマホのカメラを向けてしまった次第である。
まぁ、お店自体はなんてことはない整体のお店だが、こういうコト、モノに出会えることが楽しみになり、雪や雨が降らない時にはほぼ毎晩30分近く歩いて帰宅する日々を送った。
その散歩癖が今でもお写ン歩として続いているのだから、環境の変化というモノは時には人生に彩りを添えてくれるモノである。
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