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実は包まれるのがキラいなうちの小春さん。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

我が家の長女であるトイプードルの小春さんもいまや11歳。人間の年齢に換算すると60歳、還暦という我が家でも一番長寿の立派なお婆さんに成長したわけだが、この2015年12月の写真の頃は後半月もすれば満3歳、人年齢では28歳の女盛りの頃合いである。

以前も触れたが、ブリーダーのところで拝見させてもらった時はポワァ〜ンと少々のんびりした感じなのではないか?というリアクションだったのだが、引き取って我が家のリビングに解き放ったとたんに兎のようなジャンプをしながら部屋中走り回るという所業……
あのブリーダー宅での佇まいは単に寝起きだったのか?もらってもらうための演技だったのか??

しかし、まぁ元気な方がいいかと思いつつもいつまで経っても落ち着く気配すらなく……とにかく自分の行動が制限されるのコトにストレスを感じるようで、金沢の冬は寒いので、このようにお犬様用の布団を用意してあげても身体を包み込まれることが気持ちいい反面、いざというときにすぐ自由になれないコトの方が気に入らないらしいのだ。
なので、この写真のように命令されて渋々中に入ってもちょっと目を離した隙に布団から逃げ出してしまうのである。

結局小春さんには全然使ってもらえなかったこの布団も、現在は家猫の小豆さんと小鉄くんの冬の布団として使用されるようになってしまった。
しかし、他人いや他猫が使っていると小春さんも気になるらしく、自ら布団の中に入っていくのだが、布団に入ったところを猫’sに襲われて、パニックになって布団から追い出される始末……襲われるとまた布団が嫌いになるようでしばらくは興味を示さなくなる小春さんなのであった。

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