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月曜限定で『大河』が『渉』にメタモルフォーゼ!?

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

金沢時代の麵生活で間違いなく常にNo.1の座を占めていたのは『麵屋大河』。
そもそも数あるラーメンの中でも味噌ラーメンが一番のお気に入りであり、味噌ラーメンの中でもやはり濃厚味噌ラーメンには目が無いわたしのためのど真ん中な味噌ラーメンを提供し続けてくれたお店が『麵屋大河』であった。

そんな麵屋大河がある日突然お店の屋号が変わった時に偶然出くわしたのである。
いつも通っている麵屋大河の店舗ではあるが、屋号が『麵屋渉』に変わっていたのである!?
もう二度と大河の味噌ラーメンをいただけなくなってしまったのかっ!?と一瞬全身の毛穴が全開になるほどの衝撃を受けたが、よくよく見ると2015年12月のこの時期、月曜限定でお弟子さんが『麵屋渉』の屋号でお店を開いているとのことであった。

この時期特に良くネット上で目にしていたのだが、いわゆるお店の二毛作形態ということである。
しかも大抵ラーメン屋の二毛作というと、昼間は醬油で夜は味噌とか全く異なるスープで勝負するモンだと思っていたが、この『麵屋大河』と『麵屋渉』はどちらも味噌スープ!?
まぁ、お弟子さんの開業という事なのでいわれてみればまずは味噌からか、と思いもしたのだが、とはいえ大河系であるならその味に間違いはないであろうと素直に入店。

スープにはトリの様々な部位を使用。16時間煮込み続ける事でまろやかな鶏白湯が完成。
とっぴんぐには低温で仕上げた炭火鶏チャーシューに大葉を効かせた鶏団子、鶏節、と最後まで鶏を味わい尽くせる仕上がりになっています。

お品書きにはこのように書かれている。
この『麵屋渉』スタイルの味噌ラーメンは鶏白湯がベースのようで、なるほどたしかに大河の味噌に比べるとかなりまろやかでクセが無い。

この当時まだ食べ慣れていなかった鶏チャーシューの食感も衝撃だったし、なにより大葉がかなり効いた鶏団子は絶品であった。
どことなく神保町の『麵屋33』を思い起こす味わいであったが、その後この『麵屋渉』はしっかり独立開業出来たのだろうか?
と検索してみると検索結果にInstagramが表示され、現在は休業中とのことらしい……。

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