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『貴婦人』は喫茶店も兼業しておりまして。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

今年は都内では梅雨らしい梅雨模様もさほど感じることがないままいつの間にか梅雨も明けてしまい、連日の猛暑と夜になるとゲリラ豪雨のような雷雨が頻発する、相変わらずの異常気象な夏を過ごしているが、夏といえば鰻!
2024年の土用の丑の日は7月24日と8月5日ということだったが、昨年度末で役職定年となり、今年度から給料がガクッと下がった我が家では『鰻でも喰って精つけるか!』という言葉を聞かない…
今年は鰻といえば従兄弟から送ってもらったお中元の『うなぎの御結び』しか喰っていない……

そんな寂しい我が家の鰻事情ではあるが、金沢時代に鰻といえば金石街道沿いの中橋にあった『貴婦人』さん!
おそらくお店の種類としては『うなぎとどじょう』のお店というカテゴリーだったはずだが、よくよくお店の外観を見たりするとおよそうなぎ屋に似つかわしくなく、どちらかというと喫茶店寄りなのである。

確かお店の横とかには『喫茶』の文字が看板に書かれていた記憶もあるのだが、今となっては定かではない。
そんな貴婦人さん、やはり喫茶の系譜も引き継いでいて、店内のメニューには鰻やどじょう料理の他に、名物の貴婦人カレー各種、それ以外に実は軽食メニューも存在したのである。

そんな中から2015年12月の年末も押し迫った頃に入店したときに注文したのがこちらのオムライス!
チキンライスを大盛りにして貰ったせいか、オムライスというよりもチキンライスに玉子焼を載せただけのような感じ。
金沢名物ハントンライスの上に載ってる魚フライが載ってない感じの印象...(^^;)ハハハ。

いま今となってはその味わいが思い出せないのが残念なのだが、やはり貴婦人となると関東風と関西風のハイブリッドな蒲焼きなので、この時以外はやはりどうしても鰻の蒲焼きを注文してしまうのであった。

ちなみにこの『貴婦人』さんもいまはすでに閉業されてしまっているとのこと…残念な限りである。


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