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写真で二言三言【金沢編】

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思っていた以上に【金沢編】の記事が多くなってしまったので本編の『写真で一言二言』と切り離して別冊といたしました。
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2024年6月の記事一覧

大阪出張でよくお邪魔した、だし茶漬けえんさん。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 2年間の金沢での仕事の中でも一番出張したところは親会社のある東京ではなく、大阪のグループ会社であった。 北陸新幹線が開通して9年も経った今となっては北陸三県は関東と関西のどちらと結びつきが高いのだろうか? 少なくとも、わたしが引っ越しした2014年7月の時点では北陸三県は関西圏との結びつきの方が強いイメージだった。 というのも、当時でこそ金沢を本

今は無き、此花町の蕎麦やまぎしが、いと恋し。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 関東人であるが故か、山間部が近いところで生まれ育ったからなのか、わたしは蕎麦好きである。 しかも、同じように蕎麦好きで自分でも蕎麦を打つくらいに蕎麦好きな父にいろいろと北関東の山間部のポツンと一軒家のような蕎麦屋に連れ回されて成長したおかげで、なかなか舌も肥えてしまった頃合いに親元を離れたため、都内の旨いと言われる蕎麦屋のなんとも…な風味に飽き飽き

一番ハマったGerman Bakeryの『明太ごぼうとビタミンちくわ』!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 わたしは乳離れが早く、離乳食といっても早々に白飯に切り替わったくらい小さい頃から米好きな食生活なのである。 なので、日々の生活で朝はパンで洋食モーニング!という朝食模様は皆無で、朝は焼き魚と玉子焼にご飯と味噌汁という心底ジャパニーズな食生活を送って、ここまで成長して来たのである。 かといってパンが嫌いというわけではなく、主食というよりもおやつな感覚

11年間暮らした箱庭の街。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 子会社である地域会社の経営というものはなかなか厳しいものがあり、特にわたしが赴任した北陸の地域会社は営業エリアが福井・石川・富山と北陸3県に限られていることもあり、なかなか事業のスケールが難しいという課題を抱えていたのである。 なので年度当初は景気のいいことを言っていても夏場くらいには年度の着地がある程度見えてくるようになり、事業計画達成に向けて

珉来若宮店の鶏天ご飯と鶏天丼の違い。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢駅西口はわたしが暮らしていた当時はまだ「駅西」といわれて、なにもない寂れたエリアとしてなんとなく金沢市民の中でも蔑まれていた感のある場所だったと認識している。 そんな駅西の長田に金沢での住居を決めた我が家なのだが、繁華街であれば大抵お店が集積していて、どこで食べても美味しそうなお店がそこかしこにあるものだが、金石街道も長田の方まで進んでくると

窓の向こうはマジックアワー劇場!?

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢で暮らした2年間、我が家の住処としたのは金沢駅付近から北西に向かって真っ直ぐに伸びる金石街道沿いの長田のマンションだった。 弊社のブラックぶりは以前も出向前に聞いていた職務と着任後の出向先で聞いた職務が明らかに広すぎていて、自分の職能を越えていすぎだろう!というくらいにブラックぶりだったというコトはお伝えしたが、コトはそれだけに収まらず、地縁血

満まる。さんの定食ではないカツカレーもオススメ!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 この『写真で一言二言』でも何度か紹介しているお店であるが、今回もそんな毎度お馴染みの金沢市内袋町の『満まる。』さんのお話である。 これまで何度もお肉の定食、魚の定食、お肉と魚の合い盛り定食とその季節の食材を使った絶妙なメイン料理と小鉢、ご飯にその時々でかわる汁物といった完璧な定食に心も胃も奪われて、何度となく通っていたことをご紹介してきたが、ふと

いろいろとヘアカットにも気を遣われていたあの頃...(遠い目)。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 写真の我が家の長女であるうちの小春さんがやってきたのが、2013年の3月。 生まれは2013年1月2日でブリーダーさんも正月でいろいろと忙しい最中だったろうに、そんな中この世に生を受けた。 以前から犬が飼いたいといっていた妻の要望を叶えるために2013年2月に結婚前から同棲して長年暮らした池袋の隣町から、ペット可のマンションに引っ越して、準備万端

富山だからといって黒いばかりじゃないっ!?

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 以前も触れたかもしれないが、わたしが出向した地域会社での役職は、出向元から聞いていた話とあり得ないほど異なり、中心となる金沢での役職の範囲どころか、福井と富山の支店長も兼ねるというブラック企業のようなやりたい放題の人事だったのである。 我が家としては長年暮らした池袋を引き払い、トイプードルの小春さんも引き連れて金沢に引っ越してきてしまったので、話

実は廻る寿司で一番オススメなすし食いねぇ!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 二年間の金沢時代の写真から想い出深いモノを撮りだしてご紹介している『写真で二言三言』金沢編。 すでにいくつもオススメの海鮮モノを記事にしてきたところであるが、実は廻る寿司の中で一番オススメしたいお店が今回の『すし食いねぇ』なのである。 しかしなかなか紹介しづらい点もあり。というのもこの『すし食いねぇ』は現在金沢市内に3店舗展開しているが、その全て

迫慶一郎氏繫がりで『金沢ビーンズ』へ。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 2014年7月に金沢に引っ越す以前に、何度か打ち合わせをご一緒したことがある設計士の方がいる。 当時の上司がなかなかアグレッシブなタイプだったので、何キッカケで繋がったのかよくわかってないのだが、たしか東日本大震災の復興プロジェクト関連でなにがしか繋がったということだったのではあるまいか? そんな上司に連れられて、これまで縁のなかった設計事務所に

厚生食堂のテーブル脇の窓から見える金沢漁港の出荷模様。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 前回に続き、2015年の夏もとっくに過ぎ去った10月に、このままぼぉ〜っとしていては金沢の海を見ることもなく金沢を去ることになりかねんっ! と、長田町の自宅から北西に進路を取り、ひたすら金沢の西の果て、日本海を目指したわけだが、まずはこまちなみ保存区域の大野町を徘徊したところで、腹が空いた頃合いで金沢港へ。 当然、港や日本海の潮風を浴びて、さすが

ほんのり醤油の香り漂う大野町のこまちなみ保存区域。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 今となっては、毎週末都内のどこかをカメラ片手にブラりお写ン歩することを第一の趣味とするようになったワケだが、それにしてもなにゆえ金沢時代にカメラに興味を持っていなかったのか?が悔やまれるのである。 金沢時代にはiPhoneのカメラですでにブラりする癖が目覚め始めていたのだが、そんななかで悔やまれるのが大野町方面に結局一度しか足を踏み入れなかったこと