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激ヤバマンション&管理会社と闘った話。

2022年、夏。
この出来事は私の人生において、大きな衝撃となった。
記憶が鮮明なうちに文字にして残しておくべきだ!と心の中の私が叫んでいるので、勢いに任せて書いていこうと思う。

●人生初の一人暮らしの始まり

以前別の記事にも書いたのだが、30歳になったタイミングで一人暮らしを始める事にした私は、ひとりで某不動産会社へ向かった。ここは表題にある激ヤバ管理会社とは別なのだが、思い返せばここも結構なヤバみのある会社だったので記念に書き起こす事にする。初めての一人暮らしにウキウキワクワクの私はまずここで金銭的に大きな損失を被る事となるのであった。

担当してくれた若めのお兄さんは話を親切に聞いてくれて、内見の日取りも比較的スムーズに決めてくれた。

しかし

私が店に出向いて会話をしているにも関わらず電話に出たり(断りもなく。あまりに鳴り止まなくて出なきゃいけないとかであれば、せめて一言言わない?普通。それとも接客より受電優先という方針の会社だったのだろうか。)内見時も鍵がどこにあるのか、どの部屋を内見するのか理解していなかったようでものすごく手間取っていた。3件内見したのだけど、2件は手間取ってた。

え?新人?大丈夫そ???

この時点で怪しいなと思うべきだった。反省。しかしウキウキワクワクな私はそんな事気にもせず、すぐに物件を決めて電話を入れたのだった。審査結果の折り返しが速攻で来て(審査ガバガバやんけ・・・)入居の手続きを行う事に。

必要書類など用意し、店舗へ向かうとあれやこれや説明され、ひたすら押印。後から気付いたが、1年間で1万もする火災保険に入っていたり(絶対こんな高額なの必要なかった。)害虫駆除+光触媒コーティングといういらんサービスにも加入していた。(約3万5千円。しかも後日管理人から聞いた所、マンション側に説明なく、ある日突然業者が来て処理を行っていったとの事。本当にその作業をしたのかさえもはや永遠の謎。)その他にも火消し119、入居応援サポートという1度も使う事のなかったプランにも加入していた。(約2万円)

※断れば付けなくていいものである事はネットで検索して後で知ったので、これは自分の無知も悪かったとは思っている。

すると突然、電話も出ずに後ろのほうの席に座ったままほとんど目が開いていない(寝てる?)謎のおじいさんが現れ、「ここからはこの人が説明するので聞いてて下さい。」と言い放ちお兄さんは去っていた。え?何?と思ったらそのおじいさんは宅地建物取引士らしく、口頭で重要事項の内容を読み上げ始め、か細い声で数分間喋り去っていった(カオス)ちなみに別の日そのおじいさんが子連れのギャルに読み上げをしている時ギャルはずっとスマホを見ていた。面白かった(オイ)

●ドキドキの新生活スタートッ☆

そんなこんなで無事?入居が決まり新生活をスタートさせた私ですが、最初の1年は新生活ハイ(そんなのあるのか)だったのと、両隣が空室だった事もあり、それなりに楽しく暮らしていたのです。

築年数はかなり経っていたため水回りはお世辞にもきれいとは言えず、某黒いヤツも時たま現れましたが、試行錯誤しながらきれいを保ち、日々の生活を営んでおりました。悪かった事ばかり書くのもあれなので良かった事も書いておくかァ(鼻ほじ)

・管理人が昼間常駐していたため、困った時は助けてもらった(排水溝が詰まったり来客時に駐車場を貸してもらったり。優しかったし感謝してます。)

・宅配ボックスや無料Wi-Fiなど、設備はどんどん増えていった(管理人が入居者を増やそうと頑張っていた結果だと思う。)

・家賃が安かった(今となっては思う事は多々あるが、安い事がとても良い事だと当時は思っていた。)

・周辺にお店が多く便利だった(夜中にひとりでお酒を買いに行く事も出来た。)

そして入居から1年が過ぎた頃、なにやら不穏な空気が私の心と身体を支配し始めたのである。

●隣人現る。三方囲まれて気付いた事。そして決意。

あれは確か休日の昼間だった。アマプラで映画を観ていた私の耳に、ドアの開閉音と、男女の話し声が聞こえてきた。声がでかいのか?全部丸聞こえで恐ろしくなった(多分内見に来た時だったのだと思う。)それからすぐに、隣に男性が入居してきた。そしてこの物件の恐ろしさを思い知る事となるのである。

・起床→出勤→帰宅まで全部丸わかり!!!!!

これは本当に恐怖なのだけど、隣人男性の足音、声、くしゃみ、あくび、ぜーーーんぶ丸聞こえだったため、私は彼の生活スタイルをよく理解していた(嫌過ぎる)出かけていくとホッとしたし、帰ってくると辛かった。段々慣れてきていたものの、Aの寝起きボイス(ふぁ~~~☆)みたいなのが聞こえた時、絶望感に襲われて辛かった。知らんおっさんの寝起きボイス誰が聞きたいねん!!!!!!!ってネタにして話してたけど、本音はかなり苦痛を伴っていた。そしてこちらの話し声や在宅時の業務内容まで丸聞こえなのでは・・・?と思うとかなり恐ろしかった。

ある程度はネタにして頑張って生活していた私ですが、上階、更に隣の部屋にも入居者が現れ、三方を囲まれる事となり苦痛はどんどん大きくなっていった。上階は足音くらいなのでまだ我慢出来たのだけど、問題は新たな隣人(多分)大学生の兄ちゃんだった・・・。

・生活リズムの違いとパリピの毎日

彼は決まって深夜12時頃帰宅し、誰かと喋っていた。電話の時もあったと思うけど、明らかに複数人を招き入れ騒いでいた日もあった。(単身者向けマンションです☆)何時まで話してるんだよ・・・と思っていたら明け方になっても大爆笑☆一睡も出来ず出勤する私☆そんな日々が3か月ほど続き、我慢の限界がやってきた。

勿論、後から入居してきた人のために自分が引っ越すのはおかしい!と思ったので精一杯の努力をしたつもりである。あまりにも私が辛そうなのを心配して弟がプレゼントしてくれたAirPodsを付けて寝てみたり(全然聞こえてる!パリピの声はでかすぎる!)「うるせーーーー」と叫んでみたり(多分聞こえてない。そして壁ドンとか怖くて出来なかった。物騒な世の中ですもの。涙)管理人に連絡し、張り紙をしてもらったけれど効果もなく。きっと自分達の声が丸聞こえな事に気付いてないのだろう。なにせ私はひとりで住んでいて電話は滅多にしないし、人もほとんど呼ばなかった。
そして寝不足とストレスが続き、引っ越しを決意したのである。決意してから引っ越し完了まで約1か月。決めたら早い女がこの私。さっさと越して快適な新生活を送るぞ~と意気込み、反省を活かし、早々と新居を決めたのであった。ちなみに新居は隣に人いるの?ってレベルで何も聞こえないので本当に引っ越してよかったと思っています。

●新たな闘いの幕開け

退去を決めた時点で、今回大変な目にあったマンションの管理会社へは連絡を入れていた。月を跨ぐと家賃が日割り計算で返金対応となると言われたため、6/30付けで私は退去の旨話し、退去届を提出した。毎月27日が家賃の引き落とし日だったため、6/27に7月分の家賃は引き落とされていたが、諸費用の計算を済まし返金の連絡があるのだろうなと思い、特に気にせず引っ越しをし退去の立ち合いを済ませていた。7月になっても管理会社からは1度も連絡はなかった。私も新生活と仕事でバタバタしていたので催促はせず、待っている状態であった。7/27 8月分の家賃が引き落とされていた。青ざめる私。何事?すぐさま管理会社へ電話したところ、男性Aが応対してくれた。

・返金分や退去費用の清算の明細はいつ来るのか

・なぜ8月分まで家賃が引き落とされているのか

Aの話によると、処理が遅れていて・・・申し訳ないですとの事だったので、こちらに一切非はないため引き落とし手数料も含めた金額を返金する事。退去費用などの清算明細をまずは郵送する事をお願いし、到着を待つ事に。8/1  催促の電話。今日発送したとの事。8/3 届いた書面を確認。この時点でも退去費用について色々とあったのですが、最終納得して終わったのでここでは割愛。8/6 朝、書面通りの返金をお願いする旨連絡。8/10の処理に回すがお盆を挟むので振り込みを確認出来るのは8月末になると思うとの事。具体的にいつかと聞いてもはっきりとは教えてもらえず、早くて26日頃との回答。遅いな、と思ったけれど仕方ないので待ち続ける事に。8/31 未だ振り込みは確認が出来ず、不安になった私は再度管理会社に連絡。担当者Aは不在との事だったので、Bという方に一から説明。状況を確認し、折り返すとの事だったので、待つ事に。しかし、その日営業時間終了間際になっても折り返しは来ず、いても立ってもいられない私は再度連絡。また別の人が電話に出たので、「Bさんから折り返し頂く事になっているのですが。」と伝えると、「今日はもう帰りました。」との事。

帰ったの?え?折り返すって言ったよね・・・?

社会人として働き数年経ちますが、こちらから折り返すと言ったら少しでも早く連絡を入れるのが当たり前だと思って生きてきました。例え回答が出来ない状況であっても、その旨説明し、一旦お客さんには納得してもらうのが当たり前の行動だと思っていました。開いた口、塞がらず。翌日に必ず連絡を入れるようお願いし、その日は電話を切りました。適当な会社だなーとがっかりしましたが、連絡を待つ事に。

9/1 Bから折り返しの連絡があり、8/10に経理に書類を回したが、途中でAと経理の間でトラブルがあり、書類が受理されておらず、結果として8月中の振り込みには至らなかったとの事。「それはその事実が発覚した時点で、私に連絡を入れるべきではないですか?」と言うと、「分かったのが8/29で・・・。」

いやいやいやその時点で連絡してこいや!!!!!!!!!!

何でこっちから問い合わせしてるんだよ・・・聞かなかったらずっと連絡ないの?ずっと返金されないの?・・・不信感でいっぱいの私。職場で青ざめる私。隅のほうへ移動し深呼吸。

「では、返金はいつになるのですか?」と聞くと、9月半ばの予定だと言うではないか。

カッチーーーーーーン(一回目)

私は割と温厚で滅多に怒ったりキレたりしないのですが、我慢の限界が訪れてしまいました。6/30に退去しているのに2か月分も勝手に家賃を引き落としておきながらそれは遅すぎるでしょう・・・とつらつらと話した所、もう少し早く出来るか確認してくれるとの事だったので再度連絡を待つ事に(何回目だよ)そもそも、私の担当者Aから説明と謝罪をするのが当たり前じゃないのかと聞くと、「Aは体調不良で休んでいるんです。」との事。

体調不良?これは?まさか?逃げた?逃げたんじゃねこれwwwwwwwと私は失笑してしまいました。(本当に体調不調ならタイミング良すぎ~~~~)

※この時点でかなりのストレスと疲労がありましたが、Twitterに書いた所沢山の応援を頂き本当にありがたかったです。感謝しかないです。

そして心の広く優しい私は引き続き連絡を待ち続けましたが、9/5 週明け月曜日。お昼を過ぎても連絡はありませんでした・・・。

またしても貴重な昼休憩の時間を割いて連絡をする私・・・。

「すみません、先週確認して頂いた振込日の件ですが、いつになるか分かりましたか?折り返しお待ちしていたのですが。」

B「先週お話しませんでしたか?9月中頃って~。」

カッチーーーーーーン(二回目)

「それがいつになるか、確認して頂けるというお話でしたが・・・。」

B「順番に処理しているので・・・。」

カッチーーーーーーン(三回目)wwwww

「順番って!6/30に退去している人の対応を何よりも優先するべきじゃないんですか?私だって早く解決して頂きたいんですよ・・・今日中にいつになるか必ず確認して折り返し下さい。よろしくお願いします!!!!!」と話し、電話をブチ切りました(注:こんな事普段絶対しません。笑)

そして1時間後くらいにBから折り返しがあり、「9/9に処理をするので・・・早くて当日・・・でも銀行が15時までなので間に合わなかったら12日の確認になると思います・・・すみません・・・。」と言われ

(こんなに長引いてて客(私)めっちゃ怒ってるのに銀行15時までで間に合わなかったらとかよく言えるなこのオバハン・・・)と思いましたがもう疲れたので「分かりました。」と言い、もう一生話したくないから頼むちゃんと手続きしてくれ!!!!!と祈りながら電話を切りました。結果、無事9/9に振り込みを確認し、長かった闘いが幕を閉じたのでした。

・まとめ☆

・お引越しする時は、信頼出来る不動産会社を選ぼうね!いらないプランとか付けられたら断ろうね!そもそもお引越し初心者はオトナの人に付き添ってもらおうね!

・地方でやってる不動産管理会社は口コミや評価をよく確認しようね!(私はもう大手のところにしか住まないと決めました!)※大手でもまた違った問題はあるのかもしれませんが、今の所は問い合わせがメールで出来るし、詳細がネットで確認出来たりするのでとても楽です。

・ややこしい事になってきたら男の人に代わってもらおうね!(もしかしたらだけど、女性だから舐められてたんじゃないかと思う。悔しい!!!)

・あとがき

長かった闘いが終わり、通話履歴など確認しながらこの記事を書きました。人生というのは本当に色々な事が起きるなぁと改めて思ったのと同時に、また人間としての経験値が上がったなぁと、前向きに処理してこの件は心の片隅に置いておこうと思っています。何よりも、同じような思いをする人が一人でも減ってほしいです。引っ越しって本来は楽しいライフイベントだと思うので・・・。

長くなりましたが、読んで頂き本当にありがとうございました!

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