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大人になっても夜がこわいとは?

もう30代も終わりそうなくらい大人になっているというのに私は夜がこわい。大人になっても夜が怖いと思ってるひとはどれくらいいるんだろう?

ここ数日、急に肌寒くなって心細いのもあるのか、夜が怖い気持ちが強まっている。なんだか不安で地に足がついてないような、そわそわした夜を過ごしている。

そもそも夜の何が怖いんだろう?
暗さ、静かさ、一人の心細さ・・・といったところだろうか。

暗さ、は私は鳥目なので暗いとほとんど何も見えない。それが暗闇のこわさを助長しているような気がする。暗くたって周りが見えていたらあまりこわくなさそうなものだし。

静かさ、は一人の心細さ、と繋がっていると思う。
静かで人の気配がなくなると、世界に自分ひとりしかいないんじゃないかとなんだか不安になる。私、一人で大丈夫だろうか、と心細くなる。
もう大人なのにね。実際は一人でも大丈夫なはずなんだけど。

結局は、子どものころの夜が怖かった気持ちを引きずっているんだろうか。
私はすごく不安が強い子どもで、夜も寝つきが本当に悪くて、何時間も眠れずにいることがよくあったように思う。
親はそんな私の寝かしつけをあきらめていて、最初の10分くらいは一緒に横になってくれるものの、その後「一人で寝なさい」と私を寝室に置いて行った。眠れないで暗い部屋に一人でいることが本当にこわかったのだけど、起きていくと怒られるから暗い部屋でじっとしているしかなかった。
その時の怖い気持ちが残っているのかもしれない。

寝つきの悪さは成人するくらいまでは続いたのだけど、その後徐々に改善して、今は平均すると10分くらいで眠れているような気がする。
すごい進歩だ。

もちろん、ときどき眠れない夜もある。
前日寝すぎて昼夜逆転してしまったり、夕方にコーヒーを飲んでしまったり、等々理由は様々。
そんなときは
「ベッドになって横になって目を瞑っていれば8割寝てる」
と思うようにしてる。
寝なければと焦る気持ちがなくなるし、実際のところ横になって目を瞑っていれば疲れはだいたいとれる。
だから、眠れなくても大丈夫。

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