見出し画像

『がん保険が必要かわからないよ』と思っている人が見るページ


ここ最近、Yahoo!ニュースを開けば
癌について触れた記事が多い。


芸能人やスポーツ選手が癌に罹患してしまったと言う悲しいニュースが溢れかえっている。

僕自身も若い時は他人事でしたが、年齢を重ねていくに連れて、他人事ではなく自分毎として捉えられるようになりました。

その中で、たまたまダラダラしながらYouTubeを見ていたらこんなテーマの動画がおすすめにでてきた。


『がん保険は不要だ!』と言うテーマの動画。

実際に興味を持って見てみたので
個人的に思ったことを書いてみようと思う。

もちろん各々の意見はありますので
否定批判ではなく、あくまで個人的な考え方なので
ぜひ読んで貰えたらなと思います。

そして、参考にしてもらえたら幸いです。


そもそもですが、ここ最近は
生命保険不要論を良く耳にしますね。
本屋の雑誌コーナーにいけば、

あちこちにドーンと


生命保険は今すぐ見直しすべきだ!!!!と、
やはり、手にとって見てしまうんだろうな。。

『インフレ』の影響もあり、FPの情報発信などで
固定費の削減が必要と言うことで、生命保険についてが
けっこう話題になっている。


『まぁ、確かになー、、今の時代は資産を守る時代だとは思うけどほんまにそれでいいのかな?』どれどれ、、、とページをめくると、、、

ん〜なんか違和感。

とにかく値段が安い保険を紹介している。医療保険は不要だとかがん保険は不要だとか、、そんなんよりNISAや iDeCoだー。と


そもそも、保険と投資は全く違う。。論点がズレ過ぎている気が、、、

『医療保険』に関して言えば、女性、貯金少ない、経営者など以外は基本的にはいらないかもと個人的には思っている。


そもそも決めるのはお客様。
価値観を押し付けるのは間違いでは。


ましてや、未来の国家予算の税収などを予測してみると、2025年辺りから医療費は上がっていく可能性が極めて高いので、いらないとも言い切れない。


時流が変化すれば医療保険の商品内容もアップデートしていくと思うので、絶対にいらないと言うのは間違えだと思う。





少し脱線してしまいましたが、
今回はこの動画を見たので、
がん保険は不要かどうかを自分なりの意見を。

がん保険の不要論について、、、
結論、僕の答えとしては必要。


更に恐れずにいうと、
生命保険に加入するのに癌を備えないなんて非効率だ〜。



理由↓↓

・癌は細胞の老化であり日本は世界一の長寿国


・世界一のがん大国→まさに国民病

・『男性』3人に2人、『女性』2人に1人が癌

・先進国の中で癌の死亡率が増えてるのは日本のみ

癌に対しても問題は山積みです。

世界一の罹患率が高い国なのに、癌に対してのリテラシーがそもそも低いのは、大きな問題だと思う。


もっと、セミナーを催したり
学校で学ぶレベルにした方が良いんじゃないかなと。

そのなかで、
・高い喫煙率
・癌検診の受診率の低さ。僕も行ったことないですが、
・放射線治療の軽視
・法外に高い高い民間療法などなど


なったら、
しゃあない運が悪かった精神が刷り込まれてる気がする。

もはや、運頼み?




『他人事』ではなく
しっかりと『自分毎』として捉えて考えると、


くどいようですが、
重要だと思うのでもう1回言いますね。。


生命保険に加入をするのであれば、癌に対して備えないなんて、個人的には『非効率的』だと思います。

保険会社が1番役に立てる可能性
(保険金をお届けする)が高いのは、
がん保険ではないでしょうか?


では、縁起でもなく、もしも
仮に本当に罹患してしまった際って?


・『収入』が途絶えてしまう。
今と同じパフォーマンスで仕事が出来ないので、
生活環境は180度変化するはず。


→家族がいれば『残された家族にも人生がある』
→治療費だけではなく生活費も必要
→子どもの進学を諦めさせる可能性もある

『がん保険』が必要と言うよりかは、
『お金』が必要になるって考えるのが正しいかも。

殆どの方は安心して暮らす仕組みって必要。

であれば、癌保険は加入した方が良いはずではないでしょうか?



それでは、
罹患してしまった場合の長期目線で
見てみるとどうなるのか調べてみました。

下記は
・大腸癌ステージ3
・20代男性(サラリーマン)
・医療費などの負担額


・検査代
19万6千円の3割→5万9千円負担


⇩検査から下へ


・手術
124万×3割『高額療養費支給 26万1千円』
支払い額→約11万+食費


⇩手術から下へ

・薬物療法
44万4千×3割『高額療養費支給 約5万』
支払い額→約8万

⇩1回では終わらないから更に下へ

・薬物療法2回目〜
145万3千×3割『高額療養費支給 約13万』
支払い額約30万

⇩更に下へ

・検査
90万7千×3割 支払い額→約27万


治療費以外にも、交通費や健康食品、
医療用ウィッグなどでも多額のお金がかかる。

この方で見れば
5年間の自己負担が約325万円。


決して安くないはず。寧ろ普段大きい。

治療費はかなりの負担なのは分かったが、
収入が減ることの方がもっと深刻だと思います。

備え(保険)がなかったら働いて収入が無いといけない。
そもそも貯蓄が必要。


けど働く時間が減ったりすれば収入が減る。
最悪のケースは収入が0に途絶えること。



であれば、ただ単にがん保険に入れば
安心なのかと言うとそうではない。


治療費+生活費の備えが必要となってくるので
保障額はきっちりと理論で設定しないといけない。



更には罹患しなかった場合も考えないと損をする。
となれば、プラン選びは終身保険がベストだと思う。


現に罹患してしまうと、今と同じパフォーマンスで仕事が
できず、平均で収入は30%下がるとデータ上言われている。

当然今の収入が減って7割の水準になりながら、
治療費を負担していくのはきついはずです。

治療の平均日数は560日と言われていますが、
仮に退院しても終わりではない。

退院しても定期的な通院も必要ですし、
70%の人が再発や転移の不安を抱えている。

なるならないじゃなくて、罹患するだろうという前提で
生活を考えて罹患しても問題ないよう生きていく準備をしておくべきだと僕は強く思います。

なので、がん保険は必要じゃないかなと思いました。

後は普段の規則正しい生活も必要ですね。。気をつけよ。

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?