文才0でも強烈なファンを作る“ゼロ壱ライティング”【初心者向け】
はじめまして! @億りエイターのMr.X(改名予定)です。初めてのnoteなので、一応簡単に自己紹介させて頂くと僕は、
⏩2009年~ブログアフィリエイトをスタート(2年で利益一億円を達成、その後の累計売上は数十億規模)
⏩2012年~自身で培ったマーケティングノウハウ・スキルを伝えるコンサルティング活動を開始(年収億プレイヤー3名、月収1000万プレイヤー10名以上、月収100万円プレイヤー多数輩出)
という形で、主にブログやメルマガ、SNS上での「情報発信ビジネス」で利益を稼ぎながら、それをコンサル生に伝える活動をしています。
その他ではコンテンツ販売だったり、プロモーション事業だったり、システム開発業(ちなみに僕は一切プログラミングできませんw)だったり、飲食店経営だったり・・など色々やっているのですが、今回は話が逸れるので割愛します。
で、早速本題に入りますが、今回の初noteのテーマは「ライティング(文章術)」です。
そして、
✅今現在ブログやSNSで情報発信しているけど結果(利益)が出ていない
✅今現在ブログやSNSで情報発信しているけど読者やフォロワーが付かない
という方向けのnoteになります。
一言で言うと、「書いても書いても、文章読まれねーんだけど!」という方向けのマニュアルです。
詳しくは後述しますが、今回はコピーライティングのテクニック論や心理学系ノウハウではなく、かなり初歩的(けど、かなり重要)な点だけにフォーカスしています。
⛔よって「今既に情報発信ビジネスで結果を出している方」にとっては参考にならないのでここで閉じちゃって頂ければと思います!⛔
逆に、
✅今現在ブログやSNSで情報発信しているけど結果(利益)が出ていない
✅今現在ブログやSNSで情報発信しているけど読者やフォロワーが付かない
という方はこのマニュアルを参考に脳味噌をブラッシュアップしていくだけで、大きく反応率や得られる結果は大きく変わってくると思います。
また、「これから情報発信で稼いでいこう!」という0スタートの方にとっては「入門書」になるはずです。
それでは早速いってみましょう。
コピーライティング“以前”の文章術(前置き)
先の通り、僕はブログやメルマガ、SNS上での情報発信ビジネスにおけるコンサルティング活動を9年ほど行っているのですが、コンサル生の8割以上が0スタートの初心者さんでした。
そんな初心者さんが、情報発信ビジネスを通じて月収7桁、8桁、しいては年収億単位の利益を重ねっている状況にあるわけですがやはり
・いち早く結果を出すコンサル生(早ければ初月から報酬発生)
・そうでない遅咲きのコンサル生(数か月後から報酬発生)
と分かれる傾向にあり、前者・後者共に共通点が多いのも実情です。
その「共通点」には、学び方や行動力、考え方などもありますが、今回のテーマでもある「文章を書く」という点においても共通点や「あるある」があるんですね。
何と言いますか、文章で情報発信する上での誤解というか、そもそもの「基礎」をはき違えてしまっている方が多いんです。
だから、反応も取れず稼げないし、そもそも読まれない。
そんな、
コピーライティングスキル “以前”の文章術。
を「0」からお伝えしていくのがこちらのマニュアルです。
よく、「情報発信ビジネスで稼ぐ為にはコピーライティングを学ぶのが一番」と思われていますが、実は初心者にとってはそのコピーライティングスキルよりも先に習得すべき「前提スキル」があります。
現に実情として、
「コピーライティングを学んでいます」
という方の多くが、
「コピーライティングを勉強しても、全く結果(利益)に繋がらない・・」
「必死に書いているのに、そもそも読んでくれない・・」
という状況に陥っています。
その原因はまさにこの「前提スキルが無いから」なのです。
つまり、コピーライティングスキルが・・とか、テクニックが・・とか、それ以前に押さえるべきところを押さえていないという事。
その前提スキルというのが、
「自分の伝えたい事を分かり易く、正しく読み手に伝えていく文章スキル」
になります。
そもそも、
・読み手に伝えたい事を伝えられない
・読み手に分かり易く伝えられない
・読み手にとって読みにくい
ような文章しか書けない状況で、いくらコピーライティングスキルやテクニックを勉強しても、読み手にとっては「伝わらない」「分かりにくい」「読みにくい」文章に変わりはなく、そこから反応を取っていく事はまずできません。
そして現にそういった文章を書いてしまう方が大半だからこそ、多くの方がいくらコピーライティングを学び、文章を書いても結果を出す事ができないわけです。
僕はこれまで個別コンサル、コンサル企画含め、多くのクライアントと接し、直接的な文章添削も多々行ってきましたが、その経験を通してもこれは本当につくづく感じます。
■実際の添削ファイルの一部:
■実際の添削ファイルの一部:
クライアントの人数こそ全体を合わせても300名程度ですが、おそらく実施してきた添削ファイルの数(トータル)で言えば「数千」を超えています。
ちなみにその文章添削では、
1、改善すべきところの指摘
2、なぜそこが悪いのか、なぜ改善すべきなのかの補足解説
3、1~2を踏まえた上で「どうすれば良いのか」の改善策(具体例など)
などを一文一文、添削していきます。(大抵、元の文章の倍以上の添削が入ります)
正直、かなり辛口なので、最初は驚かれる事も少なくありません。
ただ、僕としては最短最速でスキルアップ→結果に繋げて欲しいので、必要な分を必要なだけ、添削ファイルに反映させている次第です。(その為のコンサルなので)
その甲斐もあって0スタートの初心者にも、速い段階で結果を出させたり、中堅アフィリエイターをトップアフィリエイターに育てる事ができています。
今まで行ってきた添削ファイルをページ数にしたら・・と思うと、ゾッとする程の数をこなしてきたわけですが、そのおかげで
「初心者が書く文章の共通点」
「初心者が物事を伝える際に犯しがちなミス」
「初心者にありがちな文章の悪い癖」
などはおおよそ(というか殆ど)理解しています。
そしてその経験上断言できる事。それは実践者のそれまでの経験の有無問わず、
「書いた文章から利益が生まれない」
「書いた文章がそもそも読まれない」
方は例外なくこの「コピーライティングスキル以前の前提スキル」を押さえられていないという事です。
ただこの「前提スキル」は本当に基礎中の基礎になるので、コピーライティングスキルを習得するよりも遥かにハードルは「低い」です。
よって、意識的な部分とアウトプット(実践)の繰り返しで誰でも習得できます。
そして、この前提スキルをしっかり押さえられていれば、高いコピーライティングスキルが”無くても”「人に伝えたい事を伝える(伝わる)文章」を書く事ができるようになるので、言ってしまえばそれに加えてDRMなどのマーケティングを取り入れていくだけでも、普通に利益を叩き出す事ができてしまうのが実際のところです。
だからこそ、呆れる程マイナスからのスタートだった僕や、もとはと言えばド素人だった僕のコンサル生でも、早い段階で結果を出していっているわけです。
そこにコピーライティングスキルやテクニックを「肉付け」する事で、さらに成約率(利益そのもの)を跳ね上げる事ができるという事。
つまり、まず最初にあなたにお伝えしたいのは
1、コピーライティングもマーケティングと同様に、いくら学んでも土台(基礎)がなければ意味をなさないという事。
2、そして土台(基礎)さえしっかり理解・習得していれば、それだけでもしっかり利益は生み出せるという事。
3、でも多くの人は土台(基礎)を無視して表面上のスキルやテクニックを重視しているから、結果を出せないという事。
です。
そしてこの「自分の伝えたい事を分かり易く、正しく読み手に伝えていく文章スキル」を解説していくのがこの「ゼロ壱ライティングマニュアル」だという事です。
ここで解説していくノウハウは「文章を書く」上での土台(基礎)ではあるものの、決して無視できないノウハウでありスキルになりますので、必ず一度腑に落としてください。
その上で、マーケティングやその他ライティング術を肉付けし、人の心を揺さぶる文章に変え、狙った反応を得るべくして得ていって頂ければと思います。
文章を書いても「読まれない」「売れない」共通点
そこでまずは、
「文章を書いても読んでもらえない」
「文章を書いても結果(利益)を出せない」
という方に共通している「あるある」や「改善ポイント」を幾つか挙げてみたいと思います。
といっても、冒頭から口酸っぱくお伝えしている通り、今回触れていくのはコピーライティングスキルとか、テクニック云々以前の話です。
あくまでもそれ以前の「土台」となる「文章を書く事」における考え方や心構え的な基礎中の基礎ですね。
「土台」が無い状況で、いくら表面的なテクニックを学んでも意味をなしません。
基礎が無いのに応用も無いわけで。
・・でも、その土台を無視して、表面的な部分だけを学んでいる方って、実は本当に多いんです。
その結果、
「書いた文章が読まれない」
「書いた文章から利益が生まれない」
という状況に陥ってしまう。
このマニュアルを読んでいる方の中にも、
「今現在情報発信をしているけど、全く読まれない。」
「・・でも理由や改善策がわからない」
って方って相当多いと思います。
もし今、あなたが文章を書いていて
「書いた文章が読まれない」
「書いた文章から利益が生まれない」
という状況にあるなら、まずはその原因を探る(知る)必要があります。
原因がわからなければ解決策もわからないので、ずーっと平行線(読まれない・稼げない)のままです。
なのでまずはその原因を知り、そこから解決策を見出す必要があります。
一方、「目的達成(稼ぐ)まで何をどうすべきか」を逆算して明確化していく事で効率的に
「スキルアップ」→「目的達成」
に繋げていく事ができます。
もちろん文章を書いていくわけですから、「どうすれば読んでもらえる文章を書けるか」というポイントは大前提に押さえておかなければいけません。
そのポイントを押さえなければまさしく、「いくら大量の記事を書いても読まれない」という状況に陥ってしまうわけです。ここで一度、「分解」して掘り下げていきましょう。
あなたは一体「何」の為に文章を書くのか
まず大前提として考えなければいけないのが、
“あなたは一体「何」の為に文章を書くのか”
という事です。
あなたはこれから「ビジネス」として情報発信していくわけですから、綺麗事抜きに「お金を稼ぐ事」がその目的である筈です。
それがブログなのか、メルマガなのか、もしかするとツイッターやフェイスブックなのかはわかりませんが、いずれにせよそれらのメディアを使って、お金を稼ぐ事を目的に「文章」という形で情報を発信していく(している)わけです。
では、その「文章でお金を稼ぐ」為には、どういったプロセス(段階)を踏まなければいけないでしょうか。
「文章」でお金を稼ぐ為の基本プロセス
まず、文章を利益(お金)に換えていくには、あなたが「伝えたい事」を読み手にしっかりと伝えなければなりません。
例えば文章を通じてセールスを掛けていくなら、伝えたい事を伝えながら、
1、あなたが伝えたい事を「理解」してもらう
2、あなたが伝えている事に「共感」してもらう
3、あなたが伝えている事に「納得」してもらう
というプロセスを経て、商品を手に取ってもらうなりして収益化していくわけです。
ただ、
「書いた文章がそもそも読まれない」
のでは
1、「理解」してもらう
2、「共感」してもらう
3、「納得」してもらう
以前の話になってしまいます。
つまり「伝えたい事」を、そもそも伝えられない。
当然、信頼関係を構築する事も、セールスを成功させる事もできません。これは読者にセールスを掛ける必要のないクリック型のアフィリエイトなどでも同様です。
結局のところ、文章そのものが読まれなければお金にはならないわけです。
仮にそれが非営利的な「日記」みたいなものだとしても、誰にも読んでもらえないなら、書く意味がありませんよね。
文章たるもの「読まれない」のでは、本末転倒なわけです。
ただ実際のところは
「こんなに頑張って書いたのに、何で読まれないんだ・・!」
というケースが多く、その読まれない原因が分かっていないからこそ、「どうしていいかわからない状態」になってる方が多いんです。
そしてその原因の大半は、文章能力以前の問題で「土台」がそもそも固まってないから・・だったりするんですね。
ここでその「土台」について触れる前に、
「読まれる文章」と「読まれない文章」の根本的な違い
について触れておきます。
今回、このnoteをお読み頂いているあなた向けに、あくまで「情報発信ビジネスを行っていく」事を前提に解説していきますが、
・わかりにくい文章
・読みにくい文章
・読み手が求めているものが無い文章
が「読まれない文章の特徴」として挙げられます。
もちろん、細かい点を挙げだすと他にもポイントはありますが、いずれにせよ「わかりにくい」「読みにくい」という時点で読者はページを閉じて離れていってしまいます。
対して「読まれる文章」は
・わかりやすい文章
・読みやすい文章
・読み手が求めているものがある文章
であるという事ができます。
そして多くの人は、「わかりやすい」「読みやすい」「読み手が求めているものがある」文章を書こうと、コピーライティングなどを学び、文章力を磨いていくわけです。
でも、コピーライティングだけを学んでも「読まれる」「売れる」わけではありません。
だからこそ文章力はあるのに稼げていない情報発信者が多いんです。
現に僕が見てきた経験からも、文章力は高いのに「読まれない」「売れない」という方は少なくありません。
それこそまさに「土台」が無いからなんですね。そこでここからはその土台となるポイントを2つ挙げておきます。
書いた文章が「読まれない」人の共通点その1:誰に向けて書いてるのかが自分の中で明確になっていない
結構、勘違いしている方も多いんですが、文章には「こういう風に書かなければいけない」という「正解」があるわけではありません。
その書いた文章の「読み手」によって、文章の内容はもちろん、構成、言い回し、フレーズ・・など、あるべき姿が変わってくる。
例えば今僕が書いている(今こうしてあなたが読んでいる)マニュアルは
・これから文章を書いてで稼ごうと思っている方
・今現在文章を書いても思うように稼げていない方
に向けて書いています。
このような読者さんは、
「どうすれば読まれる(稼げる)文章を書けるのか」
「今現在文章を書いても稼げない原因は何なのか」
を
「知りたい(求めている)」
ので、こうして1から解説しているわけです。
結果的にそれが「読みやすい」「わかりやすい」に繋がってくる。
よって今現在文章で満足な結果を出している方からすると、こんなマニュアルには全く興味は抱きません。
そもそも上記のような悩みが「無い」わけですから、
「求めている情報が無い文章」
にあたるわけです。
逆にそういった上級者を読み手として意識するなら、こういった基礎的な話ではなく、さらに専門性の高いノウハウを書くべき・・という事。
このように同じ「文章」をテーマにした文章でも、あるべき姿は大きく変わってきます。
もちろんこれは文章だけでなく、話し方についても共通している事ですが、いずれにせよ
「誰に向けて伝えるのか」
を意識しなければ「読みやすい」「わかりやすい」文章を書く事はまずできません。
そもそも「その文章の読み手」が見えてないまま書くわけですから当然、
「読み手が求めているもの(情報)」
がわからないし、読み手にとっては
「為にならない文章」
「ツマラナイ文章」
「自分には必要無い文章」
になり、精読(読み込ませる)には繋げられないわけです。
いくら表面的なコピーライティングテクニックを学んでも、その土台がなければ宝の持ち腐れです。
っていうか、何の意味も無い。
だからまずは「この文章は誰に向けて書くのか」を予め明確にしておく必要があるわけです。
こういうと「なんか難しそう・・」と感じる方もいるかもしれませんが、これは決して難しい事ではありません。
たとえば、
「プレゼン資料を作る」
「ラブレターを書く」
場合、相手を想定して文章や資料を作成しますよね?
どちらも相手を想定しなければ「作れない」はずです。
プレゼン資料を作る時は、必ずそのプレゼンしている時の自分やプレゼンする相手をイメージしながら作る筈です。じゃなきゃ、そもそもプレゼンできないですから。
ラブレターを書くときやプロポーズする時、愛する人を想って頭を凝らし、文章や言葉を考える筈です。
ラブレターなんか特に、相手をイメージしていなければ、そもそも何を書こう(言おう)かすら出てきませんよね。
そんな状態で書いたラブレターと、愛する人を意識して書いたラブレターでは、OKを惹き出せる確率が天と地の差に開く事は一目瞭然です。
要は、そういう事です。
つまり読み手を意識できてない(明確になっていない)まま文章を書いても、「誰にも響かない」って事です。
これはそもそも大前提の部分なんですが、実際に読み手を意識せずに(明確にせずに)文章を書いている人はかなり多いんです。
だから興味を持ってもらえないし、読まれない。
なのでそこを意識できてない方はまず、「ゼロ壱マーケティングマニュアル」を参考に
“「誰」に対して文章を書くのか”
を明確に想定してください。
書いた文章が「読まれない」人の共通点その2:
ブログコンセプトや主張がブレブレで一貫性が無い
これは、
「このブログではこういう人に向けてこういう情報を発信していく」
という大枠の道筋も無いままブログを更新してしまうケースです。
これもまさに読み手を想定していないから起こる事で、要するに、
「誰に向けて文章を書くのか」
が明確になっていないから、
・読み手が抱えている悩みや欲求
・読み手が求めている情報
を想定した情報発信ができない為、
「そもそも何を書けばいいのかわからない」
という現象に陥ってしまう。
また「何を書けばいいのかわからない」と、
・1つ1つの記事のテーマ
・ブログ全体の方向性
などもバラバラになってしまいます。
だからこそ僕はコンサル生に対して、一番初めに「見込み客」だけではなく「テーマ」も最初に決めてしまおうとお伝えしています。
仮に1つ記事のテーマを決めて「いざ書こう」としても、読み手を想定していなければ、
・その記事を通して読み手に伝えたい事柄(書き手の主張)
・何の事柄をどのように伝えていくのか(文章構成、言い回しやフレーズなど)
などの「軸」も定まりません。
それとないぼんやりとした記事を書く事は出来たとしても、読み手の心に刺さる文章を書く事はできないわけです。
結果、読み手としては
・わかりにくい
・読みにくい
・自分が求めているものが無い
という文章になってしまい「読まれない」に繋がってしまう。
多くの人(とくに初心者)が
「優良」とされる王道教材を実践しても結果を出せない理由
も、これが原因だったりします。
よく、
「まずはひらすら記事を書いていきましょう」
「そうすれば自然と方向性(コンセプト)が定まってきます」
という情報発信者や教材も多くありますが、初心者にとってはそんな抽象的なアドバイスだけでは実践に移す事ができずに挫折していくわけです。
初心者にとっては「誰に向けて何を書くか」を明確にしておかないフワフワした状態で「とりあえず記事を書け」と言われても頭がフリーズしてしまうと思います。
そしてそんな「何を伝えたいのかわからないブログや記事」から反応を惹き出していく(利益を生み出していく)事はまずできないわけです。
加えて、書き手(自分)の主張に一貫性が無くなってしまう傾向にありますが、その場合は最悪です。
一貫性の無い情報(人物)に読み手が信頼を置く事は100%ありません。
そもそも毎回言っている事がコロコロ変わる人を信用してくれる人なんて、どこにもいないわけです。
例えば以下のツイートでは「知識に全力で投資しよう」という事をつぶやいていて、これはもう10年以上色々なメディアで言い続けている事なんですが、
そんな主張している僕がいきなり、
「いや、マジで情報コンテンツとか高いから貯金しとけ!」
なんて言い出したら、主張に一貫性がなくなるし、それまでの読者からの信用を大きく落とす事になるでしょう。「=読まれない=商品が売れない」って事です。
主張がブレブレな人から何かを売り込まれて買いますか?ましてやそれが知らない赤の他人なら尚更、買うわけないでしょって話です。
これはあくまでも例ですが、セールスに繋げていくなら尚の事、発信していく情報や主張に一貫性を持たせて信頼関係を構築していかなければならないという事です。
なので、先程のポイントで挙げた「読み手(ターゲット)」と同時に、
「このブログではこういう人に向けてこういう情報を発信していく」
という大枠の道筋も予め想定しておいてください。
1本筋が通っていれば、別々のテーマの記事でも最終的にそこに落とし込む事ができます。つまり一貫性と説得力のある情報発信を行っていく事ができるわけです。
そしてそれが信用に繋がっていく、という図式ですね。
「あなたのブログは誰に向けて情報を発信していくブログですか?」
「あなたが想定している読者はどんな悩み欲求を持ち、どんな情報を求めているか?」
「であれば、あなたのブログでは、どんな情報を発信していくべきか?」
このあたりを明確にしておけば、おのずとブログ全体のテーマや記事の内容(ネタ)、1つ1つの記事構成(切り口や言い回しなど)も定まってくると思います。
読まれる(売れる)文章の原理原則
ここまで、文章を書く上での「土台」となる考え方、心構え的な部分として、
・「文章」でお金を稼ぐ為の基本プロセス
・「読まれる文章」と「読まれない文章」の根本的な違い
・書いた文章が「読まれない」人の共通点
などの基礎的なポイントについて触れました。
上記は、
・僕自身が実際に多くの情報発信者を見てきた印象
・多くのコンサル生への指導や添削活動を続けてきた経験
の中で感じる、「全てに共通する、とくに注意すべきポイント」です。
そして「文章によってセールスを成功させていく」には
1、あなたが伝えたい事をひとまず「理解」してもらう
2、あなたが伝えている事に「納得」してもらう
3、あなたが伝えている事に「共感」してもらう
というプロセスを経て
「読者との信頼関係を構築していく事」
が必要不可欠であるとお伝えしました。
まずは書き手(自分)が伝えたい事を読み手(読者)に「理解」してもらえない事には、その次の「納得」「共感」という段階に進む事はできません。
ただそれ以前に「文章が読まれない」のでは、自分が伝えたい事を伝える事すらできないので、最初のキッカケとなる「理解」すらしてもらえないわけです。
そしてその“読まれる文章”と“読まれない文章”の「違い」としては、
・「わかりやすい」か「わかりにくい」か
・「読みやすい」か「読みにくい」か
・読み手が求めている情報が「ある」か「無い」か
であり、その「特徴」や「問題点」についても解説してきました。
そのあたりを掘り下げた具体的なポイントは後述していくとして、「そもそも読者との信頼関係って・・?」という点について先に少し補足しておきます。
そもそも、読者との「信頼関係」とは・・?
・・結論から言うとまず「読者との信頼関係」は「読者への価値提供」によって生まれます。
じゃあ、「価値提供ってなんぞや」って話なんですが、
「読者への価値提供」=「読者が求めている情報を発信していく事」
だと僕は思います。っていうか、これに尽きる。
読者にとっては
「求めている情報」
がその文章にあるわけですから、その文章を読む事によって
「タメになった」
「参考になった」
と「価値」を感じるわけで。
そんな情報(価値)を発信(提供)している書き手(あなた)に対して「信用」を置くのはごく自然な事です。
逆に言うと、「タメになった」「参考になった」と感じさせる事ができなければ、価値提供はできないし、信頼を得る事はできないという事。
実際に自分自身に置き換えてみると、無数にあるブログの中で信頼を置いているのは
「為になる情報(記事やメルマガ)を発信しているブログ(ないし発信者)」
ではないでしょうか。
っていうか、それ以外に信用を判断する「材料」がないですよね。
つまり読者への価値提供こそが、読者からの信用に繋がり、あなたと読者の信頼関係に繋がっていくという図式。
まさに先程「読まれる文章の特徴」として挙げた「読み手が求めているものがある文章」がここでも関係してくるわけです。
【✅ポイント】
「読者との信頼関係」=「読者への価値提供」
「価値提供」=「読者が求めている情報発信」
こう書くと、
「人に価値なんて提供できないよ・・!」
という固定概念を抱いている(思い込んでいる)初心者の方が大半なものですが、実際のところ初心者だって誰だって、あなたにだって、100%間違いなく読者に価値を提供する事はできます。
それも決して難しい事ではないんですね。
その点についても後述しますが、いずれにせよどんなに価値を提供できる文章を書いたとしても、読者自身に「その文章に自分が求めている情報がある」と認識してもわらなければ元も子もないわけです。
要するに全て、「文章を読んでもらう」という前提ありきの話であるという事。
なのでまずは読者に対して「あなたの文章を読む動機」を作らせなければなりません。
まずは「読ませる」事を意識して文章を書かなければならないわけです。
よって、
「文章を書いて情報発信する」→「その文章から利益を生み出す」
までの一連のフローとしては、
“読む動機付け < 理解・納得・共感 < 信頼関係を構築(価値提供)< セールス < 売れる”
という図式になるわけですが、こう書くとまた「難しそう」という印象を持たれるかもしれません。
ただこれら「全て」も、
「あたり前の事をあたり前に意識していくだけ」
でクリアできるポイントだったりします。
そこでここからは、
「読者の読む動機をどう作っていくのか」
「どうやってその読者に対して価値を提供し、信頼関係を構築していくのか」
という事を踏まえた「基礎的なポイント」について順を追って解説していきます。
読まれる文章・売れる文章を作成する為の、極めてシンプルな「答え」
「読者の読む動機を作っていく」
「読者に対して価値を提供し、信頼関係を構築していく」
この基盤となる「答え」を一言で表すなら
「読み手の事を第一に考える」
という事に尽きます。上記だけでは抽象的すぎるので掘り下げていきますね。
まず、「読者の読む動機をどう作っていくのか」という点についてですが、これも一度実際に逆の立場になって考えてみてください。
あなたが何か調べものをしようとグーグルで検索を掛けた時、どんなサイト(ないしブログ)ならスクロールして、じっくり読み込みますか?
はたまた、どんなサイトなら「戻る」ボタンをクリックして他のサイト(ないしブログ)にアクセスし直すでしょうか。
実際のところアクセスした数秒の間に、
・見やすい(読みやすい)
・わかりやすい(わかりやすそう)
・自分が求めている情報がある(ありそう)
という事を(意識的無意識関わらず)判断して、精読するかどうかを決めているはずです。
誰しも「時間」は有限ですから、調べたい事は一刻も早く調べたいし、知りたい事は手っ取り早く知りたい。
よくわからない文章を読む事自体「時間のムダ」なので、そのサイトやブログに「自分が求めている情報」が無さそうであれば、他を当たりますよね。
もちろんこれは、あなただけでなく他の検索ユーザーも同じです。
あなただけでなく、読み手も「忙しい」んです。
見込み客は「忙しい」からあなたのブログの存在を発見する事もできず、見込み客になりえないのです。
あなたがブログで発信している情報にも、あなたが発行しているステップメールにも、あなたが販売している商品にも、
「本当は凄く興味があるはずなのに、忙しすぎてその存在にすら気付く事ができない」
のです。
よって読み手に対して
・見やすい(読みやすい)
・わかりやすい(わかりやすそう)
・自分が求めている情報がある(ありそう)
という事を手短に一見で「わかる」構成にして読み込ませなければならないわけです。
その読み込ませる為の簡単なポイントをざっくり挙げると、
✅ブログ記事のタイトルや記事の冒頭で興味関心を引き付ける
→検索ユーザーからのアクセス流入&先が気になる心理効果を意図的に狙う
✅記事冒頭部分の「目次」や「予告」で伝えている内容を端的にわかりやすく伝える
→ページを開いたファーストビューの書き出し(冒頭)でこの記事はどんな記事なのかを明確に伝える
✅その記事を読む事でどんな利得(ベネフィット)があるのかをしっかり伝える
→読み手が求めている情報を発信している事を認知させながら精読率を上げる
✅ブログ記事の中見出しで興味を引き付ける
→見出しのみを流し読みしている読者からの精読(読み込み)を誘う
などがあります。
そもそもの「理解」を得る為にはまず、「読むキッカケ(動機)」を作れなければ何も始まらないというわけです。
ここまでの通り、キッカケがなければその先は無いわけで、逆にこのキッカケさえ作れば、あとは「トントン拍子」に精読→反応に繋げていく事ができると言っても過言ではないわけですが、ここからは
・「読むキッカケ(動機)」を作る
・発信した情報(書いた文章)を「理解」してもらう
・その情報(理解した内容)に「納得」してもらう
・納得した情報(文章)に「共感」してもらう
これら「全て」の文章作成において、そもそも大前提に意識しておかなければならないポイントについて触れておきます。
動機付け→理解→納得→共感・・?
“それ以前”に「文章を書く」上で意識しなければならないポイント
先ほどもお伝えしてした通り、書いた文章から利益を発生させるには、
1、あなたが伝えたい事を「理解」してもらう
2、あなたが伝えている事に「納得」してもらう
3、あなたが伝えている事に「共感」してもらう
というプロセス経て「読者との信頼関係」を構築していかなければ、意図して商品を手に取ってもらう(収益化していく)事はできません。
そしてその「理解」にせよ「納得」にせよ「共感」にせよ、大前提として「あなたが伝えたい事」を、しっかりと読み手に
「分かり易く」
伝えていく必要があります。
まずはここが、「全ての文章」に共通する重要なポイントです。
こういうと、「そんな事わかってるよ」と思われるかもしれません。
でも実際に多くの方は「わかりにくい文章」を書いてしまっているから、「読まれない」「売れない」という状況に陥っているわけです。
あたり前ですが、分かりにくい文章では、伝えたい事をしっかり伝える事ができません。
そもそも伝えたい事を伝えられなければ、「理解」も「納得」も「共感」も引き出せないわけです。
そしてその
「分かり易い文章」を書く為の原則。
としてよく、
「中学生にでもわかるように(理解できるように)書きましょう」
という事が言われていたりします。
具体的には、
「難しい専門用語を使わずに」
「ややこしい説明をしないように」
というような感じですね。
コピーライティング関連の書籍や教材を手に取って事がある方なら、少なからず目にした事、聞いた事があるのではないでしょうか。
そして多くの人は中学生にもわかるように、
「難しい専門用語を使わずに」
「ややこしい説明をしないように」
と考えながら使う用語やフレーズを意識的に選らんで、文章を作成している傾向にあります。
でも、実はそれだけじゃ30点。
なぜなら表面的に「なんとなく読める文章」は書く事ができても「売れる文章」を書くことには繋がないからです。そんな表面的な部分よりも、もっと大事なポイントがあるんですね。
「中学生でもわかるように書け!」の間違えた認識と、真の意味。
先の通り、文章を通じて物事を人に伝えていく上で、「中学生でもわかるように文章を書きましょう」と言っている書籍や教材は多くあります。
でも、そもそもの話、「中学生でもわかるように文章を書く」って、一体どういう意味なんでしょうか?
専門用語を使わずに書く事?
小難しい説明をしないように気を付ける事?
もちろん、「専門用語を使わずに書く」「小難しい説明をしないように説明する」というのも意識すべきポイントです。
でも、それだけじゃ「それなりに読める文章」は作れても、「タメになった」と思われる文章(価値を提供できる文章)にはなりえません。
読み手に「タメになった」と思ってもらえないという事は「価値」を提供できないという事であり、すなわち
「価値提供」→「信頼関係」
に繋げる事もできず、結果的に「売れない」という事になります。
・・そもそもの話。「わかるように」は
「理解できるように」
「腑に落ちるように」
という事です。
そしてその「理解させる」「腑に落とさせる」文章には、大前提として2つの要素があると思います。
あくまでもこれまでの経験上の個人的な主観ですが、
1、表面的な文章の分かり易さ
2、内容的な文章の分かり易さ
この2つの要素が揃って初めて
「誰にでも理解できる(腑に落とさせる)分かり易い文章」
「多くの読者から為になったと価値を感じてもらえる文章」
になると思うのです。ここは重要なので掘り下げて解説しますね。
「表面的」な文章のわかり易さとは。
まずは、
1、表面的な文章の分かり易さ
について。
先のとおりこの「表面的な文章の分かり易さ」を意識する事も重要です。それこそ、
「専門用語を使わずに書く」
「難しい説明をしないように説明する」
というのもそれにあたります。専門用語や横文字を使っても、その用語がわからなければ、文章そのものを理解できませんからね。
例えば、以下の文章を読んでみてください。
今回はマーケティング戦略の1つ、「STP分析」について解説します。
「STP分析」は市場をセグメンテーションし、次にその中からフォーカスすべきターゲットセグメントを決定し、そしてターゲットセグメントに対して、ベネフィットをポジショニングする活動の事を
・Segmentation(セグメンテーション)
・Targeting(ターゲティング)
・Positioning(プランニング)
の頭文字をとって「STP分析」と呼びます。
極端な乱文ですが、上記の文章を読んで理解できるのはマーケティングに精通している極々一部の人だけだと思います。
おそらくこの記事を読んでいる99。9%の方は理解できないはず。
正直、僕だって意味不明だし、これを読んでいるあなたも、
「セグメンテーションって何?」
「セグメンテーションがわからないからターゲットセグメントもわからないんだけど」
「ベネフィット?ポジショニング?それは何かの食べ物ですか?」
と思っている事だと思います。
まあ、この例は大袈裟ですが、僕がコンサル生の原稿を実際に添削していても
・自分が当たり前に知っている(使っている)フレーズ(単語や用語)
を、あたかも
「誰でも知っている」
と思い主観的に情報発信しているケースが往々にしてあります。
例えば、「ブログ運営に興味はあるけど、全く知識の無い初心者」に対して、ワードプレスのテンプレート(商品)を紹介(アフィリエイト)したいとします。
そんな時に、
「ブログの運営は、自由度が高く制限の無いワードプレスで構築するべきです。」
「このテンプレートを使えば、デザイン性とSEO効果の高いワードプレスブログを・・」
と伝えても、読み手にとっては何がなんだか、ちんぷんかんぷんです。
なぜなら想定している読者(ターゲット)は「知識の無い初心者」だからです。
そんな「知識の無い初心者」に対して
「ブログの運営は、自由度が高く制限の無いワードプレスで構築するべきです。」
と言っても、読み手はそもそも「ワードプレス」の意味が分からないので、この時点で何を言っているのかサッパリ理解不能。
「ワード?プレス?それはエクセルとかワードに関連している何か?」
と思われてしまうのがオチです。
そもそも「言っている意味が分からい」わけですから、いくら商品の良さを伝えても、その商品の必要性を理解してもらえません。
必要だと思わない商品を手に取る人はいないわけで。
これが既に持っている商品(たとえば電子機器など)の説明書で、その商品にトラブルがあった場合などであれば、そのわからない用語を改めてググったりして、仕方なく理解しようと思うでしょう。
あるいは勉強する時に「その教科書しかない」場合など、ですね。(学校の教科書なんか、わかりにくい文章の塊だと思います)
でも、ネットで単純に調べものをしたい時などは「わからない用語」が当たり前に使われている時点で、「戻る」ボタンを押してそのサイトを去って他のサイトをあたりますよね。
要は、知らない単語を「当たり前に知っている」という前提で話を進められている時点で、読み手にとっては「ストレス」以外の何物でもないんです。
「わかりにくい文章」→「読み手にストレスを与える文章」
誰だって、ストレスを受ける文章なんて読みたくありません。
なんでわざわざネット上でストレスを与えられなきゃなんないんだって話で、腹が減った子供のように
「いいから求めているもの(情報)を出せ!」
というのが、読者の本心なわけです。
なので、書き手(自分自身)が当たり前に知っている単語、あるいは使っている用語やフレーズなどを主観的に使う事はせずに、極力「誰にでも理解できる」ような言葉を選らんで文章を書く・・という配慮は必要です。
それこそ「中学生でも理解できるように書く」くらいに意識すると、この問題は解決できます。
・・でも、ただ単純に優しい言葉で書けばいいというわけではありません。
それこそ先のとおり、「読める文章」は書けても「売れる文章」は書けないので、その読者を「ファン化」「顧客化」していく事はできません。
だから30点なんです。
あくまでも「誰でも理解できる言葉を使う」というのは表面的な話で、表面的な部分だけ整えても読み手からの「為になった」には繋がらないんですね。
「分かり易い」→「タメになる」文章を書く上で大前提に必要な「もう1つの要素」とは。
その読者からの「為になった」を惹き出していく要素が、先に挙げた
2、内容的な文章の分かり易さ
になります。
つまるところ、表面的な部分だけではなく、内容的にもわかり易い(理解しやすい)文章を書かなければならないわけです。
こう書くとまた
「でも、内容的にわかる(わかり易い)文章なんて私には・・」
と思われるかもしれませんが、これもまた全く難しい事ではありません。
これまで口酸っぱくお伝えしてきた通り、誰にでも書く事ができます。
結論を先に言うと、それこそこれまで解説してきた
「読者を第一に考える」
「中学生でも理解できるように伝える」
これだけで「内容的にわかる(わかり易い)文章」を書く事ができます。
その上で、まず第一に念頭におきべき(注意すべき)事。それは・・
自分が知っている(感じている)事を、読み手もあたり前に知っている(感じている)と思うな!
という事です。
ここでいう「あなたが知っている事」は用語やフレーズの事を指しているわけではありません。
ここまで、表面的な部分として、自分(書き手)が知っている用語やフレーズを「あたかも誰でも知っている」かのように主観的に伝える事はNGだとお伝えしました。
ただそれと同等(もしくはそれ以上)に、
「自分が持っている知識や感じている事」
を、
「読み手もあたり前に知っている、感じている」
と思い込み情報を発信する事もNGです。
現にそう勘違いして、一方的かつ主観的に情報発信をしているケースを数えきれない程目にします。
実際に添削していても、初心者の頃は90%以上の方が、上記のような主観的な文章を書いてしまっています。
それじゃあ、せっかく良い事(本来なら価値を感じてもらえる内容)を伝えていても、読み手には伝わらないわけです。
それって、もの凄い勿体ない事ですよね。
理解してもらえさえすれば、「納得」→「共感」へと、次(利益)に繋がるのに、理解されない文章を書く事で、自らその利益を捨てているんですから。
・・じゃあ、どうすればいいのか。
という具体的なハウツーに移っていきますが、それこそこれまで触れてきた、
「読み手の事を第一に考える」
「中学生でも理解できるように伝える」
を意識すると答えが見えてくると思います。
つまり、
書いた文章を読んだ中学生が抱く「疑問」を予め意識して文章化してあげる
事ですべて解決できるわけです。
たとえば先ほどの
「ブログの運営は、自由度が高く制限の無いワードプレスで構築するべきです。」
「このテンプレートを使えば、デザイン性とSEO効果の高いワードプレスブログを・・」
という例文。
これを実際に0ベースの中学生に対して、面と向かって口頭で説明したとしたら・・一体、聞き手である中学生はどう感じるでしょうか。
そして聞き手である中学生と、話し手であるあなたとで、どういう会話のやりとりが繰り広げられる(返答が返ってくる)でしょうか。
対面で説明する場合は、話し手が一方的に話す事はありませんので、聞き手も疑問や質問があればその都度その疑問をぶつけてきます。
今は中学生を例に挙げてますが、別に中学生でなくても同様で、無垢な子供であればある程、ことあるごとに、
「なんで?」
「どうして?」
と、素直に疑問をぶつけてくるものです。
大人になればなるほど、「それを質問する事」自体に恥じらいを感じてしまうものですが、本心は同じです。
その疑問を予め踏まえた上で文章を作成する事で、
1、ストレスを感じない
2、わかりやすい(理解できる)
3、為になる(価値を感じる)
文章を書く事ができます。
ここで少しイメージトレーニングです。
先の例文では、ターゲティングしている読者を
「ブログ運営に興味はあるけど、全く知識の無い初心者」
としていましたが、ここではあえて
「ブログ運営に興味はあるけど、全く知識の無い中学生」
を相手だと仮定し、会話で伝えていく体でイメージしてみます。
その相手(別に小学生でもOK)に対して、
「ブログの運営は、自由度も高くて、制限の無いワードプレスで構築するべきだよ。」
と言ったとした場合、その時点で、
「自由度って何?何がどう自由なの?」
「制限って何の事?その制限はダメな事なの?」
「そもそもワードプレスって何?」
という疑問を抱き、質問してくるはずです。
そしてその疑問・質問に対して、
「無料ブログサービスだとカスタマイズとか収益化についての制限があるから・・」
「ワードプレスっていうのは、独自ドメインを取得して、そこに自分のブログを立ち上げる事で・・」
と説明してあげたとします。
すると次は
「無料ブログサービスって何?無料ならそっちの方が良いんじゃないの?」
「カスタマイズって何?なんで自由にできないの?」
「収益化って具体的にどういう事?なんで(どんな)制限があるの?」
「独自ドメインっていうのは何?っていうかドメインって何?」
と、1つ1つの回答に対してまた「素朴な疑問」が湧き出てくるわけです。
このイメージトレーニングでは「会話」を想定していますが、文章においても読み手は全く一緒の感情を抱いています。
違うのは伝える方法が「文字」であるか「言葉」であるかだけ。
文章の場合は、対話形式ではなく、書いた文章を一方的に発信していく形になるので、この「物事を伝える上で最も重要な事」を忘れがちですが、会話にせよ、文章にせよ、結局のところ「対人間」への情報発信・コミュニケーションに変わりないわけです。
となると、答えは見えてくるはず。
そう、
「無料ブログサービスって何?無料ならそっちの方が良いんじゃないの?」
「カスタマイズって何?なんで自由にできないの?」
「収益化って具体的にどういう事?なんで(どんな)制限があるの?」
「独自ドメインっていうのは何?っていうかドメインって何?」
という疑問を予め想定した上で、文章を作成してあげれば良いんです。
そうすれば、どんなに知識が無い方に対しても「分かり易い文章」が書けます。
少なくとも「言っている事が理解できない」という状況は避けられるわけです。
分かり易く伝える事ではじめて「理解」→「納得」の道筋が見えてくるという事。
上記はあくまでも極端な例ですが、原則として読者は、あなたが書く1つ1つの文章を読んで
「なぜ?」「どうして?」
という感情(素朴な疑問)を抱きます。
その疑問が解決しないまま、一方的に話が進められてもストレスを感じるだけです。
それでは当然、内容も理解できません。
内容が「理解」できなければ当然「納得」もできないので、「為になった」思う事もありません。
いくら理解できる言葉(フレーズ)を使っていても、「内容」が理解できなければ読者にとっては「無益」です。
読み手にとって無益なんだから、そこから「次(利益)」に繋がる事はありえません。
だから、その読者が抱くであろう疑問を踏まえて、情報発信(文章化)していく。
そうすれば、読者はその疑問を抱く事すらなく、分かり易い(内容を理解できる)文章になります。
これはビジネス系に限らず、ダイエット系や美容系、旅行系や投資系、ゲームやアプリ系などなど、あらゆるジャンルでの情報発信、全ての文章にも共通して言える事です。
例えば旅行系のブログなら、
「自分が知っている用語」
「自分が持っている知識」
などを読み手も知っている前提で話を展開せずに、
「はじめて海外旅行にいく初心者」
でも理解できるように文章を作成していく。(読者の絶対数が多い初心者層をターゲティングする場合)
そうすれば読み手もストレスを感じる事の無い「理解できる分かり易い文章」を書く事ができます。
どうしても専門用語を使わなければならない場合
もちろん、記事の内容によっては、どうしても専門用語を使わなければならない場合もあります。
先に挙げた下記の例文は極端ですが、
【先ほどの例文】
今回はマーケティング戦略の1つ、「STP分析」について解説します。
「STP分析」は市場をセグメンテーションし、次にその中からフォーカスすべきターゲットセグメントを決定し、そしてターゲットセグメントに対して、ベネフィットをポジショニングする活動の事を
・Segmentation(セグメンテーション)
・Targeting(ターゲティング)
・Positioning(プランニング)
の頭文字をとって「STP分析」と呼びます。
もし仮にこの内容を記事にするなら、まずそれぞれの用語を解説しておく。
その理解がなければ文章の「内容」も理解できないので、上記の例文であれば、
・Segmentation(セグメンテーション)とは何か
・Targeting(ターゲティング)とは何か
・Positioning(プランニング)とは何か
というそれぞれの用語の解説を入れ、その基礎知識を読者に備えた上で話を進めていく必要があるという事です。
とにかく一文一文丁寧に、どのレベルの読み手でも「理解」できるように文章を進めていく・・というのが基本であり、これこそが「内容的な分かり易さ」になります。
逆に言うと、解説の必要なく読み手に伝えたい事を伝えられる内容なら、そういった用語は使うべきではないという事。
それが1つ目に挙げた「表面的なわかりやすさ」です。
この
1、表面的な文章の分かり易さ
2、内容的な文章の分かり易さ
が揃っていなければ、電子機器の説明書などの様に、読者の疑問が解決しないまま一方的に進んでいく「分かりにくい文章」になってしまいます。
そして、この2点を抑えた「分かり易い文章」を書く上で避ける事ができない事。それは
深く理解していないと、分かり易く伝える事は不可能
だという事です。
「難しい事を難しく伝える」のは簡単です。
でもそれじゃあ、読者にストレスを与えるだけで、何も生み出さないという事は、これまでも口酸っぱくお伝えした通り。
読み手に対して
「難しい事を分かり易く伝える」
「その事柄を知らない人に分かり易く説明する」
からこそ、読者からの「タメになった」を惹き出していく事ができるのです。
そして「難しい事を分かり易く伝える」には、その内容(事柄)を、書き手である自分自身が深く理解していなければなりません。
逆に言うと、「深く理解していない事」を分かり易く伝える事はできないわけです。
そして「深く理解する」事に「裏ワザ」や「近道」はありません。
インプットした事(学んだ事)をアウトプット(情報発信)する。
この繰り返し以外にないわけです。
その「インプットとアウトプットの繰り返し」のサイクルが早ければ早い程、
・スキルアップのスピード
・結果(利益)を出すまでのスピード
・得られる結果(利益)そのもの
も早く、大きくなります。
強いて言えば、インプットとアウトプットの繰り返しこそが「近道」です。
多くの人は「努力せずに情報発信で稼ぐ術」を探したがりますが、言うまでもなくそんな「裏ワザ」は存在しません。
相手(読み手)は人間なんです。そんなバカな話ありません。結局大事なのは本質的な部分であり、あとは自分自身の努力なんです。
とはいえ、その努力していく実践内容の「ハードル」は決して高くはありません。
正しい知識、戦略をもって、あたり前の事を、あたり前にやれるかどうか。ただそれだけ。
だからいくら小手先のマーケティングを学ぼうが、表面的なコピーライティングテクニックを学ぼうが、それだけでは何の役にも立たないわけです。
よく、
・ググった情報をリライトしたり、コピーペーストすれば良いと勘違いしている人
・博学ぶりたいのか、格好つけたいのか、SNSなどでやたら横文字を使う人
を見かけますが、そんな文章から何かが生まれる事は、まずもってありません。
じゃあ、
「それ、何のために書いてるの?」
って話で、ただの自己満足、独りよがりのマスターベーションなわけです。
それじゃあ元も子もないわけで。
間違ってもそうはならないように気を付けてくださいね。
・・と少し話が逸れましたが、情報発信ビジネスで結果を出す上で、
「難しい事を分かり易く伝える」
「その事柄を知らない人に分かり易く説明する」
には結局、インプットとアウトプットを繰り返しが必要不可欠になります。
それがなければ「理解→納得→価値提供」へと繋げていく事は100%できません。(100%は言い過ぎかもしれませんが、それくらい重要だという事です)
なので今現在、「分かり易い解説」ができないなら、まずは「知らない事を知る」事から始めてみてください。
ここで最後に、
「伝え方」を初心者向けにするだけでなく、「ターゲティングする見込み客」も初心者にするべき理由。
についても触れておきます。
人に情報を発信していく上で
「自分が知っている用語やフレーズ」
「自分が持っている知識や感情」
を、さも
「読み手もあたり前に知っている(感じている)」
と思って情報発信していくのは“100%NG”だという事はここまでお伝えしてきた通り。
そんな文章はそもそも理解できないし、納得もできません。というか、読む気も起きない。
そう教えるとコンサル生からは稀に
「初心者以外をターゲットにしていくならいいのでは・・?」
という相談を受ける事もあります。
もちろん、ある程度知識のある中上級者の方“のみ”をターゲティングしていくなら話は別です。
ただ、少なくとも「この記事を読んでいるあなた」はそうでは無いはずです。
・・というか。そもそも、「ビジネス」として情報発信を行っていくなら、どのジャンルでも初心者をターゲットにしていくべきなんですよね。
なぜなら、初心者層こそが見込み客のパイ(絶対数)の殆どを占めているからです。
これはネットビジネス系の情報発信に限った事ではなく、
・旅行系のブログ
・美容系やダイエット系のブログ
・投資系や金融系のブログ
・ゲームやアプリ解説系のブログ
などなど、ほぼ「全て」のジャンルに言える事です。
検索ユーザーは「知りたい事を調べたくて検索している」わけで、逆に言うと「知らないから調べたい」わけです。
・・じゃあ、知らない事(調べたい事)が「多い」層は?
言うまでもなく「初心者」ですよね。
例えば「旅行」ひとつにしても、
「年に何回も海外旅行に行っている人」
なんて、全体的に見てもムチャクチャ少ないと思います。
初めての海外旅行、あるいは数年に一回の海外旅行だからこそ、興味や不安を覚えて検索するわけで、そういう層の検索ユーザーの方が圧倒的に多いわけです。
美容やダイエットだって、肌がつるつるで、体脂肪率も1ケタ代で・・なんて検索ユーザーは極々一握りなはず。
ゲームやアプリだってそう。クリア出来ないからクリアする為にググる初心者の検索ユーザーが大半。
投資だって、今現在投資で成功している人よりも「これから投資してみたいな」という初心者が大半を占めます。
このようにどのジャンルにおいても、
「検索を掛けるユーザーの絶対数」
が多いのは、
「それぞれのジャンルの初心者層」
なんです。
よっぽど専門性の高い情報を発信していけるなら、そういった中上級者層をターゲティングしていっても良いと思いますが、初心者層をターゲティングしていくよりも
「情報を発信していくハードル」
は遥かに上がります。
それでいて見込み客の絶対数も少ない。
・・だったら、初心者層をターゲティングしていった方がビジネスとしては合理的に決まっているじゃないですか。
よって「ビジネス」として、稼ぐ為に情報発信をしていくなら、
「初心者層にも理解できるような分かり易い情報発信」
をしていくべきなんです。
こういうと、
「中上級者から『そんな情報知ってるから、いちいち書くなよ!』と言われそうで・・」
と、不安を覚える方も稀にいますが、その情報を知っている中上級者は、知っているからこそ、そもそもそのワードでググる(検索する)事はありません。
また、そんな中上級者が初心者向けの記事を読んでも、「初心者向けだ」とわかった時点でそのページを去りますし、いちいち文句なんて言ってきません。
まあ、ネットなのでそんな“変わり者”も極々稀にはいますが「子どもに喧嘩を売る可哀相で恥ずかしい大人」だと思ってスルーしてあげましょう(笑)
構っている時間もムダですし、精神的にも不衛生なので。
だから安心して「初心者向け」に記事を書いてください。
そもそも、その中上級者も元はといえば初心者だったわけで、初心者の頃は今の初心者と同じようにググっていたわけです。
となれば、やはり初心者を取り込んでいく事が
「見込みの絶対数を上げて利益を最大化していく」
という意味では一番の「正解」ですよね。
結局のところ、初心者にも理解できる「分かり易い文章」を書いていく事こそが最短最速で最大の結果(利益)をもたらす・・という事です。
そもそも中上級者向けのコンテンツは「作る事自体のハードル」も上がりますので、インプットとアウトプットの効率面や労力対効果という点でもメリットはありません。
つまるところ、情報発信を「ビジネス」として文章を書いていくには、どのジャンルにおいても「初心者」をターゲットに想定しておくべきだという事です。
是非、恥ずかしがらずに、引け目を感じずに、ガンガンインプットとアウトプットを繰り返していってください。
そんなこんなで今回は「文章を書く以前の心構えや考え方」についてお伝えしてきました。
是非この土台を忘れず、日ごろのインプット→アウトプットを繰り返して頂ければと思います。
少しでもあなたの役に立てれば幸いです。
最後に
お疲れ様でした!
初めてのnoteながら、少し長くなってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。
今回の初noteは「ライティング(文章術)」をテーマに
✅今現在ブログやSNSで情報発信しているけど結果(利益)が出ていない
✅今現在ブログやSNSで情報発信しているけど読者やフォロワーが付かない
方向けに、全ての文章作成の土台となる基礎的なポイントをまとめてみました。
文字通り超基礎的なポイントではありますが、意外と意識できず精読や結果に繋がらないケースを沢山みてきたので、もしも今現在思うような反応を得られていない場合は一度俯瞰的に見直してみて頂ければと思います。
また、もし少しでも参考になったのであれば・・
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Mr.X@億りエイター/歴12年(@x_writing)のnoteを読みました。
(感想)
https://note.com/x_writing/n/n2b9becb0c983
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