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今までの『好き』の棚卸しをしてみている

わたしは基本的に、自分のことを深掘っていくのが好きです。
人生にはずっと迷子で、あっちへふらふらこっちへふらふら。なかなか道が定まらない。

続けていられることなんか、数えるほど。


そんな感じだから、いっかい人生の棚卸しをしようと思い立ちました。
別に、大層な夢みたいなのがあるわけじゃなくて。

わたしの『好き』のルーツを、探ってみたくなったんです。


例えばね。
血のつながらない数人が、互いに支え合ってわかり合ってる話がたまらなく好きなんですけど。

中学生の頃読んでいた「東京S黄尾探偵団」というライトノベルが、まさにそうで。
年齢も経歴もバラバラの7人が、通信制の高校で出会って探偵団やってる話。

探偵団なので、事件の謎を解いていくんですが、この探偵たち結構な勢いでやりたい放題です。
なんせ三原則が「ずるい・きたない・あくどい」。
ミステリーなんだけど、推理するんだけど、世のため人のために犯人を追い詰めて……というのとはちょっと違う感じ。

彼らは、自分たちのことを「ファミリー」だと言います。
イエローテール家訓その4、他人に厳しく身内に甘く。
書きまちがいじゃありません。身内に甘く、です。



もっと遡ると、好きだった海外ドラマ「フルハウス」。
妻を亡くしたお父さんが、義弟と友人と一緒に3人の姉妹を育てるアメリカのシットコムです。
わたしが子どもの頃は、NHKで夕方に繰り返し放送されてました。

基本的にコメディでテンポよく話が進むんだけど、家族の大切さや難しさがそこにはあって。
お互い話し合ってハグをして心を通わせていくのに小学生の時から惹かれています。

ちょっぴり動画を見せたら5歳がおもしろがってくれたので、家族でシーズン1から少しずつ見進めてるとこです。
ジョーイは時を超え国境を越えて、子どもの心つかむんだねえ。


あの頃にはこれが好きだったな。
これは今でも好きが続いてるな。
あんなものに手を出したりもしたな。
こういうものに囲まれて生きてたな。

そんな風に、自分の過去を洗い出してみています。

好きだった人、好きだった場所、好きだったもの。
そこにあの頃のわたしがあって、全部が今につながっている。


そのうち、この中のどれかが今のわたしを勇気づけてくれるかもしれない。
癒してくれるかもしれない。
導いてくれるかもしれない。

そんな風に思って、『好き』がつまったメモを見ながら、思い出した『好き』をちょっとずつ書き足しています。


おしまいっ

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