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パートナーと共に歩むプロフェッショナル-MFXってこんなチーム クライアントサービス開発部-

こんにちは!マネーフォワード エックスカンパニー公式noteです。

今回はエックスカンパニー内でもちゃんと何をやっているかわからない人が多い、クライアントサービス開発部(通称CSD部)がどんなチームなのか、部長の近藤さんと、メンバーの中西さんにインタビューしてきました!

そもそもマネーフォワード エックスカンパニーって何?という方はぜひこちらをご覧ください。

登場人物

株式会社マネーフォワード
マネーフォワードエックスカンパニー Money Forward X本部 クライアントサービス開発部 部長
近藤 大 (見出し写真左側)
2001年より、ソフトウェアエンジニアから、開発部門の責任者を経て、製品の企画・開発・マネジメント責任者を歴任。2018年8月マネーフォワード入社。大手企業の人事部門向けパッケージソフトウェアのエンジニアとして、製品の企画、開発、保守を経験。現在は自社サービスの企画・開発や複数の共創案件のPMを担当。趣味はキャンプ。

同 クライアントサービス開発部
中西 孔明(見出し写真右側)
2007年よりSIer、人材紹介、SIerと従事したのち、2019年4月マネーフォワード入社。常駐、受託、自社サービスのそれぞれの立場でシステム開発を経験。銀行、生損保などの金融系システムにてWebアプリ、インフラ担当として開発、保守、運用を担当。現在は共創案件にて実作業もしつつ、マネジメントを担当。趣味は居合。

チームの役割

エックスカンパニーではどんな役割なのか教えてください

近藤エックスカンパニーでは金融機関や事業会社などのパートナーさんと共に、新しい金融体験を共に生み出す共創事業を行っています。パートナーさんの持つアセットとマネーフォワードの持つデザインやテクノロジー、データなどのアセットをかけ合わせ、新しいサービスを共創するんです。」

近藤「例えば野村證券株式会社様と共同開発した資産管理アプリ『OneStock(ワンストック)』や、NTTファイナンス株式会社と共同開発したエンディングノートアプリ『楽クラライフノート』、株式会社NTTドコモ様と共同開発した家計簿アプリ『スマート家計簿 スマー簿TM(以下、スマー簿)』があります。」

中西「こういった共創案件では開発規模も大きく、クライアントさんにとっても重要な案件になりますし、マネーフォワードにとっても大きな責任が伴います。ですがその分、ユーザーの皆さまに届けられる価値も高く、当社の事業への貢献も大きくなります。それに様々な開発会社さんも関わっているので体制も複雑です。そのためにクライアントサービス開発部は、プロジェクトマネージャーとしてプロジェクトにコミットし、プロジェクトを成功に導く重要な役割を主に担っています。

近藤「スケジュールの調整からチームの体制作りも含めて、共創プロジェクトを滞りなくリリースまで持っていくために必要なことをやっています。問題が起きないように先回りして、パートナーさんと共に歩み、プロジェクトをリードしながらゴールを目指しています。

中西「そうですね。プロジェクト全体を俯瞰的に見て上手く噛み合ってないところなどがあれば間に入って調整しますし、進んでないところやスケジュール通りなのかなど、全部トータル的に見ています。」

近藤「いわゆるクライアントワークではありますが、言われたことをやるというイメージではなく、共創なので一緒に良いものを作りましょうというスタンスで動いています。

どのような目線でプロジェクトをリードしていますか?

中西「パートナーさんの事情もあるのでビジネスとしての目線と、サービスあるべき論を見る目線、その双方が必要だと思います。また一番重要なのは実現可能性を見極めるところですね。蓋を開けてみたらできません、みたいなことがないように我々でカバーしていくというところも必要です。」

中西「他にはお金をかけて作ったとしてどうやってそれを回収するという観点や、そもそも作りたいモノに対してどこから費用を出すのか。そういうところも見るようにしてます。」

近藤「そうですね。要約するとプロジェクトを導く人、になるんだと思います。」

詳しい業務内容を教えてください!

中西「開発や設計を進めていく中で、仕様の細かいところや定まっていなかった部分などをパートナーさんと相談しながら調整することが多いですね。どんどん落とし込んで仕様を詰めていきます。」

近藤「提案時の見積もりから始まって、実際に受注となればパートナーさんと当社のデザイナーと一緒に要件定義を進めます。おおよそ要件が固まってきたら、当社のエンジニアと設計し製造に入ります。その後テストをしてリリースしますが、次の開発の話をしながら、もし不具合が見つかったら対応したりなど…まぁ全部やっています笑」

中西「そうですね。自分たちの目でちゃんと見ることを心がけてます。制作物が出来たら丸投げではなくてテストも自分で行ったり…。想定される使い方ではこのデータは連携されてこないけど、もしこのデータが連携されてきたらどうなるんだろ?といった磨きあげみたいなこともしていますね。」

中西「あとは保守・運用の調査や問い合わせ対応もします。一般的なプロジェクトマネージャーはスケジュールや工数の管理しかしてないイメージを持たれる方もいるかもしれません、ですが我々は現場で作業しているっていう感じはあるかなと思ってます。エンハンスの話もしていて、この機能ってあった方がいいよね。とかをパートナーさんと話もしたりしますね。」

近藤「その他だとお客様の問い合わせの中から、技術的な確認が必要なもので僕が調査できる場合はデータベースをチェックしています。問題があればエンジニアに依頼して、問題がなければ回答文案を作成したり。今はCS(カスタマーサポート)にお願いしていますが、以前は僕が回答文案を作って返していましたね。」

CSD部の魅力はどんなところだと思いますか?

近藤「今までお話したように、上流・下流などの考えはなくプロジェクトの全行程に関わることができることです。「これしかやらない」などの担当枠がなく、プロジェクトの進め方を考えながら全行程の中で積極的に動いていくので、新しい知識・スキルが自然と身につきます。

中西「そうですね。それにパートナーさんや協力会社さんと新しいサービスを共創するので、大規模な事業会社さんや金融機関さんが持つノウハウや開発の知識などを教えていただきますし、新しい知見や知識をどんどん吸収できます。」

近藤「1つサービスに最初から最後まで携われるので、サービスに対して愛着が生まれますし、その分責任感も生まれます。1つのサービスを責任感を持ってパートナーさんと共に育てていける、そういったところが魅力であり、他の企業さんではなかなか経験できないことなのかなと思います。

雰囲気やメンバー

チームの雰囲気を教えてください!

中西「みんな落ち着いています。パートナー企業としっかりコミュニケーション取ることが重要だったりするので、それぞれがパートナーさんとのコミュニケーションを取ってプロジェクト成功のために邁進しています。

近藤それぞれが自分たちの責任の下に業務を進めていて、指示待ちみたいな人は一切いないです。個人の裁量で責任を持って、その中で動いています。

中西「そうですね。現状は1人で動ける人ばかりの状態です。チーム制っていうよりかは、1人1案件を責任持って担当しています。」

中西「あとはSlackのCSD部チャンネルで情報交換を気兼ねなくやってます。この案件でこういう問題が起こったけど、みんなどうしている?とかそういうやりとりはめちゃめちゃやってますね。同じ轍を踏まないように。

どんなバックグラウンドを持つメンバーがいますか?

近藤「私は企業とパッケージを開発している事業会社でPMやマネージャーをしていました。他のメンバーは大手金融機関のSIerや、ITコンサルティングファームでプロジェクトリーダーとかマネージメントをされていた方や独立系SIerなど、基本は全員マネジメントをやったことある人ですね。経験者が多いように感じられるかもしれませんが、マネーフォワードに入ってから初めてやったことも沢山ありますし、みんなわからないことだらけの中、試行錯誤しながら仕事をしています。

中西「あとはアプリ開発とかWebの新システム開発のインフラをやっていたり、または常駐型だったりで、スキルはバラバラですね。金融系の経験があるのもメンバーのうち半分くらいなので、金融知識については必須ではありません。

どんなスキルが求められますか?

中西「我々の仕事は発注側の企業と内部でお互いの言ってることを噛み砕いてまとめる必要があるので、調整する力やコミュニケーション能力は求められます。それに作りっぱなしで終わりじゃなくて、後のことも考える必要があるので、自分が作ったものを責任感を持って成長させていく姿勢は必要かなと思っています。

近藤「決められたことを決められたようにやらないと気持ちが悪いっていう人には向いてないかもしれないですね。上からの指示が欲しい、手順を決めてそのとおりにやりたいとか、そういうのを求める方にはちょっとストレスかも。目の前の課題に対して『どうアプローチするんだ』ってことを自分の頭で考えることができるのが大事かなと思います。

これからの想い

これからどんなチームにしていきたいですか?

近藤「今は、一案件に対して一人で担当するような体制になっていますが、知見の共有がしづらく、属人的になってしまいがちなので、今後は案件に対して2人体制を目指そうと思っています。上述の通り、経験豊富なメンバーが多いので、今のメンバーが未経験ないし経験がまだ浅いメンバーを育てていくような体制を目指したいですね。それが今のメンバーの成長にもつながると思っています。金融機関との共創案件というのは、他社でなかなか経験できないと思うので、ベンチャーらしいスピード感や柔軟性を持ちながら、クライアントさんの目的を実現していく、その中で自分自身も成長していく、という面白さを体感してもらいたいです。ゆくゆくはCSD部は人材育成部署と言われたいですね。

近藤あとはメンバーからの共有を増やしたいですね。パートナー企業とコミュニケーションで得た気付きや、開発の中で得たノウハウなど、こんなことがあったので注意した方がいいよとか。前職の経験などの知見も共有して、アドバイスとかをもらえるような関係ではいたいなと思います。意外とあるお作法だったりとか、この用語知ってる?とか。あ、これだったら○○さんに聞けばいいな。っていうのはやりたいですね。」

近藤「また別の視点ではありますが、今はクライアントさんとの共創案件が中心なので、今後は今までの知見を活かし僕たち単独で新しいサービスを企画して作っていきたいという想いもあります。」

どんな人がチームにきてほしいですか?

近藤「今までお話したCSDの仕事ってすごくいい経験だと思っていて、僕も未経験のことを沢山クリアしながら、ゼロイチの仕事をいくつもやっています。実際にリリースから保守までやっているので、とても経験値が溜まるんです。こういった経験が新卒も含めたジュニアなメンバーにとっての成長機会になっていければマネーフォワードの組織も強くなりますし、もっとサービス開発力も上がると考えています。

中西「現在のメンバーは社会人経験10年超えばかりですが、これから大きなサービス開発のプロジェクトをメインで回せるようになりたい、若いメンバーも増やしていていきたいですね。即戦力しか求めてないってことはないです。

近藤大変そうに思われますが、メンバーが揃ってきてチームもしっかりしてきているのでやる気さえあれば大丈夫です。僕らも全員ある意味未経験ですからね笑


お二人ともありがとうございました!!

クライアントサービス開発部はメンバーを募集しています。興味あるかたは是非お話を聞きにきてください。

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