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プロゲーマーを目指す前に、引退後の話を知ってほしい💭

ここのnoteを開いていただきありがとうございます😊

記事を読むにあたって…。「プロゲーマー」について書きますが、決して私はプロゲーマーを目指す事、なることを反対していません!!!!!
ただの個人の見解ですし、応援したいからこそ、知って欲しい現実を書き留めておきます。
後戻りのできない決断をする前にこの記事が届きますように。

1.そもそもプロゲーマーって???

なんでしょうね?笑笑

私のこの記事では「企業提携のチームに所属し、大会賞金またはその提携企業からゲームでの活動実績をもとに給与をもらう人」を指そうと思います。
ちなみにですが、この記事の中で「どうやったらプロゲーマーになれるか?」は記載していません!
私が実際にPCゲームのeスポーツ大会運営サイドにいたときの経験と、大会を運営する方々と対談したときの話を元に、
プロゲーマーになった人の引退後の厳しさ」を伝えようと思っています。

2.みんな大好きおカネの話(笑)

プロゲーマーといえば、猛者ぞろいの大会にでて優勝し大会賞金!!!って感じしませんか?

PUBGMOBILEでも優勝賞金は1億を超える!なんてことも話題になっていましたね。

実は、少し前まで賞金は10万円までと法律で定められていました。
今も別に法律が変わったわけではなく、eスポーツ連合の方たちが環境整備をしてくださっています。

👇詳しくはこちら

プロゲーマーってどのくらい稼いでいるの?
気になりますよね!平均年収350万~400万といわれています。
学生からすると年収ってピンとこないかもしれませんので参考程度ですが、
高卒で就職した人の平均年収400万に達するのが33歳くらい。
大卒で就職した人の平均年収400万に達するのが28歳くらい。
早ければ10代でその年収を獲得できるのは、とてもすごいことですよね!!!

だけど…

先程例に出した高卒大卒の平均年収は当たり前ですが一般企業であり、年々給与は上がります。
なので、50歳になるころには高卒600万、大卒で900万くらいが平均となります。
プロゲーマーはどうでしょうか?
次々に若い世代が参入し入れ替わりの早い職業なので、選手として活躍する期間は平均3年といわれています!(早い…泣)

18歳でプロゲーマーとなり、3年後引退したら?
3年後そのゲームが衰退したら?
21歳でお仕事を探しなおさなくてはいけません・・・!

3.セカンドキャリアを考える

おカネの話で現実的なことを言うなんて、大人げなくてすみません…!
でも…かつて第一線で活躍していた選手たちが、引退後アルバイトでギリギリの生活をしている姿をみて、とてもやるせない気持ちになりました。

プロゲーマーを目指しつつも、学生であれば、学業は捨てないこと。
高校や大学を辞めてプロゲーマーを目指すことで、ゲームに時間を費やすことができ、より活躍できる可能性も上がるかもしれません!
ただ、はれてプロゲーマーになったとしても、その先があることを忘れないようにしてもらいたいのです。

そして世の中は勉強のできる人たちが上に立つようにできています。
上に立つ人ほど、学歴やどういう仕事をしてきたかを重視します。
(あくまで一般論ですが。)
選手を引退したのが30歳だったら?再就職をしようと面接したときに

学校を卒業してからなにをしてきたんですか?

そう聞かれたときに、プロゲーマーでした。と言って理解をもって接してくれる企業は多くありません。。。
そんな理解もない会社!こっちがごめんだ!!!と思うかもしれませんが、就職するときに選べるほどの会社があるかないか、それはその人の経歴次第となります。

4.成功している元プロゲーマーもいる

なにをもって成功している、というのかは色々ありますが「生活することに困っていない人たち」とします。
その人たちはプロゲーマーを引退しても以下のような収入源やコネクションがあります。

・コーチになって有償の指導をしている
・ストリーマーとなりファンからの投げ銭をもらっている
・大会やイベントの実況や解説のギャラ
・ゲームデバイス等の広告塔となっている(CMなど)
・引退後も企業のスポンサーがついている

どれもちょっと特殊ですよね。ちょっと厳しいこともたくさん言いましたが、こういう収入を得て活躍する人もいますので無理な世界ではないと思います。

これからもっとeスポーツが注目されていき、活躍しやすい世界になっていくと思います!でも、まだまだ発展途上であること、引退後の逃げ道が少ないこと。心に留めておいていただきたいです。

プロゲーマーを目指すのは、とっても応援しています!
オフライン大会で声を掛け合う姿、勝って喜ぶ姿、悔し涙を流す姿…。
とても情熱を感じる素敵な仕事だと思っています。

でも、学業やいまの仕事を捨ててまでは…私はおすすめできないのです。
引退後の厳しいお話をしてしまってゴメンナサイ!

この記事がどこかの誰かにとって、よい気づきになりますように。

ここ🌱


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