特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習2

<第1編>特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者の職務と責任
の重要事項

・SDSは誰でも見ることができるようにしておくこと。ただし、過信してはいけない。

<第2編>特定化学物質および四アルキル鉛による健康障害ぴゅおびその予防措置
の重要事項

・体内に吸収される有害物の量は作業中に接する量に比例する。
・蓄積量がある許容限度を超えると健康に好ましくない影響が現れる。
・教養限度はあくまで目安で、安全な濃度とかここまで許される濃度と誤解してはならない。
・特定化学物質等による健康障害を防止するには、①物質に触れないようにし、②濃度を低く保ち、③保護具を使用する。
・環境改善の努力を怠ったまま保護具の使用に頼るべきでない。
有害物質に対する感受性は個人差があり、対策だけで安全と言えない。
・感作反応には、感作されるか否かについて個体差が大きい、感作された場合、低濃度の暴露で発症する。
・障害は皮膚、呼吸器、消火器から体内に吸収されて一定量蓄積され、特定の器官に蓄積されて引き起こされる。
・呼吸器に吸収された特定化学物質は肺の中で広い面積で血液と接触する。
・皮膚では皮膚表面の皮脂膜等が保護膜となるが、脂溶性物質に対する抵抗は弱い。
・皮膚の外層は水分を失うと、化学物質が浸透しやすくなる。
・消火器では化学物質が胃腸から血液に入り、すべて肝臓に行く。その後、血液に流れ込む。
・吸収された有害物は一様に同じ濃度で蓄積せず有害物により蓄積される場所および濃度が違う。
・排泄の速度は始めが早く、蓄積量が減るにしたがって緩やかになる。
・健康診断は健康管理の中で不可欠なものである。
・健康診断結果は通常5年保管
・ただし、特別管理物質は30年保管
・健康管理手帳を持っていると退職後も年に1,2回無料で健康診断を受けることができる。
・応急措置は無防備で飛び込んではならない。
・呼吸停止の場合は速やかに一次救命処置を行う。
・熱傷は1,2度は流水で冷やし、水ぶくれはつぶさずにガーゼで覆う。
・決して幹部にティッシュペーパーなどは当てない。

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