【そんなに急がなくても】

これはインドに行ったら毎回言われる言葉。
自分、足の長さは短いのに歩く速度だけ人より速い。自分よりも前に歩いてる人が居たら何か嫌になるタイプ。1位が好きなのかもしれない。

今、10回目のインドを堪能してる。今回も歩いてると「なんでそんなに急いでるの？」って言われた。確かにインド人歩くの遅い。結構チンタラ歩いてる。そーゆーの見てたら「早く行って〜」なんて思っちゃう。

でも、歩くことばっかり気にして全然風景とか楽しんで無い自分がいる。目的地決めてそこまで全力で行って、見て写真撮って帰るだけってめっちゃ虚しい。やから同じ道何往復とかしたりする時もある。それってめっちゃ無駄やんな。

自分は何でそんなに急いでいるんだろう？って。ゆっくり歩くために靴をビーサンに変えた。ビーサンで早く歩くと、ペッタンペッタンしてお尻らへんが汚れるからだ。汚れたくないから必然的にゆっくり歩くしかない。

そーすると、色んな角度からの景色が見える。って言うかじっくり見るから当たり前なんやけど。んで、自分が見えてる世界ってすごい狭いんやなって思った。お土産が欲しいって思ったらそればっかりに目がいくし、お腹減ったって思ったら食堂ばっかり目がいく。目の前に情報ありすぎてパンクするけど、頭が勝手に処理してるねんな。当たり前やけど。

そんなに急がなくても、お土産は逃げない。
そんなに急がなくても、チャパティは無くならない。
そんなに急がなくても、バスの本数減らない。

まとめ。

時間に厳しく育ったから早歩きが当たり前やった。そうすると足元しか見えなかった。ゆっくり歩いて景色楽しむのも悪くない。自分の意識を変えると見えるものも変わってくる。

そんなに急いでどうするの？

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