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メンタルヘルスとわたし その8

遂に退職

三度目の休職に入った後、休職期間満了に伴う退職となりました。
会社に置いてある荷物を取りに最後の出社をし、総務から退職後の説明を受ける。「最後に挨拶したい人はいますか?」と聞かれ、最後くらいは…と思い当時の上司(部署で一番偉い人)に来てもらい挨拶をした。
色々あったけどお世話になったのは事実だし、ちゃんと挨拶したかったので挨拶できて良かった。上司がうつむきぎみに「仕方ない」を連呼してたのが印象的だったな。

なにはともあれ

無職になってしまったわけだが、すぐに働ける状況でも無く、まずは体調を整えることに集中。少ないけど退職金もあるし、実家住まいなので寝るところに困ることも無い。
この時期は通院しながら友人と会って酒飲んだり飯食ったりを繰り返して、とにかく楽しいことだけをやっていた。
後、個人的なことだがこの頃お付き合いを始めた人がいるのだが、お休みが不定期かつちょっと遠い人だったので、その人に会いに行くのにも休んでるのは都合が良かった。
こうして思い返してみると、年取って無職になった割には脳天気というか何も考えてなかったなぁ…。まぁ考えても仕方ない状況でもあったのだけれど。

体調回復、そしてハロワ通い

休職して半年位経った頃、主治医から就職活動のお許しが出た。
いそいそとハロワに向かい、まずは失業手当の申請。
知らんかったけど、失業手当って働く意思がある人に向けての手当なので、病気で働ける状況じゃ無い人には出ないのね。
因みに有給休暇も働ける人が休むための権利なので、基本病気で長期休職する際には使えない。有休使う暇も無く働いて身体壊しても使えないのはちょっともにょる。
失業手当をもらうには「働く意思がある」ことを示す必要があるので、定期的に就職活動というか職探しをしてそれを認めてもらう必要があるのだが、
月一くらいのペースでPCによる求職活動をするだけなので、ハードルは相当低い。
ギリギリまで失業手当をもらいたかったのでのんびりと職探しをしていたのだが、結局ハロワにお世話になること無く就職の話が来るのであった。


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