見出し画像

会社辞めるのやめたエントリー

突然ですが、8月いっぱいで3年間働いたITコンサル企業から、グループ会社のweb系企業へ異動することになりました。
転職活動を行い、内定も貰っていましたが、その上で会社に残るという形になります。
せっかくの機会なので、今までのこと、そしてこれからのことを文章として残したいと思います。

なぜ入社したのか?

学生時代は体育会系の部活に所属していたので、総合商社やメガバンクなどいわゆる人(特に親やOB世代)から「安定しているいい会社」と言われる会社にいくことが良いとされていました。
しかし自分は終身雇用が崩壊していく今後、「安定している(とされている)会社に所属することによる」よりも、「個人としてスキルを身につけ、どの会社でも必要とされる人材であることによる安定」がより本質的だと思い、その軸に沿って就活を進めた結果、自然とエンジニアを志望するようになりました。

その中で、
・大規模案件をプライマリかつ上流から下流まで一気通貫でデリバリしながら、開発をほぼ全て内製で行なっている
・優秀かつフランクで人間的に魅力的な人たちが集まっている
・文系出身IT未経験の学生を採用し、ITコンサルタントとして育成している(自分も文系出身IT未経験)
・初任給がそこそこよい
ところに魅力を感じ、現職に入社しました。

入社後に大きなギャップはなく、今振り返ってもいい選択だったと思っています。

何をしてきたのか?

入社後に約3ヶ月ほどの新人研修を行ったのち、社内でも特に技術に尖った人たちが集まる技術部隊へと配属となり、主にPJのインフラ構築、運用を担ってきました。

配属直後に「サーバとクライアントってなんですか?」と聞いて上司を呆れさせたり、会社に行きたくなさすぎて「お腹痛いです」といって三日連続会社を休んだり、深夜土日関係なく働いていたら家は荒れ放題、体は帯状疱疹になったり、と色々ありましたが、一方で心から尊敬できる上司や大好きなPJとの出会いもあり、充実した時間を過ごすことができました。

なぜ辞めようと思ったのか?

現在のPJに居続けることが、自分のキャリアにとってプラスにならないと思ったからです。
詳細は語りませんが、PJの環境や技術要素、メンバーとの価値観の違いなど色々な要因があり、エンジニアとしての市場価値に危機感を抱くようになりました。
(実際転職の面接でも「これは確かに転職したくなるね」とよく言われました。)

PJからのリリースも打診したものの認められず、一方で予算の都合上インフラメンバーを減らし、自分一人にシフトしようという動きもあり、リリースまであと一年以上という期間を考えたときに、もうこの会社をやめるしかないなと思いました。

そしてせっかくならSIやITコンサルではなく、自社サービスの立ち上げやグロースに携わってみたいなと思い、転職活動をはじめました。
結果として二社からの内定(一社は現年収+15%くらいの条件)や、お世話になった先輩からブロックチェーンのスタートアップのお話をいただきました。
(転職活動でもエージェント襲来事件など色々ありましたが、またの機会に)

しかし部署のトップや社内の色々な方と何回も面談を重ねた結果、ちょうど社内でグループ会社への異動を活性化しようという動きが始まったこともあり、悩みに悩んだ末、異動が叶うならば残ろうという結論になりました。

これから何をするのか?

IT人材の創出を目的として、プログラミング教育およびキャリア支援を提供するグループ会社に異動(出向)し、フルスタックエンジニアとして働きます。

もともと学生時代は塾講師として教育に携わり、社会人になってからは趣味で学生さんからのキャリア相談に乗っていたので、最初に話をもらった時はまさに点と点がつながったような感覚でした。
またCEOとは直接一緒に仕事をする機会はなかったものの、新人研修や過去のPJでお世話になっていたので、この人と一緒に仕事をしてみたいなとも思いました。

フルスタックということで今からキャッチアップすることだらけですが、若いうちは迷ったら困難な道を選びたいと思ったので、無理しない程度に気合い入れていきたいと思います。

最後に、退職ではないですが例のやつです。ぜひ!
欲しいものリスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?