越えた先に見えるもの
私は、肩の力を抜くのが苦手だ。
一度ぐっと力を込めると、
力を抜くことができなくなる。
それが影響してか、よく悪夢をみて眠れないし、毎晩の歯軋りで歯は欠けてしまった。(すぐに歯は治したよ😊)
全身の力を抜いて、深く呼吸し、
身体を休めることは私にとってすごく重要。
頭ではわかっているのだけど、
大事に思うことが増えるほど、
歯をくいしばり、全身に力が入りすぎてしまう。
思えば、学生時代、幼なじみから「真面目すぎ。考えすぎ。」とよく言われた。「〇〇すぎ」と。
どちらかというと
まじめなタイプにはみえない気がするのだけど、
真っ直ぐに向き合いすぎて、余力をもてない。
『鬼滅の刃』の伊之助みたいに猪突猛進するけれど、
伊之助ほど強くはないからすぐポキッと折れそうになる。
折れるわけにもいかないし、
伊之助と同じく猛烈に負けず嫌いな自分が折れることは許さないから何度も何度も起き上がる。立ち上がる。
けれど、
たまにすべてから離れたくなってしまう。
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最近もまた手に汗を握り、歯をくいしばり、肩の力が入りすぎる日々が続いていた。
その日々のなかで書いた前回のnote。
こちらは、5月から参加している「言葉の企画」の「記事を書こう」という課題だった。
記事をアップした翌週の講義で、阿部さんからの講評があった。
いちばん耳に残っているのは、
想像の枠を超える記事はありませんでした。
という言葉。
第五回目にもなって、いつもあたたかく優しい阿部さんにここまで言わせてしまった悔しさ、情けなさ。
自分にがっかりするあまり、
書くことと言葉の企画から少しだけ距離をおいた。
力を抜くための時間が少しだけ必要だった。
第一回目
第二回目
第三回目
第四回目
わたしはいつも同じところで躓いている。
課題を課題のまま捉えず、自分の解釈を加えること
noteについて調べもしなかった。
調べることは何よりの基本だったのに。
そう、ずっと力が入ったまま空回りしている気がする。
でも、空回りしているならどうにかカチッと合わせるしかない。
次は、次は、と講義終わりに固く決意するも
上手くはいかない思考の足りない第五回目の今。
残り二回をどうにか自分が納得し、想像の枠を超えるものを生み出したい。
歯を食いしばるのではなく、
ほどよく肩の力を抜いて。
猪突猛進した先を飛び越えたい。
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