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「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」①#読書

『「情報」は「なさ(情)けのしら(報)せ」「なさ(情)けのむく(報)い」』

調達担当時代、よく取引先に出向いた。小規模の町工場が多く、主に経営者の方の愚痴を伺いに。他のお客さんとの取引で困っていることや、会社の経営上の問題、景気動向など。愚痴のなかに、取引の重要なヒントがある。何より、同じ目線に立って「愚痴を聴いてもらえる」というだけで、心を開いて下さる。

「取引先に出向く費用対効果」ばかり言っている人には、どう説明してもわかってもらえないだけど。コストダウン交渉の時だけしか行かなくて、交渉がうまくいくわけがない。

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