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利潤よりも体面のほうが大事らしい (続編)

前編記事のあらすじ

年齢の壁ってやつで求職活動がまったく捗らない状況に陥り、ようやく最近になって1社だけ得た兼業先。本業と同業なのだが時給は半分以下。働かないでぶらぶらしてばかりいるよりはましだろう…と思って契約したが、書き入れ時なのに案件が
異常に少ない。タイパが悪いなあ…と感じていたところに今度は、無料奉仕で事前に資料を作って毎回メールで送ってこいと言い出してきた。
安い時給で受けると、仕事の質的な問題以前に「上長の意向に沿って」仕事をやって体面を保てという面倒臭い問題が容赦なく入ってくるんだなあ…って話。

とうとう今日を迎えてしまったよ…


現状、生活も人生もしくじっている。ネガなネタだったら山ほどあるけれど、本心としては…機嫌のいい話が書きたいんだけどなあ。
最近はどうも書きかけてはボツにしてしまう記事が多いのだ。

いつもながら話が横にそれてごめんなさいなのだけど…不幸にしてフワ(すまないけれど、呼び捨てにさせていただく)から絡まれてしまったやす子さんと同じ心境。私とおつきあいくださっている方に滅入った気分を染してしまいたくない…強くそう思っている。

いじめを赦すことは容易いだろうけれど、それ以前に相手が誰であるにせよ「自分がこんなふうに見られていた」というみじめな事実に直面すること自体があまりにも辛いことなんだよ。私自身も思春期にいじめられ、社会に出て不条理なハラスメントを数多く受けた(いまだにトラウマで追い詰められてますって訴えても、奴らは「そんなの時効だろ?」って言うんだろうな)。この手の出来事は古傷として、どんなに歳を重ねても疼き続ける。ときどき生々しい夢も見る。本当に苦しいってことをはっきり申し上げておく。

せめて謝ってもらえるってだけでも…すごくうらやましい。

やす子さんはそういうキャラで売っているから、怨念みたいなものを持ち込んでしまうとご本人のイメージを毀損する。まあ私には売りのキャラなんてものはないわけだから、今後どんな態度で生き続けても構わないのだが…こちらは親から植えつけられた生きづらさなのだけど、とにかく他人を怒らせたりシュンとさせてしまったりすることが極度に苦手なのだ。

命じられた資料作成・事前送付なんてやってない


これは…たぶんそうなるだろうなとは感じていた。

経営者や現場長、さらにとりまきの正社員たちを怒らせるのはしんどいし、喧嘩するのはまじで大嫌いなのだ。私自身はあれがあって以来ずっと「言われたとおりにやってしまえば精神的にラクなんだから、そうすればいいじゃないか」って思いつづけているし、だから何度かしぶしぶ資料を作るための作業をやろうともしたのだけど、やはり無理だった。イライラが頭の中で鬱積して、押しつぶされてしまって「また後にしよう」ってことを繰り返してしまった。

時間は十分にあった。だけど…言い訳みたいになるが、壊してしまったPCのピンチヒッターである古いMacbookのスペックが低い。OSをいちからクリーンインストールしたほうがいいぐらいに煩雑にフリーズする(いや、だからクリーンインストールに取り掛かる元気すら出ないんですわ)。私の心模様とMacbookが思い切りシンクロしている。note上に文章すら書けなくなってしまった。

この精神状態ってかなりやばいんじゃないか…って感じたので、仕事のなかった昨日は(本当はその昨日で例の資料を作ろうと思っていた)気晴らしに青春18きっぷで西へ遊びに行った。いまいち楽しめないなあ…と思っていたところを襲った日向灘を震源とする地震。さらには「巨大地震注意」という南海トラフ地震臨時情報発令。せっかく安く遊ぶつもりだったが、やはり不安になって少しでも早く帰宅するために、米原から新幹線に乗ってしまった。青春18きっぷは新幹線の乗車券としては使用できない。乗車券を買い直して特急券も買うことを余儀なくされてしまった(というか私がチキンだからそういう対応しかできなかったといったところだろう。Jアラートといい特別警報といい…国レベルで発される丸投げの警報ばかりが増えたなあ)。

なにより今日の〝日当〟を事実上、昨日の新幹線代という想定外の出費でほぼ溶かしてしまっているという事実が…もう笑うに笑えなくてさ。いや、ここは笑ってくれていいんです ^^; 。

結局昨夜に関しては何事もなく済んでくれた

まあ…このまま出社するしかないか


このまま行ったとしても、前回の私のやりかたで仕事を回すというだけのことだから〝お客さん〟にあたる人に何ひとつ迷惑をかけるわけではない。問題はただ「管理者の指示をスルーして強行してしまう」ことで起こるかもしれない感情的確執に関することだけだ。

クビってのならそれでも構わないが、恫喝されたら噛みついてしまうだろう。
社員たちが意図的に、こちらからの挨拶ガン無視でシカト…これが一番ありそうな展開だ。
そもそも話し合い抜きで一方的に命令してきたことだ。私がここの〝社員〟だったら命令は服従なんだろうけれど、あくまで業務を受託しているだけだ。その会社のヒエラルキーに巻き込まれる言われはない。

—— なーんて面倒臭いことばかり言ったり思ったりしてしまう人間こそが、組織の中では典型的な〝使えないやつ〟ってふうに言われてしまう被雇用者像(知ってるぞ、経営者どもよ)。ただなあ…私にだって「はしくれ」ながらキャリアを積んできたプライドがあるし、この年齢にして指示されて仕事なんかはやりたくないし、賃金をこれ以上薄められたくもない。

65歳まで…いやもっと先を見据えれば70歳を過ぎてもなお働いて納税せよというのなら、年齢を理由にして不当に賃金が下がるという風土をどうにかしてほしい。年齢にケチつけてモチベーションを下げるというやり方をやめてほしい。

あと数時間か。憂鬱だなあ…逃げたい(逃げませんけどね)。



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