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ドチャクソ日記〜NY3日目(9/16)〜

9/16

早朝からメトロカードをなくしたことに気づいて頭を抱える。
一通り鞄やらズボンのポケットやらひっくり返すが無いもんは無く。
仕方ない仕方ないと何とか気を取り直し、一日をスタート。

メトロカードをおかわりする私



チャイナタウンのホテルから歩いて数分のドーナツプラントへ。
なんか名前に覚えがあると思ったら、日本にも出していたと。ただもう日本からは撤退しているそうです。

お店近くの交差点を超えた辺りから、明らかにチャイナタウンの雰囲気からアメリカンな雰囲気に戻っていて、はっきり分かるのが不思議だった。
地図を調べてみると、どうやらロウワーイーストサイドというエリアに来てるらしく、区画としても別のところになるらしい。どこまで計画されてるんだろうアレは。
他方で、境目だからか漢字の看板もまだまだ結構残っているし、何をもってアメリカンと感じたんだろうか。

ドーナツプラントでは3種を食べた。
特にピーナッツバターアンドジャムというのが大変美味しかった。
ピーナッツバターということで重いのではと身構えていたが、コーヒーの酸味とジャムの酸味が大変合っており、思いのほか重さを感じなかった。

ジャムは中にぎっしり入ってます


そのあとは電車でブルックリンはウィリアムズバーグに渡りスモーガスバーグというフードフェスへ。
色々ある中で、ロブスターロールを食べた。
特に臭みとかもなく、エビとカニの合いの子のようで、めちゃめちゃにうんまい。が、値段と量を考えると閉口してしまう…
我々の滞在の翌週にはレコードフリマもあったようでグヌヌ、となった。

スモーガスバーグ


そのままブルックリン散策。
ブルックリンはマンハッタンよりも建物が低く、少しだけ落ち着いた雰囲気がある街だった。
ゴミゴミしたエリアもあるけれど、摩天楼!みたいな感じではなく基本的に建物が低いので、空が広い。
ところで下北のリロード近辺みたいな落ち着いたエリアもあったけれど、そのあたり歩いてたらなんだか突然ハーレーダビッドソンの集会みたいなのに出くわした。
かなり長距離に渡ってやってて超ビビりました。
エンジンの爆音鳴り続けてるし、革ジャンタトゥーのイカチィおっさんばっかだったしなんだったんだアレは。

集会


そのままブルックリン散策。Captured tracksへ。
行ってみたらかなりデカい中古レコ屋という感じ。レーベルのもつイメージがゼロでビックリした。
ほぼ倉庫で、奥にはブッ壊れたトースターとか置いてあったし混乱した。
ただ、在庫はデカいだけあり色々あった。
過去にはspoken wordsとかだけで餌箱一つ作ってたっぽい。
ガッツリディグるだけの体力がもう無いので、妻のお目当てのお茶屋さんにて紅茶を買い、あまりにも疲れてたので一旦ホテルで昼寝。

からのメトロポリタン美術館に移動。おかわりです。
昨日買ったチケットを警備員に見せると、そのチケットでは入れないよ、と…。

事前に調べた際は三日間チケット有効とのことだったはずが、どうやらチケットポリシーが変わったようで、昨日の券では入れないとのこと。
しかしここまで来て帰るのもアレだし、何よりどうしてもクレーの作品を見ておきたかったので、2人で計60ドル払って入場
ハプニングで今日90ドルくらい飛んでるんですが…もう無敵モードになるしかないですね、バーサーカーです

クレー、昔から好きでして。
高校時代に、高2病じゃないですけど、ちょっとマセた趣味に一緒にハマった友人がいて(バンドマンあるあるかと思う)、そこからポロックとかクレーとかハマってたので、現物見れたのにはだいぶ感動しました。
実家最寄りの公民館の図書室にも何故かクレーの画集あって、受験勉強の合間とかにたまに見てたな。ようやく会えたな…!って感じで、結構感慨深かった。

☺️



さて、もう足限界ですが今回の旅行の目玉の一つ、Superchunkを見に、Bowery ballroomへ。

Bowery ballroom


20時からとあったので19:45くらいに着いて入店。
しようと思ったら、入口のスタッフにゴリゴリ年確される。29歳だと何回言っても全く信用されなくて笑ってしまった。16の間違いだろ?みたいなこと言われた笑
「まぁ酒飲まねえなら関係ないから入りな」みたいな感じで通されたんだけど、やっぱ現地のベニューで酒飲むみたいな憧れもあるので、パスポート見せて、「ほら、俺マジで93年生まれだから!酒飲みたいから頼むよ!」的なことを伝え、リストバンドをゲット。
どうやら向こうはその辺しっかりしてるようで、年確してリストバンドもらってないと酒飲めないらしい。

そうこうしていざ店内に入ったら、オープンが20時だった様子。
じゃあなんで今俺は入れてるの?とか思いながら物販見たりして時間を潰した。
おそらく入口すぐのバーはすでに開いてて、フロアが20時オープン、ライブは21時からってことっぽいですが…

さて、こちらのバワリーボールルーム、だいたいキャパ500人くらいなのか、クアトロくらいの広さかと思います
O-EASTみたいな感じで二階席があったので座って酒飲みながらダラダラ過ごしてた。
早く着いたおかげといえばおかげかな。すぐにテーブル席は全て埋まってました。

ダラダラしてたらスーパーチャンクの鬼ファンおじが隣のテーブルに。
小学校低学年くらいの男の子と奥さんを連れてきてた。テーブルでウノやっててホッコリした。
バンドの歴史も長いので、俺の親父がカープやサンフレを見に連れて行ってくれる感じでスーパーチャンクを見にきてるんだと思う。

俺が買ったポスター見て、良いねそれ、と同じの買いに行ってた。
展示サンプル含め3枚くらいしか在庫なかったっぽくて、買えて良かった。俺もおっちゃんも。

ライブ前のフロア


まず前座のケーブルタイズを見て、その後スーパーチャンク
初期のパンク味溢れるセット(帰国してから調べるとリリース30周年ということでon the mouth再現セットでした)の後、それ以外のセットという流れ。
learned to surfとベタだけどDriveway to drivewayにとても上がった。終盤、一度落ち着いてからのバーストの開放感、凄まじかったな。

いやしかしライブ良すぎ。ロックバンドかくあるべし的なギターサウンドで終始嬉しかった。
本国だとマックの声が聞こえなくなるくらいの大合唱がずっとあって、そこもマジで感動した。
お客さんのエモーションに合わせて演者たちも演奏をドライブさせていくあの感じ。絶対これは本国ならではだと思うし、体験できて良かった。
最後はやっぱりHyper Enoughだったので、流石にフロアに降りて見た。
おじさんばかりなので超ゆるモッシュ?ダンスみたいな。
楽しかったのだけど最前で柵抱えてライブ見てる若い兄ちゃんがおじさんのモッシュを嫌そうに肩で払ってたのも見てしまって、アメリカにもいるんだなぁとか思った。

終演後、隣のおばさんにセトリ撮らせてもらいました。

読めん。


その後は歩いてScarr's pizzaへ。
C'mon C'monにも出たピザ屋さん(その頃の店舗からは移転済み)。
美味しい。アメリカではスライス一切れから注文できるスタイル(日本でいう表参道とかにあるピザスライスとかのスタイルです)で、3種テイクアウトしてホテルで食べた。
日付変わってたのにだいぶ沢山お客さんいて賑わってたな。
味はもちろん美味しかった。

カモンカモン、いろんな方が年間ベストに挙げてましたが本当にいい映画なのでぜひ見てみてください。
私もとてもお気に入りの映画です。

Scarr's pizza
ピザの箱

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