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キリスト教について

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「キリスト教理解」の理解について
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2018年11月の記事一覧

サブカル宣教論は錯乱メンタルか?

 戦後直後にできた会社のひとつにキリスト新聞社がある。ぼくの仕事先の一つでもある。2016年11月、同社発行の雑誌Ministryは「サブカルチャー宣教論~ニッポンの教会が見出す新たな地平 」と題して特集を汲んだ。個人的には、ニコ生の僧侶、リア住・蝉丸Pへのインタビュー記事は、現代を地方で生きる僧侶として滲む矜持が垣間見える素晴らしい内容であり、なかなか充実した特集だった。実は、ぼくもそこに「まとめ」として文章を寄せている。ふと思い出したので紹介したい。 サブカル宣教論は錯

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死後の生について

 先日、古本屋で『日本人の風土―共同討議』 (共同通信社文化部、1973年) を100円で買った。擦れたオビのあおり「日本人の伝統と科学をふまえ、文化人類学・国文学・歴史学・画家・作家ほか60名を総動員」という著者の数に惹かれた。無論、それだけでは買うには至らない。目次で、久山 康(1915-1994/大正四~平成六年)の名を見つけたので買った。どれくらいの分量で彼が書いているか分からない。が、どうせ100円である。久山康の貴重な仕事については、ここでは語らない。別におく。詳

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