シェア
和田拓海
2020年6月12日 23:19
餃子のかたち恋人と餃子をつくった。餃子を包むことって、子供が粘土で作ったへたくそなゾウとか、陶芸教室の体験でつくるいびつなマグカップみたいに、普段は目に見えないもやもやしたものが、手を通して具体的なかたちを与えられることだなと思った。そのもやもやの正体は、食パンは何枚切りが好きかとか、爪のびてるなと思ってから実際に切るまでにかかる時間とか、本棚の本の並べ方とか、そういう瑣末なことが堆積した