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Outer wildsの宇宙に関する考え

アウターワイルズは宇宙探査ができるゲームだ。プレイヤーは宇宙服を着て宇宙船に乗り、ロード画面を挟まずに星から大気圏に飛び出したり、星に対して一定の速度を維持すると地面に着地せずに衛星になることができる。

宇宙の眼に対する考察と実際

ダウンロードコンテンツが遊べるようになるまでは、私は量子の月の振る舞いから宇宙の眼も遍在しているのだと考えていた。


考察:ノマイの宇宙船が宇宙の眼を観測していたときはそこにあったが、ワープ航法の瞬間にノマイの一族全員が観測をやめたために量子の月のように「そこに無い状態」となり、ワープに失敗(のような結果)となった。
 アウターワイルズの星系で観測しようとしても出来なかったのはワープによって距離が急接近した結果、遠方からは一点に見えた宇宙の眼が、近距離では位置を特定できなくなったためだ。
 これに対して双子星の計画によって偶然見つかった宇宙の眼はその座標を記憶されることで量子イメージングの考え方で位置が固定されて、以後座標が特定された

しかしながら、宇宙の眼の信号がどうして受信できないのか、まだ座標が決まってないんじゃないか、実は巨人の海の中心に行くたびに座標が変わるんじゃないか等の思いがぐるぐるしていた。
今回のダウンロードコンテンツではっきりした。「隠れて生きよ」の民族に隠されてしまっていた上に、隠す機能を解除する機械が火炎放射器で破壊されていたのだ。
 ガンマバーストの話はすごい怖いからね。しょうがないね。

おもしろSF

量子のゆらぎを出す物体はプレイヤーが瞬きするとワープする。ところがその物体を誰かが見てたり、あるいは取った写真を飾られてたりするとどこにもワープできない。ハーシアンの人口が多くて研究も盛んで常に全惑星観測中!とかだと量子の月もただの月になる。つまり、量子ゆらぎが面白い挙動を示してくれるためには人口がめちゃくちゃ少ない必要がある。ノマイみたいな奴らが電磁波観測で遠方から観測していても量子の月は瞬間移動をやめて「闇のイバラの月」とかになる。

 そのためには、知的生命体即死光線で星系を清潔にしたあと、何万光年離れた世界も「すでに爆発済み」にしておく必要がある。
 その上でハーシアンは「初めてのノマイ語翻訳機を持った者が出発する」レベルの技術力である必要もある。
 開始地点にいるハーシアンが宇宙に興味津々で焚き火を見ないで宇宙ばかり見ていた場合は量子の月の具合が悪くなり、アウターワイルズベンチャーズが活発に活動していても調子が悪くなる。(そう考えるとあの一番活発なハーシアンは闇のイバラに囚われの身にならないと駄目だ!)
 宇宙に興味を持っている人間がプレイヤーしかいない約20分間が研究しがいのある瞬間なのだ。

実は、見てないと存在が不安定な物体は現実にもある。でもその不安定さは0.00…と0が何十個も並ぶ小ささでお目にかかれる機会は無い。でも、もしもこの不安定さが全宇宙(地球だけではない)の観測者の人数に反比例しているとしたら、宇宙滅亡の日は肉眼で量子のゆらぎが見れるようになるかも…そういう妄想が広がる。

ゲーム以外でも

アウターワイルズには突然彗星として現れてノマイを全滅させた謎の超圧縮金属や、星を喰らい種をバラ撒く宇宙規模のスミレ、惑星間で砂を交換し続ける星をなど「いったいどういうことだ」となるものがいっぱいある。
 それらに関する説明は一切無いが、地球も意外と説明のないもので満ちている。地面は地中に向かってめり込み続けているし、それは何故か定期的にバウンドして地上の生き物を困らせている。ハーシアンは目が4つあるのに蜘蛛には目が8つ、トンボやカマキリに至っては数え切れない!
 そういうものだから、として受け入れられているものはアウターワイルズにも地球にもたくさんある。研究しよう。