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ゴースト・オブ・ツシマで真の武士になる.なれなかった.

私はゴーストオブツシマのスタッフロールをみた.つまりそこまで物語を見たのだ.ただ,もしこの物語が「デトロイト・ビカム・ヒューマン」みたいな感じだったら私はまだ一つしか見ていない.

ここでは叔父上と主人公の感想を書く.

主人公の境井は誉ある武士の子であったが,蒙古の軍に抵抗したときに死んでしまった.死した主人公はもはや叔父上の前で誓った「民を守る」という意志だけで動く復讐にとらわれた怨霊と化していたのだ.

物語が進むにつれ亡霊の噂は広まり,終盤では人を表す要素がない二つ名で主人公は知られてしまっていた.実際,連続5回殺害後にR3とL3を押し込んだ時のありさまは強い蒙古ですら見ただけで悲鳴を上げるほどになっていたのだ.
 日が昇って落ちるまでの間にたった一人の落ち武者に2か所も拠点が落とされるとか信じられないよね.報告を聞いた人が複数人の仕業と思ってそう.

憎き敵将討ち取ったり!私はコトゥンの効果的で豪快な戦い方好きだったぞ.

叔父上は主人公に武士として跡継ぎになってほしかったが,武士としての主人公はだいぶ昔に蒙古によって殺されてしまっていた.だが,叔父と子としての関係だけはある.叔父上には本土の将軍がある.主人公には対馬の民がある.地頭は二人も立てられない.
 辞世の句を詠むシーンで泣きそうになっちゃった.叔父上も泣いてた.

叔父上は強い.だが主人公は幾度絶命しても蘇り,刀を振るい続けついに叔父上が膝から崩れた.武士として生きた叔父上は武士として絶命することを望んだのだ.刹那も迷わず介錯を決意した主人公はその首を切り落とす・・・ことはせず1秒以内に1人殺生する愛刀で叔父上の心臓を刺した.
 こんなのってないぞ・・・武士でなかったのなら・・・

叔父上ーーッ オオオーーーッ