見出し画像

元DTPデザイナーが未経験でベンチャーのWebデザイナーに転職してみた結果【困った事篇】

どうも、株式会社ウェイブのデザイングループのヨコタです!

突然ですが、皆さんはWebデザイナーの一般的な採用基準はご存知でしょうか?
おそらく「専門学校卒」や「Web経験○年」と書いてあったりすることが多いのではないかと思います。

私が転職活動の時にはWebデザイナーは未経験NGが多いイメージでした。
しかし!ウェイブでは「未経験でも可!」

理由は、過去の実績や経験よりも「挑戦したい気持ち」を優先して採用しているためです!(もちろんチャレンジ精神と実績があるに越したことはありません!)
そのためWebデザインが未経験でもチャレンジしたい方を受け入れる環境が整っております。

実はデザイングループの現マネージャーも、Webデザイナー未経験で入社しているそうで、聞いたところによると「CSS」という言葉も知らなったそうです(笑)
そして私自身もWebデザイナーは未経験で入社しました!

前職では何をやっていたかというと…

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

画像1

そうですそうです、DTPデザイナー※としてチラシを作っておりました!
(※DTPとは、Desktop Publishingの略で、パソコン上で印刷物のデータを制作する事です)

HTML・CSSは業務で1mmも触っておらず全くの未経験です。
(今考えると恐ろしい…)

私は専門学校を卒業後、成り行きで印刷業界に3年程ガッツリのめり込んでいました。
ただBtoCで紙媒体を提案していく事に薄々限界を感じておりました。
(あくまで私個人の見解です)
そんな時にウェイブとご縁があり、晴れてWebデザイナーとして入社に至りました!

そして入社2年目の今、当たり前だけど気づけなかった困った事をご紹介したいと思います!
(※あくまでヨコタ目線です)

思った色を表現できなかった

DTPからWebに世界が変わると、使用する色が「色の三原色」から「光の三原色」に変わります。

入社当初、私の脳内は完全に色の三原色に支配されており、当初はCMYK基準にRGBの配色を決めていくという恐ろしいことをやっておりました…

画像3

上のイメージを見ていただく分かる通り、同じ色でも濁って見えてしまいます…そのためCMYK基準で色を決めてしまう事はNGです!

今一度振り返ると、DTP経験の勘などは捨て、Webカラーコードを参考にしながら色を決めていくべきでしたね、今更ながら大変反省しております…

郷に入れば郷に従えとはまさにこの事…?

ちなみに今は以下のサイトのカラーコードなど参考にさせていただいております!


フォントサイズの感覚がずれていた

WebとDTPでは使うフォントサイズが変わります。

DTPの世界では「ポイント(pt)」「級(Q)」「ミリ(mm)」などが単位になりますが、Webの世界ではほぼ「ピクセル(px)」一択となります。

DTPであれば紙に想定したサイズが印刷されますが、Webは様々な端末で見られる状況があるため、思わぬサイズ感になりやすいです。

実際に私もデザインを作り、コーディングして反映したところ、「スマホで見るとこの文字サイズめっちゃ小さいやん」と指摘を受けて分かることが何度かありました。

DTPデザインで作成するものは基本的に「見る」ことが目的となりやすいですが、Webデザインでは「使う」ことが目的のものが多い傾向があります。
そのため見せることを優先してしまい無駄に文字が大きかったり、小さかったりすることが発生してしまいました。

目的を履き違えていたわけです、過去の私に喝を入れたいですね!

使うソフトが変わる

基本的にDTPデザイナーはベクタ形式で作業することが多いので、Illustratorをメインで使うことが多いと思います。
しかしWebはpx値が基本の目安となるため、よりpxと相性の良いPhotoshopで作業をすることが多い傾向があります。

画像3

主に上記のような派閥分けになるのかな?と思います。
(もちろんAdobe以外のソフトはありますが…)

紙の出身者から見ると、Photoshopはレタッチ用のソフトという認識がとても強かったのでこの作業はとても新鮮で、しばらくは慣れませんでた..

このように環境でも違いがあるので、転職してすぐにDTPデザイナー時代の作業速度を発揮するのは厳しいかもしれませんね。

まずは環境に慣れる事が第一です!

最後に

未経験にしてもひどいな…という点もあるかとは思いますが、実際に困った事を赤裸々に書いてみました。

勘や経験に頼りたい場合は、その業界で長く知見を養わなければ難しいだろうな~とシミジミ思いました。

まとめ
・DTPの経験や勘は一旦捨てるべき
・Webデザインは使われる事も意識する
・新しい作業環境に慣れることを優先する

ウェイブでは今後も、日頃の発見や思いなどバンバン投稿していきたいと考えているので少しでもビビッときたら、いいねしていただけると嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?