ボールジャグリングの練習を始める
ボールジャグリングの練習をおこなっている。なぜならば、ボールジャグリングを実践することによって、健康的な効果が期待できるからだ。
例えば、(1)ボールジャグリングは周辺視野の訓練になる。なぜならば、目玉は2つしか無いがボールジャグリングでは3個以上のボールや腕の動きをコントロールする必要があるからだ。また、(2)ボールジャグリング自体が室内で手軽におこなうことができ、ずっと座ってデスクワークしているよりは運動になり、脳のリフレッシュにもなるからである。なぜリフレッシュになるかというと、脳はデスクワークだけではなく身体全体を動かすために発達したからであり、ジャグリングなどで身体全体を運動させることによってむしろ局所的な疲労を無くしリラックスできるからである。
他の趣味と比較した場合、ボールジャグリングのメリットは幾つかある。
例えば、低コストで始めることができる。例えば、手で扱えるサイズのボール、ピンポン玉、ゴルフボール、丸めた靴下などが数個あるいは1個だけでも練習を始めることができる。高級な道具を買い揃える必要はまったくない。
屋内でも屋外でも練習可能である。つまり、天候に左右されずに空調の効いた空間で練習できる。
一人でも練習可能である。インストラクターやダンスのパートナーが必要というわけではない。
狭いエリアでも練習できる。例えば、縄跳びもできないような狭い空間や、人のいない細い廊下などでも練習できる。なぜならば、道具となるボールが小さいため、携帯して持ち運ぶことも簡単だからである。もしこれが「サーフィン」や「ゴルフ」だと同じことはできない。それに練習といっても細切れで十分で、ほんの数分間から始めることができる。
これらに加えて、ジャグリングの場合は技量があればもちろん人に自分の技 tricks をみせて楽しませることもできる。
もしそうしたければ、その場にいる複数人でプレイに挑戦することも可能である。すなわち、通常は一人が自分の両手をジャグリングに使っているが、これは自分の片手と相手の片手を使ってボールをキャッチしあってもいい(近距離のキャッチボール)し、それを複数のボールでおこなって協力プレイを練習することもできるのである。上手にキャッチがラリーしなくても、ボールジャグリングがどのようなものなのかを相手に理解してもらうことが期待できるだろう。
これらの実用的なメリットに加えて、単純にボールを投げるのがたのしくなるという大きなメリットがあるし、さらにボールに触っていれば深い原理を考えなくても一定の上達が可能であることも大きな魅力である。大道芸人や競技としての洗練を目指さなくても人生の楽しみのひとつやスキマ時間に人にみせる余興のひとつとしてジャグリングを練習しておくのもそんなに悪いことではなさそうである。
(1,166字、2024.09.19)
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