芽

すごく嬉しい事がありました。

電話口で

「ありがとうございます！！！！」

と言いながら、思いっきり頭を下げている自分がいました。こういう人見た事あるけど、自分もするんだね　笑

電話を切って

「よっしゃー！！！」

とガッツポーズをした。

これで映画が。キャストとスタッフを守る事ができる。

『莉の対』をつくりはじめてから、会社も作って仕事量が80倍くらい増えたけど

嬉しかったり、喜んだり、感謝したりする事が格段に増えた。

まだ悲しい事や苦しい事、イライラする事は全然少ないです。

これから待ち受ける前途多難は最初から多少は織り込んではいたけど、どんな困難があっても仕上げると決めているので立ち向かうつもりでいます。

本日、キャスト・スタッフの情報解禁。

数ヶ月前までは全くの他人であった方々の名前がズラリ。

皆が恵みを享受できる樹を作ろう。そう思って

木を育てる勉強からスタートし、材料を集め、なんとか種を作ってそれを植えた。

植え方は間違っていないか、どんな水のやり方で、どう育てたら良いか。

土壌は大丈夫か。日照時間は足りやしないか。連日、土と向き合う毎日。

まだ何もない大地の上で土いじりをしていると、その姿を見て

助言をくれる人がいたり、興味なく過ぎていく人がいたり、

せせら笑う人がいたり、一緒になって水をやってくれる人がいたり

色んな人が周りにいました。

そうして数ヶ月間試行錯誤して過ごしていると、ポコっと芽が出た。

「わー！」

この子を眺めながら、「可愛らしい」と思わざるを得ません。

どんな風に育っていくのか。

まだ今の僕には分かりません。

童話風に書くとこんな感じです。

要は、

「嬉しいナウ」

そんなところです。