写真の町・東川町
6月8日より三浦太輔さんとコラボで開催していた写真展
『dark side of the moon』
昨日6月23日に無事に終幕致しました!!
22日には太輔さんと、東川町の写真家・大塚友記憲さんと3人でのトークショーも行いまして、二人の写真家の話や、写真展の話、僕との関わりについて色々とお話しさせて頂きました!
太輔さんは会期中ずっとギャラリーにいらっしゃったようで、訪れるお客様一人一人に対して丁寧に写真展の内容のご説明をして下さったようです。東川町からもご好評を頂いたようで、僕もとても嬉しかったです。
映画を通じて知り合うことになったこの『写真の町』で、写真という媒体を通じて芸術活動ができたことが本当に誉ですし、幸せでした。
ご協力くださった東川町、カメラマンの太輔さん、プロデューサーslfの股張さん、そしてご来場くださった沢山のお客様
本当にありがとうございました!!!!
からの。
午後からも大仕事。
長編映画『莉の対』で大変お世話になった東川町で『莉の対』の上映会が行われました。
この日のために特設の巨大スクリーンを町内の会場に設置して頂きまして、映画館さながらの環境の中、日本で唯一の「2時間バージョン」の『莉の対』が上映されました。
僕にとって、これが町への精一杯の恩返しでした。
作品を作って、町の住民の皆様に観て頂く。
町外からも東川町に訪れる機会となったようで、これも本当に嬉しかったです。
100人集まれば御の字かなぁと思っていたのですが、
増席増席で、なんと町内外から総勢200人のお客様が集まって下さったようです!!
僕と東川町との出会い
(https://note.com/wwjdwwjd1216/n/nc5919d265296?sub_rt=share_pw、https://note.com/wwjdwwjd1216/n/n4084f23005ad?sub_rt=share_pw)
から、撮影時の軌跡に至るまで、僕と東川町との関わりについても話させて頂きましたが、町民の皆様にはやはり馴染み深い内容でしたので受けも良かったような気がしました笑
トークショーの最後に、僕の今の想いを述べさせて頂きました。
締めの言葉、正直何も考えて行かなかったんですが、その時に僕の心から出た言葉は
「今日で僕と町との関わりが一旦終わってしまうのが寂しい」
東川の皆さんを目の前にして感じた、正直な言葉でした。
僕はこの2年間、何かと理由をつけてこの町に何度も訪れていました。
その都度、東川町の大好きな方々と会う機会もありましたし、町長をはじめ、簡単にはお会いできないような方々と触れ合う機会もありました。
だけど
この上映会が終わると、もう終わりなんです。
もう、この町に来る公式の理由が無くなっちゃう。
それが、すごく寂しかった。
大好きな町。
『莉の対』を完成させるために必要であった大きな力を与えてくれた町
旭岳の軌跡を何度も魅せてくれた町
あたたかい人たち。
「いつでも来てくださいよ」
と皆さんは言って下さいますが、
僕が一生懸命作っていた映画、しかも人生で最初で最後の処女作。
それを町と一緒に作り上げたこの時間は、もう二度と戻ってこないんです。
関わり方が変わってしまうことはどうしても受け入れなければならないのですが、それでも僕はまた新たな形で町との関係を築いていきたいなと思うのです。
だから、僕は北海道三部作を作るんです。
二作目、三作目は、処女作である『莉の対』を輝かせてくれます。
映画は死なない。
また再び脚光が浴びる時が必ず来ます。
その時に、東川町にとって『莉の対』が町の誇りであって欲しいと思うんです。
いつか、僕たちの活動が、市町村を繋ぐ。
映画という芸術を使って、
市と町と村を繋ぐ。
僕はそれを実現したいと真剣に思っているのです。
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