ダイパリメイクのバグについて

ダイパリメイクのバグが話題になっているがそれについて色々考察してみる。

まず任天堂のハードの特徴としてユーザーに安価で提供する代わりに開発には厳しいという問題がある。

DSで2画面になったのがまず始まりだった。画面が2つあるつまり作らなければいけないのはいつもの画面の2倍のリソースが必要になる。DSならした画面がタッチパネル専用とかで楽できたがWiiUが致命的だった。画面が多い割にマシンパワーが弱すぎる。

そしてSwitch。携帯モードとテレビモードで切り替えできてコントローラーも携帯持ち、JoyConのパッド、プロパッドと方法も沢山。OS側がフルカバーしてくれればいいのだがソフト側にもそれなりの対応が必要。

本題に入ってダイパリメイクのメニュー関係で増殖しちゃうバグとかについて。

これは昔からゲームを作っているならわかる人も多いがボタンを連射機能のコントローラーでやったらメニューが二重に出ちゃうとかで処理の依存関係が終わらず、結果的にメニュー内でなんか処理してたらおかしくなるやつ。昔は十字キーの左右とか物理的に同時押しできないボタンでも対応入っていた。

これが起きた原因だと思われる。だがなぜそんな昔からあるバグに気づかなかったのか?それはコロナ対策のリモートワークが原因だと考える。

ゲームで開発機がある場合PCから開発機にデータ転送、そのまま開発機に繋がっているコントローラーで操作できた。

だがリモート接続で開発機に繋いだ場合各家庭で回線速度はバラバラ、仕事してる人は普通にリモートデスクトップで仕事していてラグとか起きなかっただろうか?

このラグがあったせいでコントローラー周りのレガシーバグが起きたのでは無かろうか?

PSがスマホアプリからリモート操作できるようになった。この状況が開発現場でも起きていたと思われる。(どのくらいのラグがあるかはお試しあれ)

また先に上げたようにSwitchはコントローラーがさまざま。しかもこれの開発期間って何故かPS4のコントローラーが手に入らない状況だった。結構開発でPS4のコントローラーを使う事が多い。各家庭で回線速度もバラバラ、コントローラーもバラバラ、それだったらレガシーバグが復活してもバグなのか回線のせいなのか判断つかない事もあるだろう。

エミュレータとかありそうな感じだがDSの時流出もあったのでないしPS4はコロナ前からリモート操作のスマホアプリを試していた。Switch本体はどこかのメーカーの人が言っていたが排熱が多いとハードが本気出せないという問題がある。そこに後付けのリモート接続なんか入れたらまーまともに開発機も動かんでバグにも気づかんわな。

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