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岩手戦プレビュー 甲斐健太郎が再びチームを無失点ロードに導く

「藤枝はホームで連敗をストップしたいという気持ちが入っていた」

ゼムノビッチ監督は藤枝戦の敗因について気持ちの面で劣っていたと語った。1年でJ2復帰を目指すFC岐阜。首位との勝ち点差も離されている現在、気持ちで負けていたというのは、ある意味納得がいかないところではあるが、過ぎてしまったことはしょうがない。
「次の試合は球際とか基本的なところで負けなければ大丈夫」と言う三島頌平ゲームキャプテンの言葉を信じたい。

岩手戦でポイントとなるのは、やはり守備の立て直し。藤枝が岐阜のウィークポイントをはっきり示してしまったため、今後の相手もそれを参考に攻撃を組み立ててくるだろう。ここまで全試合でフル出場しているCB甲斐健太郎は、「どう守るか、どうプレスをかけてどうボールを奪うか、細かい部分を確認した」と、今週の練習の内容を明かしてくれた。さらに「前節は情けない試合をしてしまった。サポーターもガッカリしていると思う。その部分は覆さないといけないし、スッキリするような試合をしたい」と意気込みを語る。

オンラインの記者会見では、その表情はしっかり切り替えと対策ができているような感じに映ったが、心配なのはこの暑さ。連日猛暑日となりそうな予報も出ている中、甲斐は逆にこれが自分たちの力になると考えている。

「岐阜の特別な暑さは、自分たち次第で有利に働くと思う」

ここで言っておきたいのは、“自分たち次第で”と、甲斐はしっかり釘を刺していることだ。暑さに負けないようにトレーニングしていくことが大前提にある。今月は東北勢との戦いが3試合。暑さを味方に出来る可能性は高い。

その暑さ対策を甲斐に聞くと「クーラーは敵なので、直風にはあたらないとかですかね」と答えてくれた。さらに“何か食べ物とかある?岐阜の食べ物で?”と追加で聞くと、

「僕はラーメンで育ってきたので、、、岐阜タンメンはおいしいですね」(甲斐)

うん、確かに岐阜タンメンはおいしいよね。でもみんなあまり知らないけど、残念ながらあれは愛知県が発祥なんだ。まぎらわしいよね(笑)

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