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こんな時だからこそ、行政機関と仕事をしてみませんか。

コロナショック真っ只中の中令和2年度が始まりましたが、本来は、公共部門の営業職の人々(私も前職はそうでした)は、省庁や自治体の予算が確定したので、自分の担当自治体の予算書を読み込んだうえで、窓口にせっせと「これ今年度やるんですよね、いつごろ入札やりますか?どんな仕様になりそうですか?」などと、相談をしに行く季節です。

公共分野の営業活動の特徴は、「予算があらかじめ公文書として公開されていること」「予算のないところはどんなに頑張ってもその年度中に何かが行われることはめったにないこと」です。つまり、予算書を読むのが真っ先に必要なこと、そしてその次は「入札に参加する準備のために、情報収集しておくこと」です。

…しかし今は全然それができる状況じゃないですよね…

民間企業も出張できないですし、自治体側も大混乱しています。

WiseVine Signalをつかってみませんか

そんなことを予見していたわけでは当然ないのですが、この「公共分野であってもインサイドセールスをせざるを得ない」という状況に、弊社WiseVineの提供している「日本初(自社調べ)の自治体予算書検索データベース」WiseVine Signalが注目を浴び始めています。

日経電子版「自治体支援する新興企業続々 ITで行政効率アップ」https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57649680T00C20A4ML0000/

日経xTECH 「新型コロナで「営業の常識」も変わる?自治体データから新規案件を得る方法」
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01244/032200004/

予算書って、ほとんどがいわゆる「紙PDF」で、文字列検索ができないことが結構あります。Googleで検索することができないのですね。なので、OCRで解析した結果をご提供しています。入札情報を提供している会社は複数ありますが、予算書を検索できるようにしたのは、当社が日本初(自社調べ)です。

ご関心のある方は、
https://signal-service.wise-vine.com/
からお問い合わせください(このnoteを読んだ、と書いていただけると私が喜ぶのと、営業担当が作業しやすくなります…)

行政の仕事って、結構幅広い

景気が悪いときに公共事業に頼るのって、土木分野だけじゃないの?とお思いの方、行政の仕事ってめんどくさそう、と思われている方、けっこういらっしゃると思うのですが、実際はそうでもありません。

自治体の仕事って、当社調べによればだいたい800種類ぐらいありまして、ほとんどの分野で何らかの外注が行われています(自治体職員は人数が限られていますし、定期的に異動もあるので、専門性の高いことは外注することで解決することが基本軸になります)。AIやRPAを用いた業務の自動化にも熱心に取り組みが進んでいますし、こんなこともアウトソーシングしているんだ?という分野のお仕事も結構あります。予算書を検索すると、そんなこともわかります。営業活動をする前に市場規模が見えるんですから、こんなにありがたいことはありません。

民需が落ち込んでいるから官需を取りに行こう、という発想だけでなく、行政の皆さんに、目の前の課題に専念する余裕をつくっていただくために、的確な官民のマッチングがとられることが必要だと私は考えています。そのためには、民間側も、行政機関が発信している情報をしっかり事前に解釈する必要があります。そのためのお手伝いを、これからもWiseVineは続けていきます。

自分の仕事(地方自治、防災、AI)について知ってほしい思いで書いているので全部無料にしているのですが、まれに投げ銭してくださる方がいて、支払い下限に達しないのが悲しいので、よかったらコーヒー代おごってください。