見出し画像

なにが「師匠」やねん

芸人とやらいう連中がよく、目上の人を「師匠」と呼ぶのがうっとうしい。
本当の師匠・弟子の関係ならまだしも、
単に「ベテラン」というだけで爺さんや婆さんを「師匠」と呼ぶ。
そこそこ年上の人間は「●●兄さん」「●●姉さん」と称する。

楽屋で言い合うならともかく、客の前ではやめろと言いたい。
こちらから言えば、年配だろうと若手だろうと
娯楽を求めた際に
「対価(拘束時間も含む)を払うに値する芸を提供するかどうか」である。
客の視点では、芸歴が長いかどうかや、てめえらの人間関係は関係ない。

狭い世界の中の先輩・後輩の関係の呼び方を客の前に持ち込むなと言いたい。
普通の企業なら、自社の上司を顧客先に「うちの●●課長が」「弊社の××先輩が」などとはまず言わない。
きわめて聞き苦しい。

いやなら見るな?
まあすでに娯楽は多様化されて、劇場に足を運ぶ人間なんて
昭和と比べてどれだけいるのか、という話ではあり、私もとうに見限ったが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?