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投資運用業と「つよいおかね」のお話

こんばんわ。おはようございます。こんにちは。

読んで頂いてありがとうございます。武藤です。

自己紹介と皆さんの「へー」ぐらいのトリビアとなればという意味で投資運用業と「つよいおかね」というテーマで書かせて頂きます。

「投資運用業」と聞くと皆さんはどのようなイメージを持たれるでしょうか。何台もPCのディスプレイが並んだ前で一日中ディスプレイとにらめっこしている人でしょうか。私も入る前は何となくそんなイメージを持っていました。

ちなみに辞書的には「金融商品取引業のうち、投資信託の運用委託契約その他投資一任契約に基づいて、有価証券またはデリバティブ(金融派生商品)取引に投資し、金銭その他の財産の運用を行う業務、および投資信託およびファンド等の運用として、有価証券またはデリバティブ取引に投資し、金銭その他の財産の運用を行う業務」

。。。。なんのこっちゃという感じですね。分かりやすく言えばおかねを沢山もっているひと(銀行、保険会社、年金基金、もしくは孫正義さん等の大富豪)などからお金を預かり、「これくらいのリターンを目標に頑張って増やします!ただ、基本的に何に投資して増やすかなどは任せて下さい!」という仕事です。

私はみなさんに一番なじみがある「株式投資」は担当していなかったので、上記のようなPCと一日中にらめっこということはなかったのですが、預かっていた金額は、普通に暮らしていたらぜったいにお目にかかれらないようなおおきな金額でした。

そうなると、その大きな資金を欲しい人(=投資してほしい人)は沢山いるわけで、いろいろな会社の人が私のいた会社に来て、たくさんのセールスを受けます。そうすると、わたしは自分が預かっている金額の「大きさ」をバックに、自分(最終的には自分におかねをあづけてくれている人)のためにグイグイ条件交渉をします。

「この条件について私(の会社)の条件をのんでくれないと投資はできませんよ。」

「私(の会社におかねをあづけてくれている投資家)のおかねがなくて、大丈夫なんですか?」

このような条件交渉はビジネスではよくあることといえばその通りですし、お客さんのために必要なことであったと今でも思っていますが、ある一部分を切り取れば、「人の顔を札束でひっぱたいて言うことを聞かせる仕事」だといつも自分で思っていました。まさに「つよいおかね」です。

自分のあづかっているおかね(もしくは会社)を自分自身の力であると誤解し、尊大で失礼な態度で他の人に接することを自分自身に許してしまう。そんな力が「つよいおかね」には秘められています。

おかねがあれば何をしてもいいわけではない。

当たり前ですが、胸に秘めていたいといつも思っています。

読んでいただきありがとうございました。

武藤

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