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【展覧会レポ】YUMING MUSEUM @ 東京シティビュー

こんばんは、whipです。

現在、六本木ヒルズの東京シティビューで開催中の『YUMING MUSEUM』に行ってきましたので、今回はそのレポを書いていきたいと思います。

◆公式サイト◆


ユーミンとの出逢い

歴代のアルバムジャケット
※撮影はすべて著者によるものです。

まずは簡単に僕のユーミン(荒井由実さん、松任谷由実さん)との出逢いについてお話させてください。

ユーミンを知ったのは幼少期、両親の影響でした。幼い頃からドライブ中によくかかっていたので、モーツァルトで英才教育されるかのごとくユーミンで英才教育されてきました(笑)。大人になってからも新譜も聴いてきたし、たまにラジオで話す彼女の声に耳を傾けることもありました。

一番好きな楽曲、というとなかなか難しいのですが『REINCARNATION』というアルバムが好きで、その中の『川景色』という歌がお気に入りです。曲を聴きながら情景を妄想するのが好きなのですが、この楽曲はすごくそれがし易いんですよね。あとユーミンの楽曲はフェードアウトで終わってく感じもめっちゃ好きです(笑)!ぜひ聴いてみてください。


日本画家、作曲家志望の歌手

エントランスの印象的なモニュメント

今回、デビュー50周年を記念に開催されたこの特別展では、荒井由実時代から今日の松任谷由実までの歩みを様々な切り口で紹介しています。

音声ガイドでは御本人が喋って解説しているのですが、なんとスマホを持っていれば無料でQR読み込みができるんです!この音声ガイドの有無ではかなり内容が異なっていくと思うので、ぜひスマホとイヤホン、バッテリーは必需品です!!

ユーミンの描いた人物画

ユーミンは元々多摩美術大学で日本画家の勉強をしていたそうです。今回は彼女が描いた貴重な当時の作品も展示されています。めちゃくちゃ絵がお上手だったんですね!学生時代から既に作詞作曲をしていたという彼女。今ある名曲たちはほとんどその頃には出来上がっていたようです。

手書きの歌詞や譜面

作曲家になりたかったらしいのですが、自らの歌は自ら歌うべきだと説得され、歌手になり始めたそうです。自ら曲を作り、歌い、ライブや告知の演出を考えていたとか。まさにシンガーソングライターの夜明けを創った方なわけです。

こうした物語は、長いことユーミンの楽曲に触れていたけど全然知らなかったのですごく新鮮でした。また楽曲の見え方も変わってきますね。


そして、ユーミンになった。

荒井由実だった彼女は、松任谷正隆さんと結婚し、松任谷由実になった。そう、こうしてユーミンに大成していったのだ。

楽曲制作秘話を覗いた後は、膨大なライブ衣装やセットが展示されています。

ゾウ?!ほんものみたいでした!
色とりどりの衣装たち
世界観を創る衣装たち

ユーミンのライブに行ったことはないですが、きっとものすごく楽しいんだろうなぁという感覚に覆われました。楽曲だけでなく、視覚的にもカラフルで芸術的な彼女の創る世界観に入り込んでしまったかのような体験はさぞ特別なものだと感じました。

ステージセットがまるごと展示されてます!

アルバムの制作とライブ演出の世界観が一体化することが多いようで、『深海の街』でもそんなこだわりが満載だったようです。ライブに行ってみたくなりますね!

ジャケットの場面を再現したセット

創造のうち

彼女が好きな画家は、マティスとのこと。なんとかなく色合いや作風を感じさせる点もあってアートの視点からも楽しめました。自ら編集した雑誌ではまさに表紙を切り絵風にされていたり、影響を受けていたことがよくわかります!

マティスリスペクトな雑誌の表紙

ユーミンが創るその世界観に触れることで、それまで聴いてきた楽曲がまた一段と変わって感じられる気がしました。どんな人生のなかでできた楽曲なのか、世界なのか。ぜひよく知っているあの曲にもう一度はじめましての気持ちで出逢ってみたいと思います。

ユーミン展は2月26日㈰まで、東京シティビューで開幕中です。


このメッセージに共感しかなかったです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※執筆にあたり、公式サイト、チラシ、解説パネル、音声ガイドなどを参照しています。





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