30歳目前

今回の記事は自傷などに関してセンシティブな内容を含みますので、ご覧の際はご注意ください。

さて、もうすぐ30歳を迎えるしあんです!わーいぱちぱちぱち
正直、この日を迎えられるとは思っていませんでした。特に半年前は、私は30歳を待たずに思っていた。

しばらく、日本語教育業界はオンライン以外は冬の時代だった。そりゃそうだ、コロナで外国人が入国できないんだもの。
そんな中で、私もオンラインなど、やったことのないものに色々と、言い方を悪くすれば見境なく手を出した。
結果からすると、それがまずかったらしい。
体調に関しては、もう2年ほど前から適応障害の症状が出ていて、暇になったら考え込んでしまう、と思い、いただけた仕事(幸運にもいくつかあった)を全部引き受けた。
これがだめだった。
忙しさはもちろん、家で仕事をすることによる、プライベートと仕事の切り離しの難しさなどから、適応障害はどんどん悪化していった。
6月には泣きながら仕事をするようになり、自殺未遂も数回した。幸運なのか、我が家の包丁は切れ味が悪く、Tシャツも切れないほどだったので、刺しても傷がつかず、結局未遂に終わった。

7月に、思い切って仕事を減らした。泣きながら謝罪をし、仕事を断った。もしかしたらもう声をかけてもらえないかもしれない、収入が減ってしまう、そんなことを思い嘆きながら、「生きる」ことに集中することにした。

少し仕事を減らして自宅で療養し、10月には新しい日本語学校で、日本語教師としての仕事を再開した。対面のチームティーチングなのだが、これが私にとってはよかった。他の人と相談しながら授業を外で行うスタイルが私には合っていたようだ。

そして明日、30歳の誕生日だ。個人的には30歳というのは大きな節目に見える。
半年前には到底無理だ、迎えられないと思っていた日を、なんとか迎えられそうである。
とはいえまだ全く本調子ではない。やりたいことや行きたいところはほとんど浮かばない。楽しみなことを楽しみに思う能力はまだ回復していないようだ。
最寄り駅にホームドアがついているのも幸いである。

こんな日々を振り返りながら、これからの1年、10年が穏やかになることを祈りつつ、年末を迎えるしあんでした。

年末誕生日あるある。誕生日が1年の振り返りになりがち。

(しあん)

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