アダルトチルドレン?と父②
さて、初の前後編投稿である。
父は間接的によく暴言を吐いていて、それに対処する術として道化となり、自己肯定感を削っている私の話をした。
そんな私だが、父のことが嫌いなわけではない。尊敬できない部分もある人だなとは思っているが(笑)
父は偏愛的な人で、子ども3人を平等に愛することが下手。真ん中の姉ばかりよく可愛がっていた。よく真ん中の姉だけ連れ出し、アイスを食べて帰ってきていた(もちろん我々には何もない)。
25歳くらいまで、私は父に愛されていない、と本気で思っていた。
そんな私が仕事や親戚関係で壁にぶつかり、どうしようもなく涙を流していた時に、父にハグをされたことがある。
実は私はハグが大好きだ。異性にも怯まずできるレベルである。
父はその時に、「しあんはハグされるの嫌いじゃないし、こういうときは抱きしめて話を聞いてあげるのがいちばんいい」と、私にハグが有効だと知っていたのかは分からない。
なんにしても、「馬鹿じゃないの」とよく口走る父がハグをするのだから、私は嫌われていないんだ、愛されていたんだ。
父は私を確かに愛していて、その表現方法が下手なだけだったということがわかり、父への見方を変えるエピソードだった。
…尻切れトンボ的に終わってしまった。
(しあん)
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