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2014年7月 乃木坂46 / 夏のFree&Easy

 なーちゃんセンターアゲイン!前作「気づいたら片想い」のメンバー発表の際に、センターに決まった時の、あんなに不安そうな顔を見ているだけに、さすがに今回は…、と思っていましたが、いやービックリでしたね。でも確かに「気づいたら~」の時の、センターとしての自覚が徐々に芽生えて来る感じとか、みんながなーちゃんを支えている雰囲気はすごく良かったですからね。しかも、元気いっぱいのサマーチューンではあるものの、すごく明るい女の子が主人公、という訳では無いのが、歌詞を聴いていると良くわかります。だからこそなーちゃんのような、普段はっちゃけない、臆病そうな女の子が‘夏だからやっちゃおう’と勇気を出す、というストーリーがピッタリはまるんですね。いやー結果的に素晴らしい人選…。

 と、さんざん人選に関して書き散らかしましたが、今回もメロディーラインが実に素晴らしい。多くの48グループ(乃木坂は違うが)の楽曲って、メロディーラインに48節(ぶし)があって、それに毎回「いやーやっぱ曲良いわー」と感嘆するのですが、本作「夏のFree&Easy」もサビの「心に溜めてたあれもこれも~♪」の部分がまさに先述の48節でして、もうそこだけでも名曲認定したい所です。

 それと、やっぱり4つ打ち。切ないメロディーラインと4つ打ちは、もはや現代アイドル楽曲の麻薬みたいなもんだと思います。そこを、変化球を投げずにがっつりやってくる辺り流石だなー、と。

 あと今回嬉しいのは、個人PVの復活です。推しのメンバーを、がっつり楽しめるあの至福のひととき。私は、奇跡的に自分の推し3人が収録されている初回Aを買わせていただきます。

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