本が読めない/7月2日

書店で、好きなタレントが帯コメントを書いている本を発見しました。「帯コメント書きましたよ」と発表されたときから気になっていて、買おうかしら……と考えていたのです。

でも私は近頃めっきり本を買わなくなりました(漫画はちょこちょこ買っておりますが……)。私は本を読む体力みたいなものが全然ないので、読むのは遅く、最後まで読みきれないことが多いです。小説やエッセイなら、中盤から終盤あたりで何故か読むのをやめて放置しているものが多く、新書や人文系一般書、古典などは序盤までしか読めず放置しているものが多いです。はっきり言って、読書は苦手の部類であるのに、何故か本を読みたい気持ちは並以上にあり、読めもしないのにかなりの頻度で本を購入してきました。

ここ2年くらいは、おそらく忙しさが理由で以前ほど本を買いたいと思わなくなりました。数ヶ月前には、もっとすっきりした部屋にしたいなという思いから、積読の山と向き合わざるを得なくなり、蔵書をリストアップしたのですが、読めていない本だけで150冊以上あることがわかりました。積読界では赤ちゃんかもしれませんが(？)、狭小スペースに住む非読書家にとっては多すぎる量です。読むか手放すかで未読本を減らしていこうと数ヶ月前に決意しましたが、数冊手放した他には、読むことによって積読本を減らすことは全くできないまま時間が過ぎています。とにかく、なるべく新しく本は買わないという守備に徹している状態でした。

そういうことで、好きなタレントが帯コメントを書いているからといって、そうやすやすと購入できません。とにかく慎重にと、序盤を立ち読みさせていただきましたが、平易な文章で内容も面白そうでした。でも読み切る自信がまったくない……。一旦家に帰って考えることにしました。次見かけたときにも欲しかったら買ってしまうかもしれませんが……。