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Threadsの広告をこれまでの新プロダクトから考える
この記事では「Threadsでweb広告配信が可能となったときの対応をぺろりんちょした記事」となっています。
夜の11時って言われてましたが入れました👌広告やってる人はぜってー触ったほうが良きですね。Metaの配信面増えますし先行者優位でCPC,CPM安いです。PinterestもMicrosoftでも最初は低単価で出せました。クリエイティブ傾向も文字になることで変わるだろうな。 pic.twitter.com/ycMLkXhOHJ
— わたる@web広告 (@wtr_ad) July 5, 2023
2023/7/6MetaからTwitterと似通ったThreadsが日本でも開始。
ってのはもうよくて結論から言うと「広告開始したら先行者優位が3ヶ月は続くから試した方がいい、ただ注意点もあるよ」という中身です。
先行者優位って何がいいのか?
新しいプロダクトは
・競合が少ない
・CREの正解がわからない
・ユーザーの熱も強い
という3つの点で先行者優位になります。
競合が少ない
ここは言わずもがなですが、新規参入は(特にβ版)競合と入札が被らないのでCPCが安価になる傾向に。CPMも同様ですね、在庫が埋まらないので安価にインプが稼げる傾向になります。
ただ今回のThreadsはMetaの商品のため、競合が少ないというのは現実的ではないかもです。
というのも管理画面の広告セットで配信面を選ぶor自動配信が適用されるはずなので競合は自然と増えそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1688607214291-iD8RFHmIxq.png)
また放置しているアカウントもあるので知らず知らずにCPMやCPCの変化がありそうですね。
クリエイティブの正解がわからない
![](https://assets.st-note.com/img/1688643254256-0AusPsYSaF.png?width=1200)
過去らいMeta広告の場合はプラットフォーム的にテキストよりも画像や動画の方が重要なイメージです。(実はテキスト変えるだけでめっちゃCTR、CVR変わります)
とはいえ今回のThreadsはTwitter寄り。Twitter広告のクリエイティブのポイントは
・画像、動画ももちろん大事
・テキストの最初の2行でCTRが大きく変わる
・CTAでCVRの変化が大きくあり
と上げたら枚挙に遑がない(頭良さそう)のですが、とにかくテキストもめっちゃ大事です。
その点でいくと、IGやFBと同じクリエイティブを試しつつ、Twitter広告寄りなクリエイティブも試していくのがベストだと考えています。
ユーザーの熱も強い
この通り、私はたまたま有給で朝から新しいおもちゃを手に入れた子供のように楽しんでいました。
クラブハウスも最初は熱がすごく、収益化できないことがわかった途端にユーザー離れが進みましたが、とにかく新しいものにはみんなテンションがあがります。
また私のようにイノベーターやアーリーマジョリティになりたがる人は多いので、そこをくすぐるクリエイティブを配信できると、CVへの気持ちの転換も望めるでしょう。
PinterestやMicrosoftなどの傾向から
![](https://assets.st-note.com/img/1688643939939-1X7cKPFcjQ.jpg?width=1200)
ありがたいことに、PMAXはβ版から、Pinterest・Microsoft・TwitterのKW広告などプロダクトが始まると運用させてもらう機会が多かったです。
この経験から今回も比較的CPC、CPMは安価になるとは思います。
この章では新しいプロダクトの注意点を自戒として書いて終わりにします。
注意点としては2つ
・許容CPAから予算を決定する
・指標が慣れないため分析を拡張しない
この2つに注意です。
許容CPAから予算を決める
「とりあえず5万円配信してみようかな」ってのもまぁいいですが、それだと根拠薄いし、なぜ5万円?のロジックがなさすぎですね。
そして新プロダクトはCV数はあまり期待しない方がいいです。出るっちゃ出るけど読めないので最悪0CVでもいいように許容CPAから予算を算出すべきです。
例:ご予算100,000円、許容CPA6,000円で現状CPA4,000円の場合
残りCPA2,000円チャレンジできる。
![](https://assets.st-note.com/img/1688644066282-HEfd80Fsum.png)
仮にCVでなくても大丈夫なように設定すべしです。特に事業会社のインハウスマーケターは業界によってはこの考え方が抜けているのでおすすめ。
指標が慣れないため分析を拡張しない
![](https://assets.st-note.com/img/1688644874994-m7gTk6NNQL.jpg?width=1200)
これはPinterestのときに苦戦しましたが、管理画面の指標がめちゃくちゃ細かいです。(いいこと)
ただ死ぬほど忙しい中でモニタリング環境整えているのに新しい指標のせいでクライアントからめちゃくちゃに突っ込まれると時間が溶けていきます。
特に気をつけておきたいのがビュースルーです。
Pinterestはビュースルーのおかげでたっくさんの指標がありました。クリックスルーなのかどうかは最初で指標を確認しておく必要があります。
他にもビュアブルなども初動も見なくていいと捨てることも大事です。ありえない!という人もいると思いますが、そこを分析して影響が小さい場合、時間を割いている暇はありません。
リソースをどこに割くか?もマーケティングですね。
Threadsの広告が出た時のぺろりんちょ
・先行者優位のため早めに実施する
∟Metaのため大きく恩恵は受けれないかもだがやる価値あり
・予算は許容CPAから算出
・分析の指標は広くしない
∟初動CPM,CPC,CVR,CTRでしょう
Appendix:Threadsの簡単なまとめ
めちゃくちゃ簡単にThreadsでできること、できないことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1688644682649-rgAyqzmVJC.jpg?width=1200)
何よりも広告やっている人は触るべしですね〜!どんな発信が伸びていて、どんなユーザーがいるのか。
私も触り倒してみます!
https://www.threads.net/@dbl_wataru
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