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#83 何屋で何売る?【書評】パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法

◾️はじめに

第4週はビジネススキル・ライフスタイルなど。
今回はこちら。なんか表紙とタイトルが気になり。
有名な編集者さんの著書。


◾️要約

思考法とは
1.広げることと深めることからできており、
2.知っていることとは違い、
3.非論理的な部分もある、
ものである。
考える際はゴールを決め、現状を整理した上で考える。
それをアウトプットすることで可視化でき、俯瞰化でき、整理できる。
これを習慣化すれば想像以上の答えにたどり着ける。

◾️感想

簡単に読める、読みやすい本です。
アイデア出し/思考法の書籍は大きく、コンサル系とメディア(広告、マスコミ、デザイン)系、その他(海外や思想系)があると思うのだけど、メディア系の人の本。
ロジカルに、ソリッドに、というわけではなく、サクッと入ってきます。
書いてもあるけどやっぱ自分なりの方法論を持つことが大切だね。

◾️要約(詳細)

◆第1章 「考える」について最初に知ってほしい3つのこと
1 考える=広げる+深める (考えるとは広げると深めることからできている)
2 考える ≠ 知っている (考えることは知っていることとは違う)
3 考える = 論理的+非論理的 (非論理的な部分もある)

※論理で考える部分とそうでない部分を意識しよう。

◆第2章 「考える技術」で未来は変えられる
思考ファーストで自分の行動を変えると、未来は変えられる。
なんでそうなったかを考え、次にそうしないことが大切。
人生全体では何で自分は勝負していくか考えることが大切。

※考えるか、考えないか。そうしている人とそうでない人って違うね。

◆第3章 「考える技術」を思い通りに使いこなす
思考には技術があり、やり方はルールがある。それは
ルール1 ゴールを決める
ルール2 インプットして現状を整理する
ルール3 考える=考えを広げる+深める
ということ。さらに広げる、深めるもテクニックがある。

・広げる方法
掛け合わせ法:新しいものを生み出す
数珠つなぎ連想砲:既存のものに新しい魅力価値を発見したいときに
ずらす法:どんづまりの課題を解決したいときに
まとめる法:小さなことを価値に変換できる方法
あったらいいな:思いや夢を実現したいときに

・考えを深める方法
360度分解法:いいところ強みが見つかる
ポジティブ価値化:弱み短所を強み、長所に
自分ゴト、あなたゴト、社会ゴト:説得力がグッと高まる
すごろく法:ゴールへの最短距離を見つけたいときに
正体探し:人の心の中にある見えない心理を見つける
キャッチコピー法:たくさんの人に魅力を届けたいときに

※テクニックを知っておくことも大切。使い方、使い時を考えてる。

◆第4章 頭の中をクリアにする「思考ノート」のつくり方
考えたことをノートに書くと可視化でき、俯瞰化でき、整理できる。
ここが足りないなと考えられる。
こうやって考えてたのか、と癖もわかる。
じゃあここをこうして繋げよう、などネクストアクションが打てる。
なのでノートやホワイトボードに書こう。

※ネクストアクションを繋げていくことこそ広げていくこと、深めること。

◆第5章 「考える技術」がさらに上がる習慣
さらに考えることのレベルを上げるには疑い、人に聞いて、改善サイクルを回す。
その時間を作る、しやすい場所に行く。
まずは自分がどこで考えているか、アウトプットまで持っていける時間を確保することが大切。
自分を知ろう(どういうときに考えることができるか、アウトプットまで持っていけるのはどこ?)

※環境を整えることこそ大切。

◾️アクション

考えたことを書き記しておこう。事実、感想、抽象化、アクション。それぞれを具体的に。

◾️読みやすさ

◾️ハッシュタグ

#思考法
#パン屋でおにぎり
#どこで何をしたい 、から考える
#考えた上で行動する

◾️ちょっとした会話


「考えるってなんだろ?」
「思いを巡らす、心を知的に使って判断する。新しいものを工夫する。とあるよ。」
「そうかぁ。考えてるんだけどなぁ」
「え?どういうこと?」
「いや、何かにつけて思いを巡らしてはいるんだ。」
「で、考えた結果、どうしてんの?」
「え?」
「考えてるんでしょ、その結果だよ」
「えーっと、あーっと、色々考えてるんだけどなぁ」
「うまくまとまってないってことね」
「うん。」
「そっから、もう1歩進んでみようか」
「なんとなく、ふわっと、から一歩進む。」
「そう、書き出してみ。」
「うん、そうする」
「そしたらそれを眺めてみ。自分で読み返してみ。」
「うん。けど読めないなぁ。恥ずい」
「別にSNSで発表せい、とはいってない。日記でもなんでも自分だけのものでいい」
「そうする」
「で、それが読みにくいんだったら、なんでか、って考えてみ。その文章は他の人が読んで伝わるか」
「伝わるか、か」
「まずはめんどくさくても誰が、は明確に。主語述語。5W1H。この辺を略さない」
「ふーん、自分が書いているからその辺知っている前提で話しちゃう(書いちゃう)よね」
「そこをね、1つ1つやってこか。」
「地道にね、はい」
「習慣化するとそれが意識しなくてもできるようになるから。考えてやる、が1歩目で、考えなくてもできるようにする、ってのがその上。」
「アオアシって漫画でもそう書いてあったね。」
「サッカーでもまずは考えてやれるように。それを続けて考えなくてもできるように、って」
「うん、その通り。」

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