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#142 届けるのはハッピー!?【ザッポス伝説】


◾️はじめに

今月は企業。
今回はこちら。Amazonに買収される際は多くの話題となりました。


◾️要約

・ザッポス伝説って
急成長したザッポスという靴をはじめとするEC企業がAmazonに買収される話
・どうすごいの?
ザッポスはコアバリューを定義し、カスタマーサービスを中心に据えることで成長した
・それはなぜ?
経営者だったトニーシェイさんが企業文化の重要性に気づき、ザッポスでそれを体現しようとしたから。

◾️感想

社員を家族のように思い、顧客の幸せに邁進する。
これは簡単なことじゃない。

ハッピーを届ける。ユーザーから感動の電話がかかってくるような、そんなサービスを、体験を、届ける。

物流やら大変だと思うけどそこを乗り越え、今があるんだろう。

ベゾス側からの買収する、側からは読んだことあったが、買収される側からの視点は初で新鮮でした。

自分が株を買い取りたくて、それをAmazonにしてもらうという選択。そんなんあり?という難しいオペレーションをやってのけたのはすごい。

◾️要約(詳細)

Part I 利益を求めて ザッポスへたどり着くまで

第1章 ただ、利益を追い求める日々

子供の頃から自分でビジネスをして利益を得ることに興味。
ミミズ経営やバッチ販売をしてさまざまな教訓を得る。
楽器の授業は音を流して練習したふり。
そんな中でもハーバード大学へ合格。
授業は直前に仲間に調べてもらったことをまとめて対策本を作成。
これも販売した。
就職の際はただ楽して儲けがいい職種を探していた。

第2章 うまくいくこともあれば、いかないこともある

給料だけで決めた就職先。
時間を見つけて別のビジネスをするように。
たまたま思いついたリンクエクスチェンジの考えに夢中になり、そこに絞る。
最初は楽しかった仕事も仲間が増えすぎて社内政治に巻き込まれたりして嫌気がさす。
マイクロソフトから買収の話がきたが、一年黙って働くのが嫌になり、拒否。
何をするかはわかってなかったが、何をしたくないかは分かってた。

第3章 とにかく、あれこれやってみる

インキュベーターとして様々な会社に投資を行う。
ザッポスもその一つ。
ポーカーにもハマり、ビジネスと近しい所あると気づく。
レイヴシーンにもハマり、そんな中でザッポスにフルタイムで加わることを決める。
情熱の対象を見つける。

Part II 情熱をかけて 成長の設計図

第4章 自分の役割に集中する

短期的なキャッシュフローを克服しながら
長期的に会社の基盤を築きたいと悪戦苦闘する。
ロジスティックスを外注するも、うまくいかず、
これらは自らやらないといけないと決断。

第5章 成長へのプラットフォーム ブランド、企業文化、パイプライン

ブランド、カルチャー、パイプラインが成長する為のプラットフォームになる。
そう信じており、実践してきた。
ブランドとカルチャーは表裏一体。
コアバリューを以下の十個に。
・サービスを通して「ワォ!」という驚きの体験を届ける
・変化を受け入れ、変化を推進する
・楽しさとちょっと変なものを創造する
・冒険好きで、創造的で、オープンマインドであれ
・成長と学びを追求する
・コミュニケーションにより、オープンで誠実な人間関係を築く
・ポジティブなチームとファミリー精神を築く
・より少ないものからより多くの成果を
・情熱と強い意志を持て
・謙虚であれ
合わせてパイプラインを整備し、人に過度に依存しない組織を構築してきた。

Part III 人生の目的にたどり着く 幸せを届ける会社に

第6章 次のレベルへの進化

企業文化を講演し、その価値を高めること、価値を広め、幸せを追求する企業の実現が可能だと知らしめた。
そんな中、文化を重要視する経営陣と利益重視の株主との間に乖離が生まれる。
そこで株主の株を買い取れないか、出資元を探し、アマゾンに行き着く。
それがウィンーウィンーウィンになる。
そして全社集会にて発表。
社員は驚きつつもAmazonの資源にアクセスできることでよりワクワクを伝えれると好意的に捉えていて嬉しかった。

第7章 エンド・ゲーム

ハピネスフレームワークをビジネスに当てはめることで社員も顧客も幸せにできる。
みんな幸せになりたがっているがそれを手にしたら本当に幸せになれるかちゃんと考えてもらいたい。
自分の価値観を常に問いながら幸せになれるように励むことをひろめていきたい。

◾️アクション

・自社の企業文化を考える。
・なりたいもの、欲しいものを手にしたら幸せになれるか考える。

◾️ハッシュタグ

#ザッポス伝説
#トニー・シェイ
#Amazon
#ワォ
#やだ  ゆう

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