#38 整いましたっ。【書評】心を整える

◾️はじめに

第二週はベストセラー。大好きなサッカー。サッカーに関する本の中でも大ヒットとなった心を整える、です。いいこと書いてあるので何回も読み直したい本です。


◾️要約

心が乱れると結果は出ない。結果を出すためには心は整った状態でないといけない。心を乱す要因を知り、対処法を持つことが重要である。
独りよがりにならず、周りの人の意見を取り入れながら考えを深めていく。
自分自身と、そして相手と誠実に向き合う。
前向きに、みんなに笑顔の連鎖が起こるように。

◾️感想

長谷部最高っす。
内容から彼の誠実さが滲み出る。
(会話をしたことはないけど)言葉は雰囲気を伝えるのかもしれない。
書いてあることは当たり前の(やった方がいいことやそりゃそうだよね、って)ことだがそれを裏打ちする経験がサッカーワールドカップ、ブンデスリーガとサッカー界でトップクラス。
だから、そりゃもう、凄いの一言。
それでいて謙虚であり、一般人にも染み渡る。
彼に似ていると言われたい。こういう人間に私はなりたい。そう思いました。


◾️要約(詳細)

◆第1章 心を整える
心は整えるもの。鎮まる(鎮まらせる)時間が必要。自分の中でルーティン化する(と鎮まりやすい)。自分にとってどんな方法がいいかと試しながら、これだと思うことをやり続ける。それが大切。

※どんな人でも心が鎮まっていれば成果は出せる。

◆第2章 吸収する。
先輩、後輩、憧れの人、様々な人からいろいろなものを吸収する。決して独りよがりにならぬよう。誰かは見てくれている。

※周りの人で百点の人っていないからそういう目で見ると学べない(この人のようになりたくない)ってなるんだけど、吸収すべき優れたところを持っているという視点で見ると変わってきますね。

◆第3章 絆を深める。
仲間と節度を保ち、いい関係を築く。集団の全員と信頼関係を保ちつつ特定のグループに属さない。それが理想の関係。

※どうしてもポジション近かったり、二人1組練習一緒にやったり、グループができてしまう。チームに派閥があるとまとめるのが大変。(中学のサッカー部でもそういうのあったなぁ)

◆第4章 信頼を得る。
努力・我慢は当たり前。ひけらかさず、黙々と行う。常に組織への貢献を考え、行動する。自己保身のためではなく、チームのため。それが信頼を得て試合に出ることにつながる。

※ここでのポイントは(後ろ向きな僕なんかは特に)自分が出てなくてチームが機能しているならそれ(今のメンバー、自分が出ない状態)がいいんだ、と思うのではなく、チームは常に課題に対峙する(求めるレベルを高くすればするほど課題は山積)のでその際に自分の特徴を活かして何かしら貢献できないかという視点で見ることですね。

◆第5章 脳に刻む。
読書や監督の行動などノートに記し、自分の考えと照らし合わせ肥やしにしていく。立場が違うから見えるものもある。(選手として監督交代の流れを感じることができるなど)

※ここに書いてあったこの大事なことを前に読んだ時は習慣化できてなかった。今はこれ(読書→書評として書き記す)できている。少しは成長したかな?いやまだまだだ、考えと照らして肥やしにできているかは怪しいから。

◆第6章 時間を支配する。
この時間帯に同じことをしたり、時差ボケ調整で意図的に何かする時間を少しずつ早めたり、時間を調整することでパフォーマンスへの影響を最小限にする。言い訳をしたくないから。遅刻で信頼を失いたくないから。

※昨日のほぼ日にも書いてあったな。時間泥棒は相手に迷惑。

◆第7章 想像する。
最悪を想定したり、ちょっと先の山場を想定したり、将来的な影響を考えて判断したり、と、”想像する”ことが大切。選手の時に監督の気持ちを想像するように今の経験を将来に活かすためにも想像は大切。周りの人を想像すると弱い心にブレーキをかけてくれるかも。

※想像ができる、というのが経験、成長なのかもしれない。息子に”なんでこうなると思わなかったの?”と叱ったりしている時、彼は想像できていないのだろう。

◆第8章 脱皮する。
古い考えに凝り固まらず、変化を受け入れる。異文化の考え方でも拒否反応ではなく受け入れる。指導者は完璧ではなく間違えることもある。その際にいいところに目を向けることで信頼関係を築くきっかけになる。指導される側の受け入れ方次第で変わってくる。

※彼は

小学校の指導者に厳しさと基礎、親への尊敬を、中学校の指導者に楽しさを
高校の指導者にそれらを融合させたものを

学んだと言っている。それが言えるかは自分次第。自分の捉え方。何を学びましたか、を振り返ることで言葉が浮かび上がり、何度も聞かれたり、伝えたりしていく中で輪郭が研ぎ澄まされるんだろう。

◆第9章 誠を意識する。
誠実に。土台をしっかりとし、相手の気持ちを慮って行動する。笑顔の連鎖を巻き起こす。みんなの笑顔を生み出したい。前向きにしたい。

※名前に誇りを持つ、いいことですよね。

◾️アクション

読書ノートをつける。つけて、、るので、さらにそれを自分の考えや相手の論理に立って考えるなど、もう1段上げてみる。

◾️読みやすさ


★ もうすらすら読めちゃいます。

◾️ハッシュタグ

#サッカー

#長谷部

#ミスチル好き

#日本代表キャプテン経験者

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