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ひとり法務_20240419

図書館に本を返しに行ったら、新着図書の棚に置いてあったこの本。

自分の会社の立ち位置もまさしく「ひとり法務」・・・いい意味でノリで仕事をしている若い衆が多く、外注先もひとり親方みたいな人も多い会社のため、契約書ってなんぞや?という世界の中で、会社が負いかねないリスクを毎日シコシコヘッジしている身としては読むべきかと思い手に取り読了しました。

「法務のいいださん」の名でnoteなどで情報発信してる著者が、その経験をもとに法務部門のない、もしくは誰かが片手間にやっている状態の会社に勤める法務担当者に向けた実践ノウハウ本です。

書いてある内容は法務に限らず、ビジネスパーソンに必要な要素が網羅されている感じで、そこに法務的エッセンスが少し加味されている感じでした。
読んでて「あるある」な話が多かったですが、新たな知見はあまりなかったです。

一方、企業法務にとどまらず、刑法や民法、行政法そして最高法規である憲法に至るまで、僕たちの周辺で起こる事件やトピック、果てはゴシップまでそこには様々な法規や倫理という名の慣習法までもが絡んでいることを意識しながら個々の事件を捉えていく=法的視点を持つことは、ひとり法務に限らずいち市民として大事なことだと思います。

なぜそのような判決や政治判断や世論が起きるのか、その背後にどんな法規が判断基準として横たわっているのかを意識することで、表面的な理解で終わらず自分自身で咀嚼し、自分自身で判断できることが大切なのかと…

読了して、同じように悩んでるんだなぁという共感はもちましたので、この機会に彼女のnoteをフォローしようかと思います。

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