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心技体→体心技

私は59歳主婦。若い頃は、スポーツを人並みにしていたが、子育て、仕事、美味しいレストランランチなどを経て、それなりに体重も増加し、若い頃のような元気、やる気、筋力もないなーの怠惰な考えのもと、そのまま過ごしていた。ある時、周りの年上の方々と話した時に思ったことをきっかけに、考え方がどんどん変わっていった事をお話ししたいと思う。歳をとると必ずと言っていいほど、どこか不調で病院に通っている話を普通にする。「普通に生きていると普通にどこか不調になる。」みんな不摂生しているわけでもないのに、みんな病院通いだ。クラス会で同年代の友人も、そんな話をし始める。代謝がおちて、普通に食べていても贅肉もつき始める。当たり前のことなんだけど、何故か歳のせいで終わらせる。ピンピンコロリを目指していると言っても、努力はしたくないので、金の力に任せて健康食品に手を出し始める。サプリや健康食品は気休めにはなるが効果はあまり実感出来ない。けど、楽する方法の情報は、世の中に溢れている。体力が落ちたな!とか、以前は似合っていた服が似合わなくなった!とか、このままでは自分も危ないと感じた私は、何かハマれて持続できるスポーツをやらなくては!と、色々考えた。まずは自分の好きな事って何?と自分に聞いてみた。私は格闘技を観るのが好きである。総合格闘技からボクシングまで、YouTubeで色々な試合を観る。通いやすいキックボクシングのジムを探し入会する事にした。女性も沢山いて、我が家からさほど遠くなく、時間も自由。強制的な事は一つもないが、自分の意思だけが効果をもたらす。最初は週一回だけ。一年後、少し体力がついてきたと感じたら、週に何度でも行けるジム。無理なく、自分の身体と話し合いながら続ける。そうして今、一年と3か月が経とうとしている。20代や30代40代の男女とやる、少しハードな週末の朝練などにも参加し、すっかりハマってしまった。キックもパンチも上手く打てるようになると、コーチに褒められるし、何より、思い切り身体を動かして汗をかく事は爽快である。日々のちょっとした悩みなど、すぐに忘れてしまう。若い時に感じられなかった身体の変化、心の変化を敏感に感じられる。格闘技の見方も変わってくる。もちろんプロの世界は別物だけど、私のやっている事の延長線上にある事だ。楽しさ100倍である。用事で行けない日があると、どこか落ち着かない状態になるほどだ。しかし、ここで大切な事は、体を壊さないようにやる事だ。それには、当たり前だか、睡眠、食事、身体のケア、心のモチベーション、などを真剣に考えなくてはならない。これから、私なりの考え方や工夫をアップしていきたいと思う。今回、題名にした体心技。心技体ではなく、体心技。何故かというと、まず、元気に生きることが目的の場合、生きるのに1番大事なのは、体である。体が順調なら、心も落ち着いている。スポーツの中でのテクニックや技はプロでない限り1番ではない。生きるのに、体がダメになったら、心も技もダメになる。何でもいい。筋トレだろうが、テニスだろうが、自分のハマれそうなスポーツを見つけ、とにかく継続する努力をする。ファッションから入ってもいいし、好きポイントを早く見つけハマること。これをするだけで、老後の不安や歳をとる事の恐れが無くなる。そして、継続する為の日々の生活は輝いてくる。是非、おすすめしたい。

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